Contents
- 1フィクショナルなテーマを追求するジャーマン・パワーメタル・バンドは、アグレッシヴなスピードメタルからドラマティックなエピック・パワーメタルに変貌を遂げて新世代ジャーマンシーンの騎手に!!
- 1...1ジャーマン・パワーメタル第二世代の代表格!?
- 1...2BLIND GUARDIANはエピックメタル!?
- 1...3アグレッシヴなサウンドで登場!?
- 1...4BLIND GUARDIANは日本で大人気!?
- 1...5シーンの荒波を越えて活動を続ける!?
- 1.1BLIND GUARDIAN|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Battalions of Fear|バタリアンズ・オブ・フィア
- 1.1.2Follow the Blind|フォロー・ザ・ブラインド
- 1.1.3Tales from the Twilight World|テイルズ・フロム・ザ・トワイライト・ワールド
- 1.1.4Somewhere Far Beyond|サムホェア・ファー・ビヨンド
- 1.1.5Imaginations from the Other Side|イマジネーションズ・フロム・ジ・アザー・サイド
- 1.1.6Nightfall in Middle-Earth|ナイトフォール・イン・ミドル・アース
- 1.1.7A Night at the Opera|ナイト・アット・ジ・オペラ
- 1.1.8A Twist in the Myth|ア・トゥイスト・イン・ザ・ミス
- 1.1.9At the Edge of Time|アット・ジ・エッジ・オブ・タイム
- 1.1.10Beyond the Red Mirror|ビヨンド・ザ・レッド・ミラー
- 1.1.11Twilight Orchestra: Legacy of the Dark Lands|トワイライト・オーケストラ:レガシィ・オブ・ザ・ダーク・ランズ
- 1.1.12The God Machine|ザ・ゴッド・マシーン
フィクショナルなテーマを追求するジャーマン・パワーメタル・バンドは、アグレッシヴなスピードメタルからドラマティックなエピック・パワーメタルに変貌を遂げて新世代ジャーマンシーンの騎手に!!
BLIND GUARDIAN(ブラインド・ガーディアン)は、ドイツ出身のヘヴィメタル/パワーメタル・グループ。
ジャーマン・パワーメタル第二世代の代表格!?
ドイツでは80年代から90年代の初頭にかけて、〈HELLOWEEN〉のブレイクを契機として、その影響下にあるジャーマン・パワーメタル=メロディック・パワーメタル、そしてスラッシュメタルを主軸とした、“ジャーマンメタル・ムーヴメント”が勃発。
続々と同様のグループが登場して、一時代を築きます。
BLIND GUARDIANもまた、そのムーヴメントの中で登場したグループのひとつですが、それらのジャーマン・パワーメタル第二世代の中では最も成功したといえる存在であり、現在に至るまで大きなブランクもなくコンスタントな活動を続けています。
BLIND GUARDIANはエピックメタル!?
BLIND GUARDIANの大きな特徴には、エピックメタル的なフィクショナルなイメージと歌詞テーマがあります。
その題材の中で大きな比重を占めるのは、『指輪物語』のトールキンやマイケル・ムアコックといったファンタジー小説ですが、それ以外にもテーマは歴史/伝記/神話/ホラー/SFなどにもも及んでおり、また、映画/ドラマなどの映像作品もその対象となっています。
アルバム通してひとつのテーマのコンセプト・アルバムは少ないものの、ほぼすべての作品においてこれらの題材が中心を占めています。
そのため、BLIND GUARDIANは『エピックメタル』としてのアングルからも語られており、そのジャンルの一環として扱われることもあります。
アグレッシヴなサウンドで登場!?
BLIND GUARDIANは、その初期においてはスラッシーなテイストも持ったスピードメタル・チューンが主体の、アグレシッヴなパワーメタル・サウンドを展開していました。
しかし、アルバムを重ねるごとにキャッチーなメロディがより強調されてゆくと同時に、ドラマ性/ストーリー性を強調するためのエピックエタル的な大仰な演出要素も、その比重を高めてゆきます。
BLIND GUARDIANは日本で大人気!?
BLIND GUARDIANは、日本を主要マーケットとしていたジャーマン・パワーメタル勢の中でも、特に日本人気の高いグループのひとつとして知られて、「ブラガ」の愛称で親しまれています。
これは、BLIND GUARDIANのエピックなテーマ性が、『ドラゴンクエスト』などのロール・プレイング・ゲームのヒットを契機とした、日本の国産ファンタジーブームなどの背景とマッチしたことにが影響したとも考えられます。
このことから、日本のオタク/ギーク層にもヘヴィメタル大きく普及することに貢献した、“呼び水”的なバンドのひとつも見なされています。
シーンの荒波を越えて活動を続ける!?
BLIND GUARDIANは、現在もドイツ本国と日本で高い人気を有しているとともに、ヨーロッパ全域でもで高い比較的好調なセールスをあげています。
また、彼らのリリース作品数はドイツのバンドとしてはそれほど多い方ではありませんが、スパンを空け過ぎることなくコンスタントにスタジオ・フルアルバムの新作を送り出しています。