Contents
- 1USハードコア・シーンのカルト・ヒーローとカリスマ・プロデューサーの手で生み出された、ヘヴィ&ダウナーかつロッキンに迫る究極的ゴシック・ドゥーム・アメリカーナのオリジン!
- 1...1ハードコアのカリスマ『グレン・ダンジグ』とは!?
- 1...2グレン・ダンジグが在籍したMSFITSとは!?
- 1...3MSFITSからSAMHAINを経てDANZIGへ!?
- 1...4DANZIGの音楽性は!?:初期〜中期・黄金時代編
- 1...5DANZIGの音楽性は!?:中期〜末期・迷走時代編
- 1...6DANZIGはリック・ルービンの秘蔵っ子!?
- 1...7DANZIGの後続バンドへの影響は!?
- 1...8PRONGとTYPE O NEGATIVEとジョイント!?
- 1.1DANZIG|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Danzig|ダンジグ
- 1.1.2Danzig II:lucifuge|ダンジグII:ルシフュージ
- 1.1.3Danzig III:How the Gods Kill|ダンジグIII:第三の大罪~ハウ・ザ・ゴッズ・キル
- 1.1.4Thrall-Demonsweatlive|スレール - デーモン・スウィートライヴ:背信~ダンジグ・ライヴ
- 1.1.5Danzig:4|ダンジグ:4
- 1.1.6Danzig 5:Blackacidevil|ダンジグ 5:ブラック・アシッド・デヴィル
- 1.1.7Danzig 6:66:Satans Child|ダンジグ 6:66:サタンズ・チャイルド
- 1.1.8Live on the Black Hand Side|ライヴ・オン・ザ・ブラック・ハンド・サイド
- 1.1.9Danzig 777:I Luciferi|ダンジグ 777:アイ・ルシフィリ
- 1.1.10Circle of Snakes|サークル・オブ・スネイク
- 1.1.11The Lost Tracks of Danzig|ザ・ロスト・トラック・オブ・ダンジグ
- 1.1.12Deth Red Sabaoth|デス・レッド・サバス
- 1.1.13Skeletons|スケルトンズ
- 1.1.14Black Laden Crown|ブラック・レーベル・クラウン
- 1.1.15Danzig Sings Elvis|ダンジグ・シングス・エルヴィス
- 1.1SAMHAIN|サムヘイン|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Initium|イニシウム
- 1.1.2Unholy Passion|アンホリィ・パッション
- 1.1.3Samhain III: November-Coming-Fire|サムヘイン3:ノヴェンバー・カミング・ファイア
- 1.1.4Final Descent|ファイナル・ディセント
- 1.1.5Samhain Live '85–'86|サムヘイン・ライヴ '85–'86
- 1.2GLENN DANZIG|グレン・ダンジグ ソロプロジェクト
- 1.2.1Glenn Danzig/Black Aria|グレン・ダンジグ/ブラック・アリア
- 1.2.2Glenn Danzig/Black Aria II|グレン・ダンジグ/ブラック・アリア II
- 1.1DANZIGはこれを聴け!?ライターおすすめアルバム!
- 1.1.2.1『デフ・アメリカン』在籍時のオススメアルバムは!?
- 1.1.2.2初期のファンにもオススメの後期の名盤!!
- 1.1.2.3『デフ・アメリカン』離脱後のオススメアルバムは!?
DANZIGはこれを聴け!?ライターおすすめアルバム!
DANZIGの作品は、バンド創設にも関わったリック・ルービンやSAMHAIN時代からの盟友たちに囲まれていた『デフ・アメリカン』在籍時と、趣味性の強いワンマンバンドとなったそれ以降とでは、音楽性の変化はもとよりクオリティにおいても雲泥の差があります。
『デフ・アメリカン』在籍時のオススメアルバムは!?
はじめてDANZIGを聴くのなら、まずは傑作ぞろいな初期4作から選ぶのがベストです。
それらの中でも作風の差でオススメを選ぶなら…
オーソドックスなヘヴィメタル/ハードロックに近い、わかりやすい万人向けの作風であれば『Danzig(1st)』。
ルーツミュージック・テイスト色が濃厚な、ヘヴィロックンロールが好みなら『Danzig II:lucifuge(2nd)』。
ルーツテイストはそのままにヘヴィでダウナーな暗黒サウンドを極めた、重厚なドゥーム・アメリカーナ・サウンドなら『Danzig III:How the Gods Kill(3rd)』。
ゴシック・テイスト濃厚なアトモスフェリックな作風なら、緻密につくり込まれた多彩な楽曲が自慢の『Danzig:4((4th)』。
…といったところ。
初期のファンにもオススメの後期の名盤!!
初期に近いルーツ・アメリカンなヘヴィロックなら、後期の最高傑作ともいえる『Deth Red Sabaoth(9th)』も要チェック。
後期では唯一、初期のファンにも自信を持ってオススメできるアルバムです。
『デフ・アメリカン』離脱後のオススメアルバムは!?
『デフ・アメリカン』脱退後の作品は、音楽性やクオリティのばらつきが激しくファンの中でも大きく評価が分かれますが、水準以上はキープしているので好みに合えば一聴の価値ありです。
インダストリアル期のオススメならば、その時期でも事実上唯一のインダストリアル・メタルと呼べる『Danzig 5:Blackacidevil(5th)』一択でしょう。
ダウナーなドゥーム/スラッジ寄りのアプローチなら、『Danzig 6:66:Satans Child(6th)』、グルーヴメタル/ニューメタルに近いのモダンメタルが好みなら『Circle of Snakes(8th)』あたりは要チェック。