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★ DREAM THEATER(ドリーム・シアター) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|音楽エリートが集結したアリーナ級アカデミック・プログレメタル!!…必聴アルバムは?

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名門バークリー卒業生によるアカデミックでテクニカルなメタルサウンドを武器に、プログレメタルをアリーナロックにまで押し上げてシーンをリードしたプログレメタルBIG4の筆頭グループ!!

DREAM THEATERのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

DREAM THEATER(ドリーム・シアター)は、アメリカ合衆国はニューヨークを拠点とするヘヴィメタル・バンド。
日本では「ドリムシ」の愛称で親しまれています。

DREAM THEATERはプログレ・メタル!?

DREAM THEATERは、「プログレッシヴ・メタル(=プログレ・メタル/プログ・メタル…以下プログレ・メタル)」とカテゴライズされています。

プログレ・メタルは、ヘヴィメタルに「プログレッシヴ・ロック(以下プログレ)」の音楽性や手法などの特徴を取り入れたスタイルを指すジャンル。

現在のプログレ・メタルの定義は、周辺ジャンル/近縁ジャンルを取り込んだジャンルの再定義や、スタイルの多様化による細分化と拡散が広がっていますが、DREAM THEATERはそれらのムーヴメントの起点に当たる第一世代の一角と見なされています。

プログレメタルの元祖とBIG4!?

ヘヴィメタルのメインストリームにおいては、DREAM THEATERの登場以前にも広義的なプログレ・アプローチを展開するグループはいくつか存在しており、〈QUEENSRŸCHE(クイーンズライク)〉,〈FATES WARNING(フェイツ・ウォーニング)〉,〈CRIMSON GLORY(クリムゾン・グローリー)〉などがその代表格として挙げられます。

DREAM THEATERはそれらパイオニア勢の中では最後発のグループですが、90年代初期〜中期にかけてのメタルシーンにおけるプログレ・メタルのブームにおいては、火付け役ポジションでして活躍し、90年代以降の本格的ムーヴメントを牽引してきたフラッグシップ的グループと見なされています。

それらの、シーンにおける影響力の大きさや商業的な成果などの功績を加味し、上記のパイオニア勢と共に「プログレ・メタルBIG4(四天王)」などと並び称されることもあります。

様式美プログレメタルでブレイク!?

DREAM THEATERの音楽性は、「プログレ・メタル」の名称のとおりヘヴィメタルとプログレをミックスしたスタイルが最大の特徴。

「プログレ・メタルBIG4」をはじめとした第一世代の多くが、ドラマティックで大仰な音楽性や、コンセプトアルバムなどの形態を好みながらも、基本的にはオーソドックスなヘヴィメタル/ハードロックの枠を超えませんでした。

DREAM THEATERはデビュー当初その傾向がありましたが、次第にプログレ寄りの技巧性の強いテクニカルな要素を強めると同時に、パワーメタルやスラッシュメタルを通過した世代ならではの、同時代性を意識したアグレッシヴなサウンドも押し出すようになります。

USプログレハードの正統後継者!?

DREAM THEATERの基本的な手法は、70年代中期から末期にかけてアメリカを中心にムーヴメントを成したハードロックとプログレのクロスオーバー、「プログレハード」の手法をそのままヘヴィメタルへと置き換えたもの。

その「プログレハード」の中でも、DREAM THEATERは特にカナダの〈RUSH〉などから強い影響を受けているとされており、音楽性や手法にもそれが反映されています。

また、DREAM THEATERのブレイク以降〈RUSH〉や〈KANSAS〉らのベテランが再び脚光を浴び、『マグナカルタ』レーベル所属バンドに代表される次世代グループが続出するなど、DREAM THEATERの躍進による「プログレハード」シーンへの波及効果は絶大なものでした。

音楽エリートによるアカデミック・メタル!?

DREAM THEATERは、アメリカの名門音楽学校「バークリー音楽大学(旧音楽院・以下バークリー)」の卒業生を中心に結成されていることで有名です。

特にジャズに強いバークリーは卒業生もその界隈に集中していますが、ロック/メタルのシーンにも少なからず入り込んでおり、代表例には〈スティーヴ・ヴァイ〉〈ジョー・スタンプ〉などが挙げられます。

イメージの問題からか、メタル界隈では音大卒を積極的に公言しない傾向もある中、DREAM THEATERはそれを優越性として対外的なセールスポイントにも用いると同時に、アカデミックな音楽理論に根ざした作曲メソッドで構築した、整合感の強い作風を打ち出していました。

音楽性やコンセプト,アティチュードに対して低俗で幼稚と揶揄されがちで、コンプレックスとなっているケースも多いことから、何かと権威主義に陥りがちな傾向もある一部のメタルリスナーにとっては、DREAM THEATERはそれを補完する福音とも呼べる存在ともなり、それがカリスマの座にあり続ける一助ともなっています。

DREAM THEATERのバンド体制は!?

DREAM THEATER、ジャンルにおける傾向やキャリアの長さやに対して、比較的ラインナップは安定しています。

バンド創設以来メンバーのジョン・ペトルーシ(Gt.)、ジョン・ミョング(Ba.)、マイク・ポートノイ(Dr.)はデビュー以来の不動のラインナップでしたが、2010年のバンドの中核だったポートノイの脱退をうけてマイク・マンジーニが後がまに収まり、それ以降は固定されています。

ヴォーカルは、2ndアルバムからジャームズ・ラブリエがその座にいますし、初期には安定しなかったキーボードも、1999年のジョーダン・ルーデス就任以降は変化はありません。

なお、脱退したマイク・ポートノイは、DREAM THEATER在籍時よりいくつかのプロジェクトを並行して展開しており、脱退後はそれらのグループでの活動を中心としています。

次ページはDREAM THEATERのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

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