Contents
- 1骨太なロックンメタルサウンドからドリーミーでファンタジックなフラワーメタルサウンドへと変貌を遂げ、80年代のメロディックな北欧メタル・ムーヴメント黎明期を支えたノルウェイの国民的バンド!!
- 1...1北欧の片隅からから全米デビューを果たす!?
- 1...2ヘヴィロックからドリーミーなポップメタルへ!!
- 1...3グラムメタル・ブームの収束とバンドの失速!?
- 1...4地元に根差したバンドとして活躍中!?
- 1.1TNT|DISCOGRAPHY
- 1.1.1TNT|ティー・エヌ・ティー
- 1.1.2Knights of the New Thunder|ナイツ・オブ・ザ・ニュー・サンダー
- 1.1.3Tell No Tales|テル・ノー・テイルズ
- 1.1.4Intuition|インテュイション
- 1.1.5Realized Fantasies|リアライズド・ファンタジーズ
- 1.1.6Firefly|ファイアフライ
- 1.1.7Transistor|トランジスター
- 1.1.8My Religion|マイ・レリジョン
- 1.1.9All the Way to the Sun|オール・ザ・ウェイ・トゥ・ザ・サン
- 1.1.10The New Territory|ザ・ニュー・テリトリー
- 1.1.11Atlantis|アトランティス
- 1.1.12A Farewell To Arms / Engine|フェアウェル・トゥ・アームズ / エンジン
- 1.1.13XIII|サーティーン
- 1.1TNTはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
TNTはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
TNTのアルバムならば、名実ともに代表作/名盤としてその称号に恥じない『Intuition(4th)』に尽きます。
このドリーミーなポップメタルは後にも先にもこの1作のみで、完成度でもダントツなので、一般的にはこれだけ聴いておけばOKという風潮が出来上がっています。
ただし、それと毛色の異なる作風でもよければ、上ランクの“おすすめアルバム”はいくつか存在します。
アメリカンなポップ路線に傾き過ぎない、正統派のオールドスクールな北欧メタルならば、有無を言わさず『Knights of the New Thunder(2nd)』一択。…なのですが、ややハードロック寄りのサウンドでもよければ、『A Farewell To Arms / Engine(12th)』も選択肢に入れるのもアリでしょう。
復活後の90年的なヘヴィロック路線ならば、楽曲の多彩さや完成度で『Firefly(6th)』が一歩も二歩もリードリています。
また、ヘヴィメタル/ハードロック的なアクの強さを払拭した、洗練されたポップロック『Atlantis(11th)』も、色作ながらキャリア中でも上位に位置するトッップクオリティの1枚です。