スポンサーリンク

★ EARTH CRISIS(アース・クライシス)+FREYA(フレイヤ) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|ニューヨークシーンが生んだヘヴィメタリックなN.S.H.C.(ニュースクールハードコア)のアイコン!!…必聴アルバムは?

EARTH_CRISIS__Logo ◆ D, E, F, G
この記事は約3分で読めます。
カテゴリー
スポンサーリンク

Contents

ニューヨークN.S.H.C.シーンの代表としてメタリック・ハードコア・シーンを牽引したパイオニア!モダンなヘヴィミュージックのトレンドを導入しつつも独自性を失わない地力の強さが光る!!

EARTH CRISISのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!
EARTH CRISIS(アース・クライシス)は、アメリカ合衆国はニューヨークのメタリック・ハードコア・バンド。
EARTH CRISISが属するN.S.H.C.とは!?

EARTH CRISISは、N.S.H.C.(ニュースクールハードコア)を代表するバンドのひとつ。

N.S.H.C.とは、90年代中盤頃からアンダーグラウンドで活性化してきた、ハードコアとヘヴィメタルのクロスオーバーのいち形態。

80年代からのクロスオーバー・サウンドと、当時主流だったグルーヴコア/グルーヴメタルベースにしつつ、デスメタル, ドゥームメタル/スラッジメタルといったエクストリーム・メタルなどを、ミックスしたスタイルが基本形です。

この、ミッド〜スロー主体でヘヴィネス重視のサウンドに加えて、泣きのメロディやギターソロの多用など、歴代のクロスーオーバー以上に濃厚なメタルテイストが最大の特徴。

近年ヘヴィミュージックメインストリームとなっている“メタルコア”の原型として直接的ルーツにあたるジャンルです。

EARTH CRISISこそN.S.H.C.の代名詞!?

EARTH CRISISは、80年代よりハードコアとヘヴィメタルのクロスオーバーが盛んな傾向があった、ニューヨークのハードコア・シーンで、このN.S.H.C.シーンの黎明期より活動を続けるグループ。

ニューヨークにおいては、N.S.H.C.の顔として黎明期よりムーヴメントを牽引しており、N.S.H.C.の代名詞的存在といえる位置にいたバンドでした。

なお、近年では彼らを含むN.S.H.C.黎明期のバンドは、現在“メタルコア”に含まれているメロデス化した次世代N.S.H.C.バンドとの明確な区別のため、“ヘヴィハードコア”と称されることもあります。

偉大なバンド名に恥じないポリティカルな姿勢!?

EARTH CRISISのバンド名は、ポリティカルなアティチュードで知られるUKレゲエバンド、STEEL PULSEのアルバムタイトルにちなんだものです。

彼ら自身も“ストレート・エッジ”を標榜しており、ある種の禁欲主義や動物愛護, ヴィーガニズムなどの思想性を押し出しています。

ヘヴィメタルへのリスペクトを忘れない!?

かつてのハードコアシーンでは、メタルサウンドを導入しつつもヘヴィメタルと直接比較/同一視されることを嫌い、メタルシーン無関係というポーズをとったり、ヘヴィメタルを仮想敵とみなすグループ少なくありませんでした。

その中でEARTH CRISISは例外的な存在で、ヘヴィメタルからの影響とリスペクトを公言していたグループのひとつでした。
インタビューで影響を受けたバンドを聞かれた際も、メタルバンドを多くを挙げることで知られており、ある意味ではハードコアシーンとメタルクラスタの架け橋になっていた存在とも言えます。

商業的には恵まれない最重要バンド!?

EARTH CRISISは、アルバムリリースごとにヘヴィメタル的な整合感を強めてゆき、一時はニューメタルに接近して、その代表的レーベル『ロードランナー』からメジャーデビューも果たしています。

しかし、商業的な成功には至らず、2001年にはメンバーの事情により解散。
メンバーはFREYAやISOLATEDなど個別のバンドを始動し活動を続けていましたが、2007年のリユニオンを機に活動を再開します。

それ以降は、ややストレートな作風への回帰や、メタルコアのトレンド・モードの導入も試みつつ、新作スタジオアルバムのリリースも重ねながら活動継続中です。

次ページはEARTH CRISISのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

Translate »