★ DIO(ディオ)ディコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|メイロックサインを世に出したヘヴィメタルアイコン“ディオ様”率いる進化するレジェンドバンド!!…必聴アルバムは?

DIO_Logo ◆ D, E, F, G

RAINBOWとBLACK SABBATHをハシゴしたヘヴィメタル界の“北島三郎”と呼ばれる“エンジン系”ヴォーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオ率いるのライフワークとして進化を続けたレジェンドバンド!!

DIO(ディオ)はアメリカ合衆国出身のヴォーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオ率いるヘヴィメタルバンド。

RAINBOWとBLACK SABBATHで、一時期フロントマンを務めて一時代を築いたディオが、BLACK SABBATH脱退後にその知名度を生かして結成したグループ。

構成メンバーについては、そのキャリアの多くの時期が英米混成の編成で、ディオ本人も英国バンドのメンバーとして名をなしましたが、バンドリーダーのディオが米国籍で米国を拠点にしていたことから、DIO名義の場合はアメリカン・ヘヴィメタルバンドと認識されています。

ロニー・ジェイムス・ディオ本人は“ヘヴィメタルアイコン”と呼べるポジションにあるひとりですが、THE BEATLESのメンバーらと同世代だけにそのキャリアは更に古くまでさかのぼります。
ヘヴィメタルやハードロックはおろか“ロック”という定義さえ確立していない50年代末より、現在では“オールディーズ”と呼ばれるようなジャンル界隈で活動しており、ハードロックジャンルでの最初のキャリアは、1972年にアルバムデビューしたブルーズロックバンド“ELF(エルフ)”でした。

その後、DEEP PURPLEの“元祖様式美ギターヒーロー”リッチー・ブラックモアに見出され、ともにRAINBOWを結成。脱退後はオジー・オズボーンに替わってBLACK SABBATHに加入。ヘヴィメタルの胎動期にJUDAS PREASTらと並びヘヴィメタル様式美となる、ひとつのスタンダードを確立します。この英国の2大トップバンド系列での経験を経て、自身のバンドとしてDIO立ち上げるという運びになります。

DEOの音楽性は、このRAINBOWBLACK SABBATHでのキャリアをもとにしたものですが、それ以前のブルーズロックやロックンロールバンドとしての下地も見ることができます。またファンタジーがテーマ担っているイメージが定着していますが、それ一辺倒というわけでもなく、またファンタジストーリーに現実のメタファー込めているケースもあります。

1991年〜1993年の短いブランクを除いては、浮き沈みはあれどアルバムリリースも含めた活動を続けていましたが、2006年からは第2期BLACK SABBATHのリユニオンがオズボーン家の横槍が原因で変名したバンド、HEAVEN & HELLとしての活動へと移行。新たな黄金時代を迎えていましたが、2010年にディオが逝去したことで、DEO/HEAVEN & HELLともに活動を終えました。

ディオは伝統的な魔除けのハンドサイン、“角の印=メイロックサイン(コルナ, メタルホーンなどとも)”を、ヘヴィメタルの代名詞的なポーズとして取り入れ、世界中に広げたことでも知られています。
また近年では、マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』の悪役キャラクター“ディオ・ブランドー”の元ネタとして、メタルクラスタ以外にもその名が広まっています。

DIO|DISCOGRAPHY

Holy Diver|ホーリィ・ダイヴァー:情念の炎

DIO_Holy_Diver

オリジナルアルバム – 1作目 (1983年)

ディオ在籍時の第2期BLACK SABBATHをベースにRAINBOWの叙情性やブラックモアのナルな美意識をふりかけ、アメリカンハードロック/ヘヴィメタル仕立てにしたサウンド。
ここでの重要なポイントは、アルバムの半数を占めるミッドチューンがしっかり魅力的でカッコイイこと。スピーディーな曲が売りのバンドにとって、ミッド〜スローの曲はファストチューンのつなぎや単なる数合わせ、ライヴでの息抜き程度の扱いになりがちですが、ここではそれを看板にできるレベルにまで仕上がっています。
これは、ディオ本人がスピードメタルの登場で平均速度が上がる以前の世代で、元祖ドゥームのBLACK SABBATHやそれ以前にのブルーズロックなど、早さを売りにしないスタイルの経験が長いことや、米国特有のローテンポ主体なグルーヴ/ヘヴィネス重視の下地もプラスに働いているのでしょう。

様式美度:★★★☆☆|ヘヴィネス:★★★★☆|スピード:★★☆☆☆
叙 情 度:★★★☆☆|ポップネス:★★★☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤

The Last in Line|ラスト・イン・ライン

DIO_The_Last_in_Line

オリジナルアルバム – 2作目 (1984年)

キャリア的にはピークにあたる時期で、ファストチューンを含めアップテンポな楽曲が増えたことから、DIOのカタログ中でもとりわけ人気の高いアルバム。前作とは甲乙つけがたい出来栄えで、ビギナー向けのわかりやすさとツカミのよさでは本作に分がありますが、総合的なクオリティとスキのない仕上がりという意味では前作に軍配が上がります。
このあたりから、USメタル的なポップネスも顔をのぞかせるようになるものの、まだそれほど比重は置かれてはおらず大きな影響はないので、気になるほどではありません。

様式美度:★★★★☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|スピード:★★★★☆
叙 情 度:★★★☆☆|ポップネス:★★★☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤

Sacred Heart|セイクレッド・ハート

DIO_Sacred_Heart

オリジナルアルバム – 3作目 (1985年)

基本的なスタイルに大きな変化はありませんが、グラムメタルや産業ロックなどの、ポップなメロディを軸にしたキャッチーなサウンドが主流となった米国シーンを反映して、T-05やT-09のようなストレートなポップチューンが見られるほか、全体的にポップネスを増したわかりやすい作風となりました。英米チャートでは前作に続く位置につけキャリアのピークは継続されていますが、作風はやや評価が分かれます。
唯一、プログレ風の品のいいジャケットアートは、センスではカタログ中ベストですが、ベタでいかにもなダサジャケ愛好家には不満が残るかもしれません。

様式美度:★★★☆☆|ヘヴィネス:★★☆☆☆|スピード:★★★☆☆
叙 情 度:★★★★☆|ポップネス:★★★★★|総合評価:★★★★☆

賛否両論 スルメ盤 実験作

Dream Evil|ドリーム・イーヴル

DIO_Dream_Evil

オリジナルアルバム – 4作目 (1987年)

USポップメタルに追従したアプローチはT-07の歌メロに見られる程度で、再び重厚でシリアスなヘヴィメタルサウンドに回帰したようなアルバム。
ギターが黄金期のヴィヴィアン・キャンベルからクレイヴ・ゴールディへと代わった影響とは言い切れませんが、曲によってはDIO本来の作風というよりも、後続バンドによって定形化が進んだメタルフォーマットをなぞったような印象もあります。
結果的に、初期ファンの支持が下落しチャート的にもやや後退しましたが、総合力でみれば3rd以降では唯一初期二作に肩を並べられる充実作です。

様式美度:★★★★★|ヘヴィネス:★★★★☆|スピード:★★★☆☆
叙 情 度:★★★☆☆|ポップネス:★★☆☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 入門盤 賛否両論

Lock Up the Wolves|ロック・アップ・ザ・ウルヴス

DIO_Lock_Up_the_Wolves

オリジナルアルバム – 5作目 (1990年)

一時解散前の“第1期”ラストを飾るアルバムで、メンバーが総入れ替えになった影響か、基本的なラインは大きく変わらないはずなのに、DIO風の音をやっている別バンドのような印象を与えます。
メタルシーンの総ヘヴィネス時代の到来が近いためか、ファストチューンが減ってアルバム中がほぼミッド〜スローで占められ、ヘヴィな曲はより一層ヘヴィネスが増した一方で、妙に軽薄なグラムメタル的ポップセンスも感じられるというあたりは、ミスマッチというよりはアンバランスに感じられます。
第1期の中で1st, 2ndを差し置いて聴くべき作品とまでは言えませんが、その次ぐらいならば聴いても損はない程度には楽曲のアベレージも高く、佳曲も多く収録されています。

様式美度:★★★★☆|ヘヴィネス:★★★★☆|スピード:★★☆☆☆
叙 情 度:★★★☆☆|ポップネス:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆

入門盤 賛否両論 通好み 実験作

Strange Highways|ストレンジ・ハイウェイズ

DIO_Strange_Highways

オリジナルアルバム – 6作目 (1993年)

ロニーがBLACK SABBATHを脱退して活動再開した、第二期DIOの第一弾。直前にロニーが参加したBLACK SABBATH作品“Dehumanizer”の路線を踏襲したアルバムで、様式美色が払拭されたことでリアルタイムでは従来のファンに酷評されました。後に再評価が進んだのはいいのですが、酷評の反動で今度は過剰に持ち上げる向きもある微妙な立ち位置の1枚。とはいえ、同時代的なヘヴィサウンドを追求した第二期DIO作品ではベストです。
CATHEDRAL以降のドゥームメタルやALICE IN CHAINSなどのダウナー系グランジを視野に入れているのは確実ながら、もっとソリッドなヘヴィメタルの王道に寄ったサウンド。やはりディオ在籍時のBLACK SABBATHに影響を受けた、CANDLEMASSよりはもっと現代的。
似た曲調が続くアルバムを飽きずに聴きとおせるだけのアイデアは詰め込まれた力作ですが、かといって繰り返し聴きたいアンセム級の曲はない。手放しで絶賛するほどではないけれど、変化をいとわないベテランの頑張りは評価したい。そんなバランスです。

様式美度:☆☆☆☆☆|ヘヴィネス:★★★★★|スピード:★☆☆☆☆
叙 情 度:★☆☆☆☆|ポップネス:★☆☆☆☆|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 代表作 賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

Angry Machines|アングリー・マシーンズ

DIO_Angry_Machines

オリジナルアルバム – 7作目 (1996年)

前作の発展型ともいえるスタイルで、やはりリアルタイムでオールドファンに酷評された反動で、後に過剰に持ち上げられがちなのも同様です。
今回のポイントはグルーヴメタル/ニューメタル/スラッシュなどの、ややエクストリームなモダンサウンドを用いつつ、それが前作以上に普遍的なメタル/ロック成分と同居していること。
曲の多様性は大幅に広がっており、その中ではダウナーなメタリックドゥームナンバーやグルーヴスラッシュ風のファストチューンが目立ちますが、オーソドックスなハード/ヘヴィロック、プログレ的な変則リフワーク、ドラマティックな展開、ネオクラシカルなメロディなども聴くことができます。
ただ、曲に出来不出来の差が大きいのが難点で、突出した曲を欠くも軒並み及第点を超えていた前作と比較すると、その波の荒さのためにアベレージで一歩及びません。

様式美度:★★☆☆☆|ヘヴィネス:★★★★★|スピード:★★★☆☆
叙 情 度:★★☆☆☆|ポップネス:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆

賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

Magica|マジカ

DIO_Magica

オリジナルアルバム – 8作目 (2000年)

Magica
メタル¥1,630Dio

Killing the Dragon|キリング・ザ・ドラゴン

DIO_Killing_the_Dragon

オリジナルアルバム – 9作目 (2002年)

Master of the Moon|マスター・オブ・ザ・ムーン

DIO_Master_of_the_Moon

オリジナルアルバム – 10作目 (2004年)

「”Master」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

”]
Translate »