Contents
- 1幅広い音楽的バックグラウンドを生かした個性的なヘヴィサウンドで、アメリカン・ストーナー・シーンのBIG4に匹敵する存在としてムーヴメントを支え続ける老舗の実力派グループ!!
- 1...1ひと味違う個性の古参ストーナー・バンド!!
- 1...2ヘヴィなオルタナティヴ・ロックとして登場!?
- 1...3サザン・ストーナー・サウンドでブレイク!!
- 1...4アルバムごとにマイナーチェンジを重ねて活動中!!
- 1.1CLUTCH|DISCOGRAPHY|スタジオアルバム
- 1.1.1Impetus|インピタス
- 1.1.2Transnational Speedway League|トランスナショナル・スピードウェイ・リーグ
- 1.1.3Clutch|クラッチ
- 1.1.4The Elephant Riders|ザ・エレファント・ライダース
- 1.1.5Jam Room|ジャム・ルーム
- 1.1.6Pure Rock Fury|ピュア・ロック・フューリィ
- 1.1.7Blast Tyrant|ブラスト・タイラント
- 1.1.8Robot Hive/Exodus|ロボット・ハイヴ/エグゾダス
- 1.1.9From Beale Street to Oblivion|フロム・ビール・ストリート・オブリヴィオン
- 1.1.10Strange Cousins from the West|ストレンジ・カズンズ・フロム・ザ・ウェスト
- 1.1.11Earth Rocker|アース・ロッカー
- 1.1.12Psychic Warfare|サイキック・ウォーフェア
- 1.1.13Book of Bad Decisions|ブック・オブ・バッド・ディシジョンズ
- 1.2CLUTCH|DISCOGRAPHY|ライヴ/コンピレーション
- 1.2.1Live at the Googolplex|ライヴ・アット・ザ・グーグルプレックス
- 1.2.2Live in Flint, Michigan|ライヴ・イン・フリント, ミシガン
- 1.2.3Heard It All Before: Live at the HiFi Bar|ハード・イット・オール・ビフォア:ライヴ・アット・ハイファイ・バー
- 1.2.4Live at the Corner Hotel|ライヴ・アット・ザ・コーナー・ホテル
- 1.2.5Full Fathom Five: Audio Field Recordings (2007–2008)|フル・ファゾム・ファイヴ:オーディオ・フィールド・レコーディングス(2007-2008)
- 1.2.6Strange Cousins at the Prince|ストレンジ・コウシンズ・アット・ザ・プリインス
- 1.2.7Slow Hole to China: Rare and Unreleased|スロウ・ホール・トゥ・チャイナ:レア・アンド・アンリリースド
- 1.2.8Pitchfork & Lost Needles|ピッチフォーク&ロスト・ニードルス
- 1.3THE BAKERTON GROUP|ベイカートン・グループ|DISCOGRAPHY
- 1.3.1Space Guitars EP|スペース・ギターズ EP
- 1.3.2The Bakerton Group|ザ・ベイカートン・グループ
- 1.3.3El Rojo|エル・ロホ
幅広い音楽的バックグラウンドを生かした個性的なヘヴィサウンドで、アメリカン・ストーナー・シーンのBIG4に匹敵する存在としてムーヴメントを支え続ける老舗の実力派グループ!!
CLUTCH(クラッチ)は、アメリカはルイジアナ州を拠点としたストーナー/ヘヴィロック・グループ。
一般に、ストーナーロックのパイオニア的な立ち位置にある、グループのひとつとして語られています。
ひと味違う個性の古参ストーナー・バンド!!
ストーナーロックのパイオニアであるKYUSS(カイアス),SLEEP(スリープ),MONSTER MAGNET(モンスター・マグネット),COC:CORROSION OF CONFORMITY(コロージジョン・オブ・コンフォーミティ)の、ストーナーBIG4の活躍によって、ストーナー・ムーヴメントが勃発。
それに続く第2世代以降のグループも続出し、シーンをにぎわするようになります。
その多くは、クオリティの差こそあれど、BIG4の影響下にあるフォロアーに過ぎない有象無象でしたが、中にはそれらと一線を画した新たなオリジナリティを持ったグループが登場することもあり、CLUTCHはその稀有な存在といえる個性派勢力のひとつでした。
ヘヴィなオルタナティヴ・ロックとして登場!?
CLUTCHは、キャリア的にはBIG4に近いものですが、当初は、ストーナーというよりもニューヨーク系のポスト・ハードコアや、オルタナティヴ・ヘヴィネス系に近い、幅広いバックボーンを感じさせる作風を、南部テイストにチューニングしたようなスタイルでした。
70年代のハードロック/ヘヴィロックやガレージロックのみならず、ブルーズ, ファンク, ジャズなど様々なバックボーンが反映され、それが独自のバランスで巧みにブレンドされたサウンドは、ストーナーロック・シーンでもひときわ異彩を放つものでした。
サザン・ストーナー・サウンドでブレイク!!
その後、サザングルーヴ一派にも通じるレイドバックしたヘヴィロック・サウンドを強めたことで、ストーナーロックともカテゴライズできるスタイルを確立。
ストーナー・ムーヴメントの波に乗って知名度を高めたことで、シーンの代表するトップ・グループのひとつに数えられるまでになります。
アルバムごとにマイナーチェンジを重ねて活動中!!
その後は、ブルーズロック,サザンロック,サイケデリックロック,ファンクロックなどの、70年代のルーツロックを独自に脱構築させる作風で、アルバムごとに微妙にテイストを変えつつリリースを重ねてきました。
近年では、よりルーツに根ざしてそれをダイレクトに反映させた、ヴィンテージ風味のヘヴィロックとなり、ストーナーロックの特徴的な要素はやや薄れています。