Contents
- 1メロディックデス, デスンロールと、類い稀な個性と先見性で常にニューモードを生み出し続け、90年代のエクストリームメタルをリードした革新的なブリティッシュ・グラインドコア/デスメタルバンド!
- 1...1NAPALM DEATHのファミリーバンド!?
- 1...2元祖ゴアグラインド!?
- 1...3グラインドコアからデスメタルへ!?
- 1...4マイケル・アモット参加でメロディ強化!?
- 1...5メロディックなデスメタルのパイオニア!?
- 1...6ハードロッキンなデスメタルを開発!?
- 1...7解散と再結成!!
- 1.1CARCASS|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Reek of Putrefaction|腐乱屍臭 / リーク・オブ・ピュートゥリファクション
- 1.1.2Symphonies of Sickness|真・疫魔交響曲 / シンフォニー・オブ・シックネス
- 1.1.3Necroticism - Descanting the Insalubrious|屍体愛好癖 / ネクロティズム - ディスキャンティング・ザ・インサルーブリアス
- 1.1.4Heartwork|ハートワーク
- 1.1.5The Heartwork E.P.|ハートワークEP
- 1.1.6Swansong|スワン・ソング
- 1.1.7Surgical Steel|サージカル・スティール
- 1.1.8Despicable|デスピカブル:鬼メスの刃(キメスノヤイバ)
- 1.1.9Torn Arteries|トーン・アーテリーズ
- 1.1.9.1◎ CARCASSはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
- 1.1BLACKSTAR|ブラックスター|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Barbed Wire Soul|バーブド・ワイアー・ソウル
- 1.2Bill Steer's FIREBIRD|ファイアバード|DISCOGRAPHY
- 1.2.1Firebird|ファイアバード
- 1.2.2Deluxe|デラックス
- 1.2.3No. 3|ナンバー・スリー
- 1.2.4Hot Wings|ホット・ウィングス
- 1.2.5Grand Union|グランド・ユニオン
- 1.2.6Double Diamond|ダブル・ダイアモンド
BLACKSTAR|ブラックスター|DISCOGRAPHY
“Swansong(5th)”リリースにはすでに解散が確定していたCARCASSのメンバーが、活動終了後に始動したグループ。
この時点ではビル・スティアーとは袂を分かっており、メンバーはCARCASSの中核ジェフ・ウォーカー(Ba.)とケン・オーウェン(Dr.)に、マイケル・アモットの後任として“Swansong”に参加していたカルロ・レガダス(Gt.)、そしてCATHEDRALのマーク・グリフィス(Gt.)を加えた編成でした。
バンド名は、その“Swansong”に収録されていた代表曲の“Blackstar”に由来しており、音楽性も“Swansong”の発展系といえるものですが、マーク・グリフィスを迎えたことからもわかるように、当時のドゥームメタルやストーナーロックを意識したもので、よりレイドバックしたヘヴィロックサウンドが特徴です。
個性的なサウンドを展開していたものの良いリアクションには結びつかず、アルバム1枚を残して活動を終えましたが、そのアルバムは“Swansong”と同様にデスンロールのクラッシックとして、カルト的な人気を持っています。
Barbed Wire Soul|バーブド・ワイアー・ソウル
オリジナルアルバム – 1作目 (1997年)
Bill Steer’s FIREBIRD|ファイアバード|DISCOGRAPHY
FIREBIRDは、ビル・スティアーがCARCASS解散後に結成したパワートリオ(3ピース)のブルースロック/ヘヴィロックバンド。
デビュー当初は、スティアーに加えてCATHEDRALのレオ・スミーとSPIRITUAL BEGGARSラドウィッグ・ウィットという、ドリームバンドとも言える布陣でした。
音楽性はCARCASSとは全く異なり、ブルース/ブルースロックの影響が色濃い、ヴィンテージ風味を意識したアーシーなレイドバックしたヘヴィロックです。
そのメンバー編成や、リー・ドリアンのレーベル『ライズアバヴ』からのリリースされたことでもわかるようにように、ドゥーム/ストーナーのブームが背景にあり、その派生系としても扱われていましたが、ドゥーム的な過剰なヘヴィネスや陰鬱さ、ストーナーの酩酊感などは希薄で、オーソドックスな70年代リバイバル系のロックサウンドに近いものでした。
2001年のアルバムデビュー以来、メンバーを入れ替えつつ活動を続けて6枚のタイトルを残していますが、2011年には解散宣言をして活動を終えています。
Firebird|ファイアバード
オリジナルアルバム – 1作目 (2000年)
Deluxe|デラックス
オリジナルアルバム – 2作目 (2001年)
No. 3|ナンバー・スリー
オリジナルアルバム – 3作目 (2003年)
Hot Wings|ホット・ウィングス
オリジナルアルバム – 4作目 (2006年)
Grand Union|グランド・ユニオン
オリジナルアルバム – 5作目 (2009年)
Double Diamond|ダブル・ダイアモンド
オリジナルアルバム – 6作目 (2011年)