Contents
- 1ヘヴィでアッパーなナンバー、叙情的なメロディック・チューン、プログレ的なドラマティックな大作曲、その全てがヘヴィメタル・スタンダードの形成に大きな影響を与えた、70年代英国ハードロックBIG4の一角!!
- 1...1英国ハードロック四天王のひとつ!?
- 1...2英国ならではの叙情的サウンド!!
- 1...3ヘヴィロックチューンも魅力!!
- 1...4ヘヴィメタルシーンへの影響大!?
- 1...5多くの盟友を失うも活動は続く!!
- 1.1URIAH HEEP|DISCOGRAPHY
- 1.1.1...Very 'Eavy ...Very 'Umble|…ベリー・イーヴィー…ベリー・アンブル:ユーライア・ヒープ・ファースト
- 1.1.2Salisbury|ソールズベリー
- 1.1.3Look at Yourself|ルック・アット・ユアセルフ:対自核
- 1.1.4Demons and Wizards|デーモン・アンド・ウィザード:悪魔と魔法使い
- 1.1.5The Magician's Birthday|ザ・マジシャンズ・バースデイ:魔の饗宴
- 1.1.6Sweet Freedom|スウィート・フリーダム
- 1.1.7Wonderworld|ワンダーワールド:夢幻劇
- 1.1.8Return to Fantasy|リターン・トゥ・ファンタジー:幻想への回帰
- 1.1.9High and Mighty|ハイ・アンド・マイティ
- 1.1.10Firefly|ファイアフライ
- 1.1.11Innocent Victim|イノセント・ヴィクティム:罪なきいけにえ
- 1.1.12Fallen Angel|フォーリン・エンジェル:堕ちた天使
- 1.1.13Conquest|コンクエスト:征服者
- 1.1.14Abominog|アボミノグ:魔界再来
- 1.1.15Head First|ヘッド・ファースト
- 1.1.16Equator|イクウェイター
- 1.1.17Raging Silence|レイジング・サイレンス
- 1.1.18Sea of Light|シー・オブ・ライト
- 1.1.19Sonic Origami|ソニック・オリガミ
- 1.1.20Wake the Sleeper|ウェイク・ザ・スリーパー
- 1.1.21Celebration – Forty Years of Rock|セレブレイション:フォーティ・イヤーズ・オブ・ロック
- 1.1.22Into the Wild|イントゥ・ザ・ワイルド
- 1.1.23Outsider|アウトサイダー:異端審問
- 1.1.24Living the Dream|リヴィング・ザ・ドリーム:桃源郷
ヘヴィでアッパーなナンバー、叙情的なメロディック・チューン、プログレ的なドラマティックな大作曲、その全てがヘヴィメタル・スタンダードの形成に大きな影響を与えた、70年代英国ハードロックBIG4の一角!!
URIAH HEEP(ユーライア・ヒープ)は、イギリスのハードロック・グループ。
英国ハードロック四天王のひとつ!?
URIAH HEEPは、70年代のブリティッシュ・ハードロックを代表するグループのひとつで、一般層も含めた知名度や後世に対する影響力ではLED ZEPPELIN, DEEP PURPLE, BLACK SABBATHには及ばないものの、場合によってはそれらと並んで、UKハードロックBIG4(四天王)と称されることもあります。
英国ならではの叙情的サウンド!!
上記のUKハードロックBIG4の中では、特に叙情性が強く陰りのあるメロディとドラマティシズムにあふれたサウンドを持ち味としています。
それが、ある種の英国プログレッシヴロックに特徴的な、様式美といえるにも個性に通じることから、URIAH HEEPの音楽性をに対して、プログレ的という表現が用いられることもあります。
多くのグループと同様に、ポップロック的な傾向が強かったり、ヘヴィメタルに接近したりというように、その時代によってアルバムごとに音楽性の変化も見られますが、この“メロディック&ドラマティック”という特徴は共通したものです。
ヘヴィロックチューンも魅力!!
URIAH HEEPの音楽性は幅広く、その魅力は叙情的でドラマティックな作風にとどまりません。
ルーツ・ミュージックに根ざしたオーソドックスなハードロックや、ダークでヘヴィなある種ドゥーミィでゴシカルな曲など、ハード&ヘヴィな一面も大きな比重を占める重要なファクターです。
特に初期作品おいては、ダンサブルともグルーヴィーとも表現できるような、ダイナミックな躍動感に満ちたアップテンポなヘヴィロック・チューンが、アルバムの目玉として欠かせない定番曲となっていました。
これらは、アルバムのツカミとして重要な役割を果たす名曲であり、その多くがオールタイムの代表曲にも数えられています。
ヘヴィメタルシーンへの影響大!?
いくつものロック史に残るキラーチューンを生み出し、クローンバンドまで続出した、他のUKハードロックBIG4と比較すると、URIAH HEEPは後のロック/ヘヴィミュージックへの影響力も乏しく、その意味での存在感では大きく見劣りします。
しかし、ことオールドスクールなヘヴィメタル…特に叙情性やドラマ性重視のバンドに限るなら、その影響力は絶大なものがあります。
70年代末の黎明期やNWOBHMから始まる、古典的スタイルのヘヴィメタル・グループの多くが、URIAH HEEPの影響下にあると言っていいでしょう。
多くの盟友を失うも活動は続く!!
現在、バンド創設からのオリジナル・メンバーは、ギタリストのミック・ボックスのみ。
同じくオリジナル・メンバーのデイヴィット(ドン)・バイロン[Vo.]とケン・ヘンズレイ[Gt./Vo.]、黄金期のメンバーリー・カーズレイク[Dr.]、長年バンドを支えたトレヴァー・ボルダー[Ba.]ら、過去のメンバーの多くが鬼籍に入っています。
しかし、現在に至るまで大きなブランクも無く活動を続けており、スタジオ・アルバムの新作についても、コンスタントなリリースを重ねています。