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★ MEKONG DELTA(メコン・デルタ) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|ドイツの異能派スラッシャーが紡ぎ出す変態クラシカル・プログレッシヴ・テクニカル・スラッシュ!!…必聴アルバムは?

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腕ききプロデューサー、バカテク・ミュージシャン、レコード会社社長…いくつもの顔を持つジャーマンメタルの鬼才が変態テクニカル・サウンドを追求する、異色のクラシカル・プログレッシヴ・スラッシュメタル・バンド!!

MEKONG DELTAのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

MEKONG DELTA(メコン・デルタ)は、ドイツのスラッシュメタル/プログレメタル・バンド。

ジャーマンメタルの鬼才ラルフ・ヒューベルトとは!?

実質的にMEKONG DELTAは、中心人物のラルフ・ヒューベルト(Ralph “Ralf” Hubert)によるプロジェクト体制のグループです。

ヒューベルトは、MEKONG DELTAでのミュージシャンとしての活動のほか、プロディーサーやエンジニアとしても、KREATORをはじめ多数のバンドを手がけてきた、ジャーマンメタル・シーンの人物のひとり。

そのほかにも、HOLY MOSES, LIVING DEATHなど、個性的なバンドを取り扱ってきたドイツのインディペンデント・ヘヴィメタル・レーベル、『アーグ(Aaarrg Records)』のオーナーとしても知られています。

MEKONG DELTAはテクニカル・スラッシュ!?

MEKONG DELTAは、スラッシュメタルのシーンにおいては、特に技巧的で実験的なスタイルで知られており、テクニカル・スラッシュの代表的グループのひとつに数えられています。

また、テクニカル・スラッシュ界隈の中でも、特にクラシック音楽とプログレッシヴ・ロックの影響が強く、それがダイレクトにバンド・サウンドへ反映されており、ムソルグスキーなどのクラシック音楽家やプログレッシヴ・ロック・グループのカバーも度々試みてきました。

しかし、クラシック志向のヘヴィメタルが陥りがちな、キーボードをフィーチャーしたネオクラシカル系パワー/スピードメタルの類型的なサウンドに陥ることはなく、独自のメソッドによる独自のサウンドをつくり上げています。

RAGEのメンバーら有名実力派ミュージシャンが参加!?

MEKONG DELTAは、デビュー後しばらくは覆面バンドとして活動しており、その時期には、RAGEやLIVING DEATHといったジャーマン・メタルシーンのトップグループのメンバーも匿名で参加していました。

当初はヒューベルトは、MEKONG DELTAのブレインとしてバンドの総指揮を行っていましたが、当時ベース&ヴォーカルを担当していたピーヴィー・ワグナー(RAGE)の脱退を期に、ヒューベルト自身もビョルン・エルクンド(Björn Eklund)名義で参加、ワグナーに代わってベーシストをつとめるようになります。

ライヴで再現不可能とされた超絶技巧サウンド!?

初期のMEKONG DELTAは、作品リリースのみの活動に終始していたこともあり、“複雑怪奇”と評されることもあった変則的なテクニカルサウンドに対して、「ライヴでの再現は不可能」と主張する声も少なくありませんまでした。

しかし、まさにその声に対抗するかのようなタイミングで、ライヴツアーも実行に移され、そこでアルバムと全く違わぬテクニカル・サウンドを展開されたことで、ライヴでの演奏の再現に対して疑念を抱いていたリスナーを驚愕させます。

この際のライヴ音源は、後にライヴアルバムとしてもリリースされ、得体の知れないB級バンドと見下していた一般メタルリスナーにまでも、その力量のほどを知らしめることになりました。

活動休止〜復活〜現在の活動状況!?

MEKONG DELTAは、ヒューベルトの音楽活動からセミリタイア状態となり、海外放浪生活を送るようになったことから、90年代の末期ごろから長いあいだ活動が途絶えていました。

しかし、スラッシュメタル・リヴァイヴァルの動きが盛んになっていた、2007年には活動を再開して新作もリリース。
その後も、決してハイペースではないものの、アルバム・リリースを含むコンスタントな活動を続けています。

次ページはMEKONG DELTAのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

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