★ DANZIG(ダンジグ) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|MISFITSのカリスマ・ヴォーカリストが率いるドゥーミィ&ゴシカルなUSカルト・ヘヴィロック・バンド!……必聴のオススメアルバムは?

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USハードコア・シーンのカルト・ヒーローとカリスマ・プロデューサーの手で生み出された、ヘヴィ&ダウナーかつロッキンに迫る究極的ゴシック・ドゥーム・アメリカーナのオリジン!

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DANZIG(ダンジグ)は、アメリカ合衆国ニュージャージー出身のミュージシャン、グレン・ダンジグのソロ・プロジェクトとしてのヘヴィロック・グループ。

ハードコアのカリスマ『グレン・ダンジグ』とは!?

自身の名を冠した、DANZIG名義のグループとして活動するグレン・ダンジグは、アメリカの伝説的ハードコア・シーンの古参グループとして、レジェント的な位置付けにある、MSFITS(ミスフィッツ)のカリスマ的なフロントマンで、同バンドのコンセプターでもある人物です。

アメリカのオールディズ音楽も好んでおり、近年ではエルヴィス・プレスリーのカバー・カバーアルバムをリリースしたことでも話題になりました。

音楽以外では、自身でコミックレーベルルの運営も行うほどのコミックファンとして知られるほか、その短躯マッチョな体格とルックスから、X-MENの映画化の際にウルヴァリン役でオファーを受けた経歴もあります。
また、永井豪をはじめとした日本の漫画にも造詣が深く、海外でのハードコア/メタル界隈を中心とした日本マンガブームにも影響を及ぼしています

グレン・ダンジグが在籍したMSFITSとは!?

DANZIGがかつて在籍していた(現在復帰)MSFITSは、カルト的な人気を持つアメリカのホラーパンク・ジャンルのパイオニアで、いわゆる“スカルメイク+デビロックヘア”という、ホラーパンクの定番ファッションも生み出したことでも知られています。

のちに、その音楽性/ビジュアルはひとつのモードとなり、日本も含めた各国でフォロアーが続出したほか、近縁ジャンルでもあるサイコビリーのシーンへも影響を及ぼしています。

ハードコア, パンク, ロックンロールのシーンみならず、ヘヴィメタル界隈にも支持者が多く、中でも、METALLICA(メタリカ)は度々カヴァー曲として取り上げており、それによってメタルクラスタにも広く知られるようになりました。

MSFITSからSAMHAINを経てDANZIGへ!?

MSFITS解散後のグレン・ダンジグは、新たな活動の場としてSAMHAIN(サムヘイン)を結成します。

そこでは、MSFITS時代のキッチュでファニーな要素が濃い作風から、自身のゴシカルな美意識を押し出したシリアスでダークなスタイルへと移行し、 その活動の中で、次第にDANZIGでのスタイルを形成してゆきます。

その後、DANZIG名義での活動へ移ることになりますが、SAMHAINの主要メンバーはそのままDANZIGの初期メンバーもつとめており、SAMHAINは名実ともにDANZIGの前身となったバンドでもあります。

DANZIGの音楽性は!?:初期〜中期・黄金時代編

DANZIGの音楽性は、MSFITS〜SAMHAINまでのパンク色の強いものとは全く異なり、一般的にもハードロック/ヘヴィメタルのジャンルとして扱われています。

DANZIGサウンドのベースとなるのは、ブルーズやロックンロールからカントリーにまでわたるアメリカン・ルーツミュージックと、70年代のハードロック/ヘヴィロックで、そこにハードコア/パンク、ヘヴィメタルなど様々なエッセンスを取り込んだスタイルが基本です。
これは、当時のルーツロック・リバイバルの機運も反映されたものでした。

また、そのサウンドはのちのドゥームメタル/ゴシックメタルにも通じるものがありますが、それらのシーンとは全く異なる流れにあり、独自に醸成されたものです。

ドゥーム的なダークでヘヴィでディープなサウンドは、ドゥームメタルの主流をなすBALACK SABBATHフォロアートア一線を画したものですし、ゴシック的な耽美趣味とナルシシズムも、ゴシックメタルの欧州的なサウンドとは異なり、80年代のゴシックロックのルーツでもあるT、HE DOORS(ドアーズ)やTHE VELVET UNDERGROUND(ベルベット・アンダーグラウンド)などのアメリカン・アートロックの流れをくむものでした。

DANZIGの音楽性は!?:中期〜末期・迷走時代編

のちにグレン・ダンジグは、インダストリアル的なアプローチを志向するようになり、所属レーベルからの離脱やオリジナルメンバーの脱退を機に、本格的にヘヴィなインダストリアル・メタルへと移行します。

その後は、インダストリアル・テイストにはさほどこだわらず、ヘヴィネスを強調した同時代なメタル/ロックサウンドを展開するようになります。

近年では、再び初期のスタイルに回帰して、レイドバックしたオーガニックなヘヴィロックへのリバイバルを見せたほか、エルヴィス・プレスリーのカバーアルバムをリリースして話題にもなりました。

DANZIGはリック・ルービンの秘蔵っ子!?

DANZIGが初期に展開したルーツロック系のヘヴィロック路線は、当時所属していたデフ・アメリカン(現アメリカン・レコーディングス)のオーナーでカリスマ・プロデューサーである、リック・ルービンの意向も影響を及ぼしています。

当時ロック一般からHIPHOP、SLAYER(スレイヤー)まで様々な個性派アーティストを手がけていたルービンは、“オルタナティヴの米国ルーツロック・リバイバル”とでもいうべきコンセプトで、新世代アメリカンロックを次々と送り出していました。

メインストリームに躍り出たBLACK CROWS(ブラック・クロウズ)が、その出世頭でしたが、その他にも80年代USドゥームの立役者TROUBLE(トラブル)や、今ではストーナー・シーンのカリスマとなったクリス・ゴス率いるMASTER OF REALITY(マスター・オブ・リアリティ)などが、DANZIGはその中でも最もヘヴィでダークな空気を発散させた異色の存在ながら、看板バンドのひとつとして推されていました。

DANZIGの後続バンドへの影響は!?

DANZIGのヘヴィでダウナーなドゥーム/ゴシック.アプローチは、ゴシックメタルやドゥームメタルに先んじた先鋭的なものでした。

そのサウンドは、ソーンの主流になることはありませんでしたが、一部の後続グループに多大な影響を及ぼしています。
その代表格には、のちにUSゴシックの代名詞となるTYPE O NEGATIVE(タイプ・オー・ネガティヴ)があり、そのサウンドは完全にDANZIGのメソッドとスタイルの流れをくむものでした。

また、ヨーロッパののデスンロール/ゴスンロールのシーンにも、DANZIGの影響下にあるグループが多数見られます。

PRONGとTYPE O NEGATIVEとジョイント!?

ルービンとの不和から準メジャーのデフ・アメリカンから離れて、SAMHAIN時代からの盟友達とも袂を分かったグレン・ダンジグは、インディペンデント・シーンでの趣味性の強い活動を選び、作品も自身のレーベルからリリースが中心となっています。

バンドも完全なソロ体制となって、メンバーが安定しな買った時期も長く、一時は短期間ながらTYPE O NEGATIVEのジョニー・ケリー(Johnny Kelly)とケニー・ヒッキー(Kenny Hickey)を迎えて、2世代USドゥーム・ゴスのドリームバンド状態で活動したこともありました。

なお、ジョニー・ケリーは、TYPE O NEGATIVEのフロントマンだったペーター・スティール亡き後は、DANZIGのパーマネントメンバーとして参加しており、現在は、そこにPRONGのトミー・ヴィクターと、かつてのイーリー・フォンやMSFITSのドイルの同級生スティーブ・ジンを加えた編成が、現行DANZIGの基本形となっています。

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