Contents
- 1メディアからクズ扱いのアンダーグラウンドの最先端バンドから、メンバーの死を乗り越えて世界一のセレブメタルに成り上がったカリスマ・メタルアイコンの明日はどっちだ?!
- 1...1METALLICAは最古のスラッシュメタルのひとつ?!
- 1...2METALLICAはスラッシュメタルBIG4の筆頭バンド?!
- 1...3NWOBHMフリークとしての知識を作品に反映?!
- 1...4つきまとうバートンとムステインの影?!
- 1...5METALLICAは暴君ツートップによるジャイアニズムバンド?!
- 1.1METALLICA|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Kill 'em All|キル・エム・オール:血染めの鉄鎚(ハンマー)
- 1.1.2Ride the Lightning|ライド・ザ・ライトニング
- 1.1.3Master of Puppets|マスター・オブ・パペッツ:メタル・マスター
- 1.1.4The $5.98 EP - Garage Days Re-Revisited|ガレージ・デイズ
- 1.1.5...And Justice for All|...アンド・ジャスティス・フォー・オール:メタル・ジャスティス
- 1.1.6Metallica|メタリカ(通称:ブラックアルバム)
- 1.1.7Load|ロード
- 1.1.8Reload|リロード
- 1.1.9Garage Inc.|ガレージ・インク
- 1.1.10S&M|エス・アンド・エム
- 1.1.11St.Anger|セイント・アンガー
- 1.1.12Death Magnetic|デス・マグネティック
- 1.1.13Hardwired...to Self-Destruct|ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト
- 1.1.1472 Seasons|72 シーズンズ
- 1.1.14.1◎ METALLICAはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
メディアからクズ扱いのアンダーグラウンドの最先端バンドから、メンバーの死を乗り越えて世界一のセレブメタルに成り上がったカリスマ・メタルアイコンの明日はどっちだ?!
METALLICA(メタリカ)は、スラッシュメタルバンドとしてデビューしたアメリカ合衆国のヘヴィメタルバンド。当初ロサンゼルスを拠点としていましたが、のちにサンフランシスコに拠点を移しており、いわゆる“ベイエリアスラッシュ”とみなされています。
METALLICAは最古のスラッシュメタルのひとつ?!
スラッシュメタルシーンにおいては、結成時期/デビュー時期ともに古いキャリアを持つ古参バンドのひとつであり、またそれらの中でも確実に最も大きな成功を収めたバンドです。
METALLICAはスラッシュメタルBIG4の筆頭バンド?!
METALLICA,MEDGADETH,ANTHRAXとともに、スラッシュメタル出身のバンドの中で、キャリア, 知名度, 実績, 影響力, 売り上げなど、総合的に見たトップ4グループとして、スラッシュメタルBIG4(日本ではスラッシュメタル四天王)と称されています。
この、スラッシュメタルBIG4の中でも、人気やセールスの面でMETALLICAは完全に抜きん出て、もはや別のステージにある巨匠的存在に成長しています。
これは、スラッシュメタルがまだアンダーグラウンドでハードコアな存在で、キワモノとして忌避されがちだった時期に、彼らがいち早く普遍的なヘヴィメタルへと接近して広く受け入れられたことと、早い時期にトレンドとマーケティングを意識した展開に移ったことが大きいと思われます。
NWOBHMフリークとしての知識を作品に反映?!
また、メンバーの中でも、特にラーズ・ウルリッヒはNWOBHMマニアとして名高い人物で、初期…特にデビュー作のスタイルにそれが大きく反映されているほか、たびたびNWOBHMシーンも通好みなバンドの曲をカバーで取り上げており、それで注目を集めた結果オリジナルのバンドが再結成/活動再開するという事態にまでなりました。
つきまとうバートンとムステインの影?!
METALLICAはそのデビューの直前まで、MEDGADETHの主宰であるデイヴ・ムステインが在籍しており、初期の作風にはクリフ・バートンの存在とともに、ムステインの影響も大きいという説が一般的です。
そのため、音楽性についてはバートンが在籍してムステインの影響も残っていた第1期と、バートン逝去後の第2期とでは大きく異なり、第2期はメインストリームの動向も視野に入れて、その時期ごとに作風を大きく変化させているため、たびたび賛否両論を巻き起こしています。
METALLICAは暴君ツートップによるジャイアニズムバンド?!
バートンの死後はジョイソン・ニューステッド〜ロバート・トゥルージロへと変わっていますが、その処遇について批判も飛び交い、ジェイムズ・“ジャイアン”・ヘットフィールドとラーズ・“スネ夫”・ウルリッヒの人間性が疑問視されることもありました。
とはいえ、トラブルを乗り越えて活動を続け、世界有数のセレブバンドに成り上がった今も、寡作ながらアルバムリリースを続けており、彼ら以降メタルシーンを背負う大物が現れていないこともあって、いまだヘヴィメタルシーンの顔であり続けています。