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METALLICA(メタリカ)ディコグラフィー|このアルバムがスゴイ!?|スラッシュメタルBIG4(四天王)の必聴アルバムは?

metallica-rogo スラッシュ

世間からクズ扱いの最先端アンダーグラウンドバンドから、メンバーの死を乗り越えて世界一のセレブメタルに成り上がったカリスマメタルバンド!

スラッシュメタルのパイオニアのひとつとされるバンドですが、メインコンポーザーのクリフ・バートン在籍時の第1期と彼の逝去後の第2期とでは音楽性は大きく異なります。

今では世界有数のセレブバンドに成り上がりましたが、彼ら以降は全メタルシーンを代表するほどのバンドが現れていないこともあって、いまだヘヴィメタルシーンの顔であり続けています。

METALLICA|Discography

Kill ‘em All|キル・エム・オール

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オリジナルアルバム – 1作目 (1983年)

間違いなくバンド屈指の名盤にして、時代の扉を開く熱量の塊のような1枚。

アルバムの知名度やアンセム曲を含むバンドの代表作という意味では、やはり2nd,3rdに分がありますが、スラッシュメタルという枠で判断するならこの作品に匹敵するものは作り出せていません。

某メタル誌が当時ゴミ扱いしてボロクソに叩いたことでも有名で、それは某誌の不明の示すと同時に、保守メタラーには理解の外にある進化したヘヴィメタルが生まれたことの証でもあります。(某誌はのちにデスメタルやグランジといった新世代ハードロックやヘヴィメタルに対しても、同じ姿勢をとって恥をさらすことになります。)

総合評価:☆☆☆☆☆|スラッシュ度:☆☆☆☆☆|マニア度:☆☆☆☆★
殿堂入り 通好み

Ride the Lightning|ライド・ザ・ライトニング

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オリジナルアルバム – 2作目 (1984年)

前作には劣るものの、スラッシュ黎明期だった当時の感覚でいえば規格外に革新的で過激なサウンドだったのは間違いなく、オールドファンからの支持が高いのも理解できます。

特に、1曲目Fight Fire With Fireなどはバンド屈指のファストナンバーですが、アルバム全体で見ればすでにこの時点で楽曲の多様化が進んでいて、スラッシュの枠に収まらない広義の意味でのヘヴィメタルへと変貌しています。

アグレッシヴなスラッシュアルバムとしては完璧な前作がありますし、有名曲を含む代表作としては次作の方が存在感で上回りますが、アルバムオリエンテッドな完成度では3作目よりもこちらの方が上。今となってはやや影の薄い作品ながら通好みの1枚と言えます。

総合評価:☆☆☆☆☆|スラッシュ度:☆☆☆★★|マニア度:☆☆☆☆★
殿堂入り 代表作 通好み

Master of Puppets|メタル・マスター

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オリジナルアルバム – 3作目 (1986年)

一般的にはバンド初期の代表作とされ、スラッシュメタルの名盤企画などでもほぼ確実に取り上げられるアルバムですね。

基本的には前作の延長線上のアルバムですが、アナログで言えばA面に当たる前半の流れは完璧で、特に冒頭の2曲はバンド史のみならずメタル史に残る名曲です。

一方で、楽曲の出来不出来の差が広がったり、のちに顕著となる悪癖である「曲が無駄に長い」傾向がハッキリ現れたりという歪さも内包していますし、第2期に通じるグルーヴィーなエッセンスも散見されるなど、転換期にあることも予感させます。

総合評価:☆☆☆☆☆ スラッシュ度:☆☆☆★★ マニア度:☆★★★★
殿堂入り 代表作 入門盤

The .98 EP – Garage Days Re-Revisited EP|ガレージデイズ

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カバーミニアルバム (1987年)

NWOBHMバンドのDIAMOND HEAD(ダイヤモンド・ヘッド)HOLOCAUST( ホロコースト)、さらにBUDGIE(バッジー),KILLING JOKE(キリング・ジョーク),THE MISFITS(ミスフィッツ)といった、メタリカが影響を受けたバンドの曲をカバーしたミニアルバム。

原曲の良さを彼らなりに料理したマニアックなセンスの良さが光る好盤ですが、一時期は廃盤となってプレミア付きで取引されていました。

総合評価:☆☆☆☆★|スラッシュ度:☆☆☆★★|マニア度:☆☆☆☆☆
通好み

…And Justice for All|メタル・ジャスティス

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オリジナルアルバム – 4作目 (1988年)

前作リリース後クリフ・バートン(Ba.)を失い、苦し紛れにベースレス(嘘)&センスレス(本当)で作り上げた第二期METALLICAの初アルバム。

1曲目あたりはまだ及第点ですし、PV化もされたONEは間違いなくバンドを代表する名曲のひとつですが、トータルで見るなら方向性こそ前作に近いもののただ切れ味の鈍いリフをひたすら垂れ流しているだけ。その上無駄に長いだけな楽曲の数々からは残されたメンバーの力不足しか感じられません。

「すいません! 俺らだけじゃこれが限界っす!」という感がアリアリで、クリフのセンスと構成力なくして今までの音楽性を続けるのは不可能と言う事実を、周知させる結果に終わっています。

次作での路線変更は止む無しだったということですね。

日本盤はラストにDIAMOND HEAD(ダイヤモンド・ヘッド)のカバー曲The Prince(ザ・プリンス)がボーナスとして入りますが、この名曲の存在で大きく救われていてまさに英断と言えます。

この作品からメタリカに入ったリスナーも多く、初体験補正やリアルタイム補正で高評価するファンもいますが、これはメタリカとしては間違いなく駄作の部類です。

総合評価:☆☆★★★|スラッシュ度:☆☆★★★|マニア度:☆☆☆★★
代表作 賛否両論

Metallica|メタリカ(通称:ブラックアルバム)

オリジナルアルバム – 5作目 (1991年)

黒いジャケットからブラック・アルバムとも呼ばれている、時代が生んだ奇跡の名盤。これをもって文字どおり真の第二期METALLICA・新生METALLICAと呼べるバンドに生まれ変わります。

前作はそれまでの勢いもあって売れはしたものの、さすがに主力が抜けたグダグダなバンドだけで初期の音楽性を再現することに限界と危機感を感じたようで、本作は腕利きプロデューサーボブ・ロックの前面バックアップと監修のもと、入念なリサーチとミーティングを重ねて大幅にスタイルを変えてきました。

当時USシーンを席巻していたグランジ系ヘヴィ/ハードロックをヒントに、ヘヴィーなグルーヴを重視したロック寄りのサウンドとなりましたが、この方向性は特にジェイムズ・ヘットフィールド(Vo.)の資質に合っていたようで驚くほどのハマリっぶりです。

総合評価:☆☆☆☆☆|スラッシュ度:☆★★★★|マニア度:☆★★★★
殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 実験作

Load|ロード

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オリジナルアルバム – 6作目 (1996年)

前作に引き続きボブ・ロックの指揮のもと作られた今作は、基本的な音楽性は前作を踏襲していますが、いわゆるNWOAHR(ニューウェーブ・オブ・アメリカン・ハードロック)やストーナーロックなどポストグランジ的な新世代アメリカンロックの影響を受け、大陸的なレイドバックした作風になっています。

初期のスラッシュ路線や欧州メタル的構築美を期待するファンから大バッシングを受けることになりますが、このアメリカンハードロックベースのスタイルは第二期METALLICAとは相性が良いこともあり、やや無駄な曲が目立つもののクオリティは高水準です。

総合評価:☆☆☆☆★|スラッシュ度:★★★★★|マニア度:☆★★★★
賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

Reload|リロード

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オリジナルアルバム – 7作目 (1997年)

「当初は前作と2枚組になる予定だった。」などという触れ込みもありましたが、それは話半分で聞いたほうがいいでしょうが、確かに作風はLordと全く同じで変化ナシ。

前作には無かったファストチューンが2曲ほどあるおかげで、こちらを高く評価するファンも多いですが、実際は前作のアウトテイクレベルの曲にテコ入れで新録を加えた程度のシロモノで、明らかに一枚落ちる仕上がりです。

それでもセルフプロデュースに近いかたちの直近2作品に比べれば、はるかにクオリティが高いのが皮肉ですね。

総合評価:☆☆☆★★|スラッシュ度:★★★★★|マニア度:☆★★★★
賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

Garage Inc. |ガレージ・インク

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カバーアルバム (1998年)

 Garage Days(ガレージデイズ)の収録曲に新録曲や他の既発曲を加え、2枚組の全てがカバー曲で構成された企画盤。

新録曲はBlack Sabbath,Blue Öyster Cult,Thin Lizzy,Lynyrd Skynyrdといったハードロッククラシックのビッグネームが中心。

Motörheadにいたってはなぜか4曲もカバーしています。

METALLICAはカバーの選曲やアレンジセンスには今も定評があり、原曲も名曲ぞろいなので近年のオリジナルアルバムよりもはるかに楽しめる仕上がりですが、90年代以降はジェイムズ節が強くなっているので、新録曲はややクドさや単調さを感じることもあります。

何よりMETALLICAもオリジナルよりカバー曲の方が楽しめるバンドになってしまった現実を目の当たりにすると、熱心なファンでなくても一抹の寂しさを感じます。

総合評価:☆☆☆☆★|スラッシュ度:☆★★★★|マニア度:☆☆☆★★
通好み スルメ盤

S&M – エス・アンド・エム

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ライヴアルバム with オーケストラ (1999)

なぜかメタル業界では定期的に企画されるオーケストラとの共演作で、過去作をコラボしたライヴアルバム。

コラボにしろオーケストラカバーにしろこの手の作品は腐るほどありますが、そのほとんどがせいぜいカフェ向けのボサノバカバーやレゲエカバー程度の当たり障りの無い仕上がりです。
あえてこのスタイルで演る意味を感じられるアルバムとなると、どう頭をひねっても思いつきません。

この作品とて腐るほどあるその手の1枚にすぎず、例外的な成功作にはなりえずこれから中古屋の棚で腐っていくのが確実な出来。
結局のところバンド/オーケストラ/プロデューサー全てが、企画力,アイデア力,アレンジ力,コラボ力諸々において力不足ということに尽きますね。

原曲の良さでそれなりには聴けますが、「あのMETALLICAがオーケストラを従えて…」というシチュエーションだけで、充足感を覚えられるような人以外にはオススメできません。
これではアンチメタル層から、“メタル=クラシックコンプレックス”という定番の誹りを受けても何も言い返せませんね。

総合評価:☆☆☆★★|スラッシュ度:☆☆★★★|マニア度:☆☆★★★
入門盤 賛否両論

St. Anger|セイント・アンガー

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オリジナルアルバム – 8作目 (2003)

当時はニューメタル全盛の時期でしたが、グルーヴメタルやニューメタルのスタイルは自分たちには無理と判断したようで、他に流行していたハードコアやガレージロック的なエッセンスを取り入れています。

ベーシックな部分はこれまでの第二期スタイルを踏襲したままに、ラフで生っぽいサウンドでアグレッシヴな要素を強めた作品です。

ローファイ風なプロダクションで隙間の多いサウンドがメタルファンにウケが悪く賛否両論だったものの、この作品まではボブ・ロックの手腕もあって楽曲のクオリティは水準以上で安定しています。
特に冒頭2曲は名曲で後期の代表曲と言ってもいい完成度ですが、CD容量MAXまで曲を詰め込む当時の悪習の弊害もあって、アルバムとしては中盤以降やや似たような曲調が目立ってダレるのがマイナス。

総合評価:☆☆☆★★|スラッシュ度:☆☆☆★★|マニア度:☆☆☆☆★
賛否両論 通好み スルメ盤

Death Magnetic|デス・マグネティック

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オリジナルアルバム – 9作目 (2008)

スラッシュメタル再評価の機運が高まり、インスパイア系バンドや再結成組で活気付く中、彼らも原点回帰を目指す流れになります。

当然ファンの期待も高まりますが、実際のところクリフ・バートン亡き現METALLICAの限界は、..And Justice for All(メタルジャスティス)での凋落ぶりに示されています。
つまり、原点回帰しようにも3作目以前に戻る力は無いということ。本気で初期のスラッシュサウンドを取りもどしたければ、デイヴ・ムステインにでも頭を下げるしかありません。

案の定、…And Justice for Allのメソッドを現代のサウンドでブラッシュアップして、微妙なリフをひたすら垂れ流す単調なスタイルや、無駄に長尺でメリハリに欠ける楽曲まで忠実に再現した作品に…。
部分的には光るものもあり、ONEに匹敵する名曲まで再現できればいくらか印象も違ったかもしれませんが力及ばずでした。

むしろ爆死覚悟で初期3作路線にチャレンジした方が、良くも悪くも面白い結果になったハズですが、さすがの名伯楽リック・ルービンもそこまで非現実的なアドバイスはできなかった模様…。

総合評価:☆★★★★|スラッシュ度:☆☆★★★|マニア度:☆☆☆★★
賛否両論 お布施

Hardwired… to Self-Destruct|ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト

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オリジナルアルバム – 10作目 (2016)

ベテランバンドの中期以降の作品にありがちな、いわゆる総決算スタイルのお布施対象作品です。

熱心なサポーターや、CD棚のMETALLICAブースに空きを作りたくないマニアには“必携盤”でしょうが、“必聴盤”と呼ばれることだけは決してないでしょう。

総合評価:☆☆★★★|スラッシュ度:☆☆★★★|マニア度:☆☆☆★★
賛否両論 お布施

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コメント

  1. […] METALLICA / LOAD 問題作度:★★★★★ 一般評価:★★☆☆☆ 評  価:★★★★☆ Loadメタル¥1,600メタリカiTunes Store METALLICA /  RELOAD 問題作度:★★★★☆ 一般評価:★★★☆☆ 評  価:★★★☆☆ Reloadメタル¥1,600メタリカiTunes Store 関連記事:METALLICA(メタリカ)ディコグラフィー|このアルバムがスゴイ!?|… […]