スポンサーリンク

★ SKID ROW(スキッド・ロウ) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|あのPANTERAとも肩を並べたグラムメタル・シーンで最もヘヴィでアグレッシヴなバンド!!…必聴アルバムは?

SKID_ROW_Logo ◆ O, P, Q, R
この記事は約6分で読めます。
カテゴリー
スポンサーリンク

Contents

PRUNELLA SCALES|プルネラ・スケールズ|DISCOGRAPHY

PRUNELLA SCALESは、レイチェル・ボランが中心となったプロジェクト。

シーンの激変によるバンドの失速とセバスチャン・バック脱退が引き金となった、90年代後半の〈SKID ROW〉の活動休止中のごく短い期間活動しており、スタジオ・アルバム1枚を残しています。

オルタナ・ハードの実力派が集結!!

他のメンバーは…、ボランのプロデュースによってデビューを果たした、ストーナー系ヘヴィロック・バンド〈GODSPEED(現SOLACE)〉のトミー・サウザード(Gt.)。
グランジ次世代のオルタナ・ハードとしては注目度の高いバンドだった、〈SAIGON KICK〉の中心人物で〈SKID ROW〉の4thアルバムにも参加したフィル・ヴァローネ(Dr.)。
そして、2021年から〈ZZ TOP〉のサポートに起用されているエルウッド・フランシス(Gt.)の3名です。

Dressing Up The Idiot|ドレッシング・アップ・ザ・イディオット

PRUNELLA_SCALES_Dressing_Up_The_Idiot

オリジナルアルバム – 1作目 (1997年)

ここで聴けるサウンドは、パンキッシュなロックンロール・テイストの強いポップなハードロック。

90年代には比較的よく見られた、オルタナ・ハード/オルタナ・メタルとも呼べそうな作風で、各メンバーのバックグラウンドのほか、オルタナティヴ・ロック, グランジ, メロコア/ポップパンク, ハード・ロックンロール. ガレージロック・リバイバル…など、当時のヘヴィロックのトレンドも反映されています。

また、90年代ハード・ロックンロールの火付け役のひとつである、スコットランドの〈THE ALMIGHTY〉、イギリスのメタリック・パワーポップ〈WILDHEARTS〉、ポップなオルタナ・プログレとして知られるアメリカの〈GALACTIC COWBOYS〉やフィンランドの〈WALTARI〉、といったグループの影もちらつきます。

PRUNELLA SCALESは単発で終了したものの、そこでの試みは後期〈SKID ROW〉の音楽性形成にも大きな影響を及ぼしています。

|メタル度:★★★☆☆
|ロッキン度:★★★★★
|オルタナ度:★★★★☆
|ヘヴィネス:★★★☆☆
|ポップネス:★★★★☆
|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 代表作 入門盤 通好み

THE LAST HARD MEN|ザ・ラスト・ハード・メン|DISCOGRAPHY

USオルタナティヴ・ロック・シーンのビッグネームに、セバスチャン・バックが加わるという異色の顔ぶれによるグループ。

参加ミュージシャンは…、耽美派バンドを多く抱える『4AD』に所属していた〈THE BREEDERS〉のケリー・ディール。
オルタナ・シーンのトップグループ〈THE SMASHING PUMPKINS〉のジミー・チェンバレン。
ポップなサウンドで知られるオルタナ・バンド〈THE FROGS〉のジミー・フレミオンという面々。

なお、ヴォーカル・パートについてはバックが専任というわけではなく、各メンバーで曲ごとに分担してています。

The Last Hard Men|ザ・ラスト・ハード・メン

THE_LAST_HARD_MEN_Last_Hard_Men

オリジナルアルバム – 1作目 (1998年)

ノイジーでパンキッシュなヘヴィロック/ロックンロールや、ローファイでストレンジなポップ・チューンが入り混じる、オルタナティヴ・ロックのひとつ典型的なスタイル。

ポップと表現できる作風であるとはいえ、キャッチーでわかりやすいポピュラリティとは無縁のサウンドですし、メタルテイストも希薄です。

少なくとも、往年のSKID ROWファンが、バックの一人舞台やそのスクリームが活かしたメタル・チューン、ポップなグラムメタルを期待して聴くべきものではありません。

アルバムには〈アリス・クーパー〉と〈SCORPIONS〉のカバーも含まれており、当初は限定盤としてリリースされましたが、のちに収録曲に変更を加えたものが一般向けに流通されています。

Translate »
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。