EXTREME NOISE TERROR(エクストリーム・ノイズ・テラー)ディコグラフィー|このアルバムがスゴイ!?|ハードコアスピリットあふれるUKグラインドコア…必聴アルバムは?
EXTREME NOISE TERROR(エクストリーム・ノイズ・テラー)は英国ではNAPALM DEATHやCARCASSと並ぶ存在だった老舗のグラインドコアグループ。
NAPALM DEATHファミリーというわけではありませんが、初期にはMick Harrisが在籍していたりバンド間でヴォーカルのトレードなど試みるなど友好関係にあります。
ハードコアシーンでは比較的よく見られる低音/高音のツインヴォーカによる掛け合いスタイルと、NAPALM DEATHやBRUTAL TRUTHのようなエクスペリメンタルな方向にははしらない、ストレートなハードコアスタイルが特徴的です。
キャリアの割には寡作の部類に入るグループで、デビュー当初はクラストコアの特徴を色濃く残し、その延長線上でエクストリミティを増したようなスタイルでしたが、のちにデスメタルに接近してほぼデスメタルの呼んでいいほどになったり、ヘヴィグルーヴやブレイクダウンを導入したり、再度ハードコアスタイルに回帰したりと、時流も横目で見据えつつアルバムごとに異なる試みを行ってきました。
また、ヴォーカリストの片割れだったPhil Vaneなどは、プロジェクトのOptimum Wound Profileで“インダストリアルメタルmeetsハードコア”を追求していた時期もありました。
また活動が不安定なためかメンバーの出入りが激しく、現在ではヴォーカルのひとりDean Jones以外にオリジナルメンバーは全く残っていません。
EXTREME NOISE TERROR|DISCOGRAPHY
A Holocaust in Your Head|ア・ホロコースト・オン・ユア・ヘッド
オリジナルアルバム – 1作目 (1989年)
実験度:★★☆☆☆|独自性:★★★★☆|総合評価:★★★★☆
殿堂入り 代表作 通好み
Retro-Bution|レトロ-ビューション
オリジナルアルバム – 2作目 (1995年)
実験度:★★★☆☆|独自性:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆
代表作 入門盤 賛否両論 通好み
Damage 381|ダメージ 381
オリジナルアルバム – 3作目 (1997年)
実験度:★★★☆☆|独自性:★★★★☆|総合評価:★★★★★
殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 通好み スルメ盤 実験作 お布施
Being and Nothing|ビーイング・アンド・ナッシング
オリジナルアルバム – 4作目 (2001年)
実験度:★★★☆☆|独自性:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆
入門盤 賛否両論 実験作
Law of Retaliation|ロウ・オブ・リテリエイション
オリジナルアルバム – 5作目 (2008年)
実験度:★★☆☆☆|独自性:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆
入門盤 賛否両論
Extreme Noise Terror|エクストリーム・ノイズ・テラー
オリジナルアルバム – 6作目 (2015年)