★ NIRVANA(ニルヴァーナ) + FOO FIGHTERS(フー・ファイターズ) etc ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|最も有名なグランジ・バンドとして伝説となった90年代アメリカン・ロックの重要グループ!!…必聴アルバムは?

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デイヴ・グロール、クリス・ノヴォセリック、コベインの死とNIRVANA解散の後の、残されたメンバーの活動の経緯は!?

FOO FIGHTERS |フー・ファイターズ|DISCOGRAPHY

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FOO FIGHTERSは、NIRVANAの2作目からドラムスとして加入した、デイヴ・グロールが解散後に結成したグループ。
ここでは、グロール自身がギター&ヴォーカル担当でフロントマンを務め、現在に至るまで、パーマントなバンドとして活動を続けています。

アングラ感漂うNIRVANAからは一転して、持ち前の職人的ポップセンスを発揮して、よりメインストリーム志向のオーソドックスな明朗なハードロック/ポップロックを追求。
デビュー以来好評を博して、再びUSロックのトップ・グループにとしてセレブバンドの位置に登りつめたほか、世界的な人気も獲得しています。

また、グロールは、その社交的な職人肌というパーソナリティを活かして、様々なプロジェクトやゲスト/サポートでの客演も行っています。
NIRVANA解散後は、メタルフリークぶりも前面に押し出すようになり、自身のメタル・プロジェクトPROBOT(プロボット)で多数のヘヴィメタルのトップ・アーティストと共演したほか、メタル系のバンドやプロジェクトに積極的に参加しています。

Foo Fighters|フー・ファイターズ

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オリジナルアルバム – 1作目 (1995年)

端々でNIRVANAの“Nevermind(2nd)”を想起させる、グランジ風味のポップなハードロックと、よりオーソドックスなアメリカンロック/ハードポップの折衷的な作風。
NIRVANAの残党として期待される音楽性に答えつつもその枠を超え、さらなるポピュラリティを推し進めたアルバムとして、より幅広い層に支持されました。

FOO FIGHTERS作品の中では、最もグランジ・テイストを色濃く残したアルバムですが、その作風もここまでで。
これ以降はヒット・アンセムでもあるT-01などで見せる、ハードポップ/パワーポップがアルバムの大きな核となっていきます。

ポップ志向&職人気質のグロールらしい、耳なじみのよい楽曲が多くを占める、ソツのないバランスの良いポップロック・アルバムですが、アグレッションに欠ける面とあまりの無難すぎる仕上がなため、その破綻のなさが物足りなさへとつながる一面もあります

グランジ度:★★★★☆|オルタナ度:★★★☆☆|ロッキン度:★★★☆☆
ポップネス:★★★☆☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤 賛否両論 スルメ盤

The Colour and the Shape|ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ

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オリジナルアルバム – 2作目 (1997年)

グランジ・テイストはかなり払拭され、グランジ世代のアメリカンロック…例えばTHIRD EYE BLINDなどを想起させる、“さわやかまろやか系”パワーポップ/ハードポップの比率が大きくなりました。

バラード・ナンバーも含め、このような大衆受けするポップネスが強化された一方で、FOO FIGHTERSのもうひとつの看板となったメロコア風ハード・ロックンロールから、ジャンクロック/ノイズロック的な質感をもったナンバーまでと、楽曲バリエーションはかなり豊富で、さながら、アメリカ版THE WILDHEARTSといった趣も感じさせます。

結果的に、本作は少なくないNIRVANAファンから完全に見切りをつけられつつも、FOO FIGHTERS史上の最大ヒットアルバムとして、彼らをメインストリームなセレブバンドの地位に押し上げることになりました。

なお、T-02「Monkey Wrench」やT-11「Everlong」は世界的なビッグヒットとなり、日本でもテレビのCMソングやテーマソングに起用され、おなじみの曲として知られるようになります。

グランジ度:★★☆☆☆|オルタナ度:★★☆☆☆|ロッキン度:★★★☆☆
ポップネス:★★★★★|ヘヴィネス:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤 賛否両論

There is Nothing Left to Lose|ゼア・イズ・ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ

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オリジナルアルバム – 3作目 (1999年)

前作のヒットを受けて、よりポップ志向の作風となっており、これまでのヘヴィ&ハード・ロッキンなテイストは限りなく薄まり、NIRVANAの面影はほぼ払拭されています。

曲によってはたまにダーティなヴォーカルも聴かせますが、メロウなナンバーやバラッドが幅を利かせており、リスナー層はさらなる広がりを見せました。
ロック的なダイナミズムやカタルシスは希薄とはいえ、耳なじみがよく曲数が少ないこともあって、ハード/ヘヴィ志向のリスナーであっても比較的スムーズに聴き通すことはできます。

代表曲のT-03「Learn to Fly」は、前作に続いて日本でもCMソングに起用されてヒットしました。

グランジ度:★☆☆☆☆|オルタナ度:★☆☆☆☆|ロッキン度:★★☆☆☆
ポップネス:★★★★★|ヘヴィネス:★☆☆☆☆|総合評価:★★★☆☆

代表作 入門盤 賛否両論

One by One|ワン・バイ・ワン

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オリジナルアルバム – 4作目 (2002年)

ヘヴィなナンバーが大幅に増えており、前作と比較するとかなり骨太な印象を与えるアルバムで、ハード&ヘヴィ志向のロックファンも納得の仕上がりとなりました。
ソフトでメロウなナンバーも健在ですが、ヒット狙いの俗っぽさが薄れて、品が良くなったような印象を感じさせます。

曲調も再び幅広く多彩なものとなっており、ダレて飽きるようなことはありませんが、中盤までは佳曲ぞろいでスキのない充実ぶりを見せる反面、後半はやや息切れ気味でインパクトが弱めです

グランジ度:★☆☆☆☆|オルタナ度:★★☆☆☆|ロッキン度:★★☆☆☆
ポップネス:★★★★☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論

In Your Honor|イン・ユア・オナー

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オリジナルアルバム – 5作目 (2005年)

2枚組。ジョン・ポール・ジョーンズ(ex:レッド・ツェッペリン)やノラ・ジョーンズがゲスト参加。

Echoes, Silence, Patience & Grace|エコーズ, サイレンス, ペイシェンス・アンド・グレイス

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オリジナルアルバム – 6作目 (2007年)

Wasting Light|ウェイスティング・ライト

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オリジナルアルバム – 7作目 (2011年)

Sonic Highways|ソニック・ハイウェイズ

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オリジナルアルバム – 8作目 (2014年)

Concrete and Gold|コンクリート・アンド・ゴールド

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オリジナルアルバム – 9作目 (2017年)

PROBOT|プロボット|DISCOGRAPHY

グロールがヘヴィ/ハードシーンのカルト的フロントマンを集めてのコラボで、曲ごとに異なるヴォーカリストと共演するというよくあるパターンです。曲作りと演奏はほぼグロール一人の手によるもので、共作ではありませんが、ヴォーカリストごとにいくらか本来のバンドを意識した作風となっています。
メンツは米国のドゥーム/ストーナー系が多く、楽曲もそれに合わせてドゥーム風のヘヴィロックが中心となっていますが、サウンドはVOIVODを思わせるややマシーナリーな質感となっています。
おそらくる聴き手よりもグロール本人が一番楽しんでいることは伝わってきますが、「ミスター無難」と呼ばれるグロールだけあって、いつも通りソツのないそこそこの仕上がり。曲は悪くなないですが突出したものは無く、本人か無名の若手が歌ったらそれほど注目を集めなかったであろう程度。あくまでお祭り的な企画盤と割り切って期待せずに聴くくことをおススメします。

Probot|プロボット

PROBOT_Probot

オリジナルアルバム – 1作目 (2004年)

ゲストミュージシャン
T-01.:クロノス (Venom)
T-02.:マックス・カヴァレラ (Sepultura, Soulfly)
T-03.:レミー (Motörhead)
T-04.:マイク・ディーン (Corrosion of Conformity)
T-05.:カート・ブレヒト (Dirty Rotten Imbeciles)
T-06.:リー・ドリアン (Cathedral) , キム・セイル (Soundgarden)
T-07.:ウィノ (Saint Vitus, The Obsessed)
T-08.:トム・G・ウォリアー (Celtic Frost)
T-09.:スネーク (Voivod)
T-10.:エリック・ワグナー (Trouble)
T-11.:キング・ダイアモンド (King Diamond, Mercyful Fate), キム・セイル (Soundgarden)
T-12.:ジャック・ブラック (Tenacious D)
メタル度:★★★★★|ゲスト:★★★★★|エクストリミティ:★★★☆☆
ヘヴィネス:★★★★☆|スピード:★★★☆☆|総合評価:★★★☆☆

代表作 入門盤 賛否両論
Probot
メタル¥1,528Probot

SWEET 75|スウィート75|DISCOGRAPHY

NIRVANAのオリジナル・メンバーでベーシストの、クリス・ノヴォセリック(Krist Novoselic)と、ベネズエラ出身の女性ヴォーカリスト、イヴァ・ラス・ヴェガスによるユニット。

オーソドックスなアメリカンロックに近いポピュラリティーを持った、デイヴ・グロールのFOO FIGHTERSとは対照的に、NIRVANAと同時代のオルタナティヴ・ロック・テイストを強く感じさせるスタイルです。

Sweet 75|スウィート75

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オリジナルアルバム (1997年)

ポップな作風という意味ではFOO FIGHTERSと共通しているものの、FOO FIGHTERSが追求している、メインストリームのベタな産業ロック的なポップロックではなく、もっとアーバンでスタイリッシュな雰囲気をまとった、通好みな“大人のロック”的な作風が特徴的です。

収録曲は少なく、ヴォリューム的にはミニアルバム相当ですが、ヘヴィなグランジ・ナンバーやダークなヘヴィロック・ナンバーもあれば、変則的なロックンロールやジャンクなノイジーポップ、ラテン・テイストやラウンジ・テイストを感じさせる曲まで、バリエーションは豊かで飽きさせません。

グランジ度:★★★☆☆|オルタナ度:★★★★★|ラテン度:★★★☆☆
ラウンジ度:★★★☆☆|アダルト度:★★★★☆|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤 賛否両論 通好み スルメ盤 実験作
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