★ HYPOCRISY(ヒポクリシィ)ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|デスラッシュからインダストリアルへ華麗な転身を遂げたカリスマプロデューサー!?…必聴アルバムは?

HYPOCRISY_logo_a ◆ H, I, J, K, L

先進的なオリジナリティとアーティスティックなクリエイティヴィティに欠ける職人的プロデューサー兼ミュージシャンはライバルの背中を追い続け、インダストリアルメタルシーンで認められトップ職人として世界的ステイタスを築く!!

オールドスクールスウェーディッシュデスメタルシーンでBI4に次ぐ位置についているHYPOCRISY(ヒポクリシィ)は、地元を中心にプロデューサーとして数多くのアンダーグラウンドのバンドを手がけるほか、様々なプロジェクトやバンドのサポートメンバーなどとして幅広く活動する、フロントマン(Gt.&Vo.)ペーター・テクレン(Peter Tägtgren)を中心としたグループです。

デビュー当初より水準以上のソツはない作品は作るものの、個性に欠けて突き抜けたところがない印象が拭えず、スウェーディッシュデスメタルシーンのトップどころの中では、後発組ということもあってやや精彩を欠いてインパクトの薄い存在でした。
どちらかというと職人肌のミュージシャンでもあり、先鋭性や先見性,強烈な個性や作家性に秀でた部分は見られませんが、既存のスタイルを組み合わせて水準以上のものを作り出す能力には長けており、そのあたりがビッグネームを含めたいろいろなバンドから声がかかる一因かもしれません。

パーマネントばバンドや自身のプロジェクトでも活動してるだけでなく、北欧アンダーグラウンドシーンのプロデューサー兼エンジニアで、多数のコラボ経験を持つセッションミュージシャンでもあるというテクレンのバックグラウンドは、同郷の同業者であるEDGE OF SANITYのダン・スウォノと大きく重なるものでした。

そのこともあってバンドで共演するなど友好的な関係でありながらも、その先進的な活動に刺激を受けつつライバル視していた節もあり、デスメタルへのエモーショナルなメロディやゴシック的耽美エッセンスの導入や、ゴシック/ニューウェイヴテイストを持ったソロプロジェクトの始動など、先行するスウォノに対抗してそれをトレースしていくようなミュージシャンキャリアを送っていました。

HYPOCRISYは開店休業状態ですが、近年では再度プロジェクトだったPAIN(ペイン)を中心としたインダストリアルメタル路線に活路を見出しており、RAMMSTEINのティル・リンデマン(Till Lindemann)とのユニットLINDEMANNでのパートナーに抜擢されて注目を集めたことも手伝って、インダストリアルシーンでは知る人ぞ知る存在として北欧以外でも知名度を高めています。

それも含め、一歩先を行くダン・スウォノの影を追うフォロアーに過ぎなかったテクレンも、世界的な知名度の高さとビッグメームとの共演という点においてはスウォノ以上のキャリア実現しました。

HYPOCRISY|DISCOGRAPHY

Penetralia|ペネトレーション

HYPOCRISY_Penetralia

オリジナルアルバム – 1作目 (1992年)

テクレンのセルフプロデュースで、オールドスクールなスウェーディッシュスタイルながら、USデス的なヘヴィな質感も兼ね備えた重厚感のある音作りは、スカンジナビア系に多いB級臭さを感じさせない。ムラはあるがおおむね上々で光る部分は多い。

王道デス度:★★★★☆|スピード:★★★★☆|ヘヴィネス:★★☆☆☆
メロディ度:★★☆☆☆|独自性:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤

Osculum Obscenum|オスカラム・オブセナム

HYPOCRISY_Osculum_Obscenum

オリジナルアルバム – 2作目 (1993年)

前作とほぼ同路線だが、ややストレートなスタイルでブラッシュアップしたような仕上がりで、クオリティではトップクラスの初期の代表作。曲によってはギターの音色や質感がスウェーディッシュなものもある。 Venomのカバー曲Black Metal収録。 Wes Benscoterの手によるジャケットアートはアタリ/ハズレが激しいが、これはかなりのハズレ。

王道デス度:★★★★☆|スピード:★★★★☆|ヘヴィネス:★★☆☆☆
メロディ度:★☆☆☆☆|独自性:★★☆☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤

The Fourth Dimension|ザ・フォース・ディメンション

HYPOCRISY_The_Fourth_Dimension

オリジナルアルバム – 3作目 (1994年)

ヘヴィネス重視の作風で、ややドゥーミィなミドルテンポの楽曲が増えた一方、At the Gatesを思わせるようなメロディックデスラッシュも導入された。日本デビュー作。

王道デス度:★★★★☆|スピード:★★☆☆☆|ヘヴィネス:★★★★☆
メロディ度:★★☆☆☆|独自性:★☆☆☆☆|総合評価:★★★☆☆

賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

Abducted|アブダクテッド

HYPOCRISY_Abducted

オリジナルアルバム – 4作目 (1996年)

メロデス色アップ。ドゥーミィな曲が多いのは変わらずだがそれらにもメロディ要素が増している。
ダン・スウォノ風のゴシック的な耽美曲も導入。

王道デス度:★★★☆☆|スピード:★★★☆☆|ヘヴィネス:★★★☆☆
メロディ度:★★★☆☆|独自性:★☆☆☆☆|総合評価:★★★☆☆

代表作 入門盤 賛否両論 実験作

The Final Chapter|ザ・ファイナル・チャプター

HYPOCRISY_The_Final_Chapter

オリジナルアルバム – 5作目 (1997年)

Hypocrisy|ヒポクリシィ

HYPOCRISY_Hypocrisy

オリジナルアルバム – 6作目 (1999年)

Into the Abyss|イン・トゥ・ザ・アビス

HYPOCRISY_Into_the_Abyss

オリジナルアルバム – 7作目 (2000年)

Catch 22|キャッチ22

HYPOCRISY_Catch_22

オリジナルアルバム – 8作目 (2002年)

The Arrival|ジ・アライヴァル

HYPOCRISY_The_Arrival

オリジナルアルバム – 9作目 (2004年)

Virus|ヴァーサス

HYPOCRISY_Virus

オリジナルアルバム – 10作目 (2005年)

Catch 22 V2.0.08|キャッチ22・バージョン2.0.08

HYPOCRISY_Catch_22_V2_0_08

オリジナルアルバム – 11作目 (2008年)

Taste of Extreme Divinity|ア・テイルズ・オブ・エクトリーム・ディヴィニティ

HYPOCRISY_A_Taste of_Extreme_Divinity

オリジナルアルバム – 12作目 (2009年)

End of Disclosure|エンド・オブ・ディスクロージャー

HYPOCRISY_End_of_Disclosure

オリジナルアルバム – 13作目 (2013年)

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