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★ JUDAS PRIEST(ジューダス・プリースト) ディスコグラフィー ★ ヘヴィメタルのスタンダードを完成させメタルゴッドと呼ばれたリヴィング・レジェント!…必聴アルバムは?

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Contents

  1. 旧世代のブリティッシュ・ハードロックを次世代の「ヘヴィメタル」へと進化させ、さらなるアップデートを繰り返した、先進的でありながら英国の伝統をも体現するメタル界の生ける伝説!!
        1. メタルゴッドの異名をとる元祖ヘヴィメタル!?
        2. 因縁のバンドから名義を受け継ぐ!?
        3. JUDAS PRIESTの音楽スタイルは!?
        4. ヘヴィメタルの最新モードを追い続けたバンド!?
        5. 映画の題材にもなったヴォーカル脱退劇!?
        6. 低迷のオーウェンズ時代からハルフォード復帰へ!?
        7.  ハルフォードの復帰後の展開とK.K.ダウニングの脱退!?
  • JUDAS PRIEST|ジューダス・プリースト|DISCOGRAPHY
    1. Rocka Rolla|ロッカ・ローラ
    2. Sad Wings of Destiny|運命の翼:サッド・ウィングス・オブ・デスティニィ
    3. Sin After Sin|背信の門:シン・アフター・シン
    4. Stained Class|ステンド・グラス
    5. Killing Machine|殺人器械:キリング・マシーン
    6. British Steel|ブリティッシュ・スティール
    7. Point of Entry|黄金のスペクトル:ポイント・オブ・エントリー
    8. Screaming for Vengeance|復讐の叫び:スクリーミング・フォー・ヴェンジェンス
    9. Defenders of the Faith|背徳の掟:ディフェンダーズ・オブ・ザ・フェイス
    10. Turbo|ターボ
    11. Ram It Down|ラム・イット・ダウン
    12. Painkiller|ペインキラー
    13. Jugulator|ジャギュレイター
    14. Demolition|デモリッション
    15. Angel of Retribution|エンジェル・オブ・レトリビューション
    16. Nostradamus|ノストラダムス
    17. Redeemer of Souls|リディーマー・オブ・ソウルズ
    18. Firepower|ファイアーパワー
  • KK’s PRIEST|ケーケーズ・プリースト|DISCOGRAPHY
    1. Sermons of the Sinner|サーモンズ・オブ・ザ・シナー
    2. The Sinner Rides Again| ザ・シナー・ライズ・アゲイン
  • JUDAS PRIESTはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
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  • 旧世代のブリティッシュ・ハードロックを次世代の「ヘヴィメタル」へと進化させ、さらなるアップデートを繰り返した、先進的でありながら英国の伝統をも体現するメタル界の生ける伝説!!

    JUDAS PRIESTのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

    JUDAS PRIEST(ジューダス・プリースト)は、イングランドを代表するヘヴィメタル/ハードロック・バンド。

    メタルゴッドの異名をとる元祖ヘヴィメタル!?

    JUDAS PRIESTは、ヘヴィメタル・ジャンルが存在しない時代に、旧来のハードロックを元にしたヘヴィメタルのプロト・タイプを経て、独自のメソッドでヘヴィメタル・サウンドを完成させます。

    そのフォーマットは、ヘヴィメタル〜スピードメタル〜パワーメタル〜スラッシュメタルと、後の大多数のヘヴィメタル・ジャンルに影響を与えてており、後に狭義的なヘヴィメタルの伝統的スタイルとなる“基本フォーマット=様式”をつくり上げました。
    これによってJUDAS PRIESTは、SCORPIONSや第二期BLACK SABBATHと共に、ジャンルの創始者と見なされています。

    また、メタルゴッドのふたつ名を持つフロントマンのロブ・ハルフォードは、スタッド(鋲)をあしらったブラック・レザー・ウェアを、ヘヴィメタル・ファンションとして確立させたことでも知られています。

    因縁のバンドから名義を受け継ぐ!?

    JUDAS PRIESTは、創設メンバーのK・K・ダウニングらによって『FREIGHT』名義でスタートしていました。

    幻の初代ヴォーカリストのアル・アトキンスが以前在籍していた、同名異バンドの“元祖”JUDAS PRIESTが活動停止となった後に、その名義を譲り受けてJUDAS PRIESTを名乗るようになります。

    この“元祖”JUDAS PRIESTは、K・K・ダウニングが以前にオーディションを受けるなど、因縁めいた関係にありました。

    JUDAS PRIESTの音楽スタイルは!?

    JUDAS PRIESTは、同時代の多くのハードロック・バンドと同様に、ブルーズやロックンロールをベースとしたハードロックとしてスタートしてます。

    そこに、未来的/人工的なソリッドな質感の音づくり、叙情的/扇情的でドラマティックなメロディや曲展開、疾走感あふれるスピードメタル・ナンバーを目玉とした作風…などを取り入れたスタイルへと移行し、これがヘヴィメタルのスタンダードとなります。

    ただし、ルーツにあるブルーズやロックンロールを根底に持ち続けていることで、他のパイオニア勢と同様に、軽々となったヘヴィメタルの形式だけをなぞった後発グループとは、完全い一線を画しています。

    ヘヴィメタルの最新モードを追い続けたバンド!?

    JUDAS PRIESTは、そのイメージからヘヴィメタルの伝統を遵守するバンドと見られがちですが、特に、ヘヴィミュージックのトレンドにアンテナを張り続けていたハルフォードの志向もあって、常にヘヴィメタルの最新モードを取り入れたアプローチを展開していました。

    そのため、後発のIRON MAIDENが瞬く間に類型的な様式美に染まっていくのを尻目に、アメリカン・ヘヴィメタル,グラムメタル系のポップメタル,ジャーマン・スタイルのメロディック・パワーメタル,スラッシュメタル,グルーヴメタルなど、その時代毎の新世代ヘヴィメタルの要素を取り入れています。

    また、かつてはイギリスで一大ブームとなったレゲエのビートも取り入れてもいましたし、ハルフォード個人でインダストリアル・メタルのアルバムをリリースしたこともあります。

    映画の題材にもなったヴォーカル脱退劇!?

    90年代に突入後、ハルフォードのソロ活動をめぐる、バンド/マネージメントとの確執が深刻化したことから、ハルフォードは1991年に脱退し、FIGHT,TWO,HALFORDとして独自路線を展開してゆきます。

    そのためJUDAS PRIESTは、JUDAS PRIESTのコピーバンドでも活動していたティム・リッパー・オーウェンズを迎えて1996年に再始動するまでは、長期にわたって活動休止状態に陥っていました。

    なお、ジョージ・クルーニーがプロデュースした2001年のアメリカ映画『ロック・スター』は、この経緯を元にしたストーリーとなっています。

    低迷のオーウェンズ時代からハルフォード復帰へ!?

    オーウェンズ加入後のJUDAS PRIESTは、ハルフォードのFIGHTへのアンサーのような、ヘヴィグルーヴ路線を展開しますが、こらはファンの不評を買い、評価/セールス/チャート共にキャリア中最低の落ち込みを見せます。

    そのためバンドは、先端サウンドの追求にひと区切りをつけていたハルフォードを呼び戻し、オールドスクールなヘヴィメタルへ回帰する方向性を画策。
    それが実現したことで、ハルフォードの復帰と引き換えにオーウェンズが脱退する結果となります。

     ハルフォードの復帰後の展開とK.K.ダウニングの脱退!?

    ハルフォード復帰後のJUDAS PRIESTは、ヘヴィメタル・ニューモードの追求を封印し、古典的オールド・スクール路線へと回帰したサウンドを展開しており、チャートや評価面では下腹傾向にありましたが、今度はギタリストで創設メンバーのひとりでもあるK.K.ダウニングとの間に亀裂が走ります。

    これが深刻化したことで、ダウニングは2011年にバンドを離脱し、『KK’s PRIEST』名義のバンドを立ち上げて徹底抗戦するかまえを見せます。

    JUDAS PRIESTは、ダウニングの後任にリッチー・フォークナーを迎え、現在もヘヴィメタルの盟主として第一線に立ち続けています。

    なお現在は、やはり創設メンバーでギタリストのグレン・ティプトンがパーキンソン病で休業に入ったことから、サポートとしてに元SABBATのアンディ・スニープを迎えています。

    次ページはJUDAS PRIESTのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

    JUDAS PRIEST|ジューダス・プリースト|DISCOGRAPHY

    Rocka Rolla|ロッカ・ローラ

    オリジナルアルバム 1作目 – (1974年)

    ヘヴィメタル路線へと踏み出す以前のアルバムで、ブルーズ,ロックンロール影響が強いハードロックを展開。

    |王道メタル度:★☆☆☆☆
    |スピード:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★☆☆☆
    |ロッキン度:★★★★★
    |トレンド度:★☆☆☆☆
    |総合評価:★★★★☆

    賛否両論 通好み スルメ盤

    Sad Wings of Destiny|運命の翼:サッド・ウィングス・オブ・デスティニィ

    オリジナルアルバム 2作目 – (1976年)

    プログレ的耽美性を下敷きにしたヘヴィメタルの様式美の元となる美意識を確立。ハードロックの域は出ないが多彩な作風の充実作。

    |王道メタル度:★★★★☆
    |スピード:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |ロッキン度:★★★☆☆
    |トレンド度:★★☆☆☆
    |総合評価:★★★★★

    代表作 通好み スルメ盤 実験作

    Sin After Sin|背信の門:シン・アフター・シン

    オリジナルアルバム 3作目 – (1977年)

    未来的でメタリックな質感とソリッドな重厚さが強化され、パワー/スピード共にもマシマシに。ヘヴィメタル・サウンドの確立へと歩みを進めた野心作。

    |王道メタル度:★★★★☆
    |スピード:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |ロッキン度:★★★★☆
    |トレンド度:★★★☆☆
    |総合評価:★★★★★

    代表作 通好み 実験作

    Stained Class|ステンド・グラス

    オリジナルアルバム 4作目 – (1978年)

    未来的/人工的なヘヴィメタル・サウンドがひとつの完成を見せ、最大の武器となるスピードメタル・ナンバーも定番化し、ターニングポイントとなった名盤。

    |王道メタル度:★★★★★
    |スピード:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |ロッキン度:★★★☆☆
    |トレンド度:★★★★☆
    |総合評価:★★★★★

    殿堂入り 代表作 入門盤 実験作

    Killing Machine|殺人器械:キリング・マシーン

    オリジナルアルバム 5作目 – (1978年)

    名曲T-04を中心に、バリエーションに富んだ楽曲が並び、クオリティも抜群の充実作。

    |王道メタル度:★★★★★
    |スピード:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |ロッキン度:★★★☆☆
    |トレンド度:★★★★☆
    |総合評価:★★★★★+

    殿堂入り 代表作 入門盤

    British Steel|ブリティッシュ・スティール

    オリジナルアルバム 6作目 – (1980年)

    名曲T-03を始め高水準な楽曲がそろった掛け値なしの名盤。レゲエ風のT-07は異色だが隠れた名曲。

    |王道メタル度:★★★★★
    |スピード:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |ロッキン度:★★★☆☆
    |トレンド度:★★★★☆
    |総合評価:★★★★★+

    殿堂入り 代表作 入門盤 実験作

    Point of Entry|黄金のスペクトル:ポイント・オブ・エントリー

    オリジナルアルバム 7作目 – (1981年)

    アメリカ市場向けにチューニングしたミドルテンポ重視のロックアルバムに。決め手には欠けるがクオリティは上々。

    |王道メタル度:★★☆☆☆
    |スピード:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★☆☆☆
    |ロッキン度:★★★★☆
    |トレンド度:★★★★☆
    |総合評価:★★★★☆

    賛否両論 スルメ盤 実験作

    Screaming for Vengeance|復讐の叫び:スクリーミング・フォー・ヴェンジェンス

    オリジナルアルバム 8作目 – (1982年)

    再びヘヴィメタル・サウンドに回帰。それをさらに徹底的にブラッシュアップして感性を見せた、キャリアの頂点にある名盤。

    |王道メタル度:★★★★★
    |スピード:★★★★☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |ロッキン度:★★☆☆☆
    |トレンド度:★★★★☆
    |総合評価:★★★★★+

    殿堂入り 代表作 入門盤

    Defenders of the Faith|背徳の掟:ディフェンダーズ・オブ・ザ・フェイス

    オリジナルアルバム 9作目 – (1984年)

    前作に引き続きソリッドなヘヴィメタルを極め、前作にも比肩する名盤に。メタル史上でも最上級に位置する重要作。

    |王道メタル度:★★★★★
    |スピード:★★★★☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |ロッキン度:★★☆☆☆
    |トレンド度:★★★★☆
    ||総合評価:★★★★★+

    殿堂入り 代表作 入門盤

    Turbo|ターボ

    オリジナルアルバム 10作目 – (1986年)

    80年代メインストリームポップサウンドを取り入れ問題作と呼ばれることに。傑作ではないが聴きどころはそれなりにある。

    |王道メタル度:★★★☆☆
    |スピード:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |ロッキン度:★★★☆☆
    |トレンド度:★★★☆☆
    |総合評価:★★★★☆

    賛否両論 実験作

    Ram It Down|ラム・イット・ダウン

    オリジナルアルバム 11作目 – (1988年)

    ジャーマンパワーメタルに接近したと言われるが、それが顕著なのはタイトルトラックのみでやや散漫。

    |王道メタル度:★★★★☆
    |スピード:★★★★☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |ロッキン度:★★★☆☆
    |トレンド度:★★★☆☆
    |総合評価:★★★★☆

    入門盤 賛否両論 実験作

    Painkiller|ペインキラー

    オリジナルアルバム 12作目 – (1990年)

    前作のパワーメタル路線をよりアグレッシヴに推し進めた。黄金期の作風とは異なるがそれに匹敵する名盤。第二の全盛期を迎えるかと思われたが…。

    |王道メタル度:★★★★☆
    |スピード:★★★★★
    |ヘヴィネス:★★★★★
    |ロッキン度:★☆☆☆☆
    |トレンド度:★★☆☆☆
    |総合評価:★★★★★+

    殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 実験作

    Jugulator|ジャギュレイター

    オリジナルアルバム 13作目 – (1997年)

    新Vo.にティム・オーウェンズを迎え。グルーヴメタルを意識するが、失敗して単なる鈍重なパワーメタルに。

    |王道メタル度:★☆☆☆☆
    |スピード:★☆☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★★
    |ロッキン度:★☆☆☆☆
    |トレンド度:★★★☆☆
    |総合評価:★★★☆☆

    賛否両論 スルメ盤 実験作 お布施

    Demolition|デモリッション

    オリジナルアルバム 14作目 – (2001年)

    前作とほぼ同路線だが、やはりグルーヴメタルを捉え損なっており消化不良に。歴史から抹消される。

    |王道メタル度:★☆☆☆☆
    |スピード:★☆☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★★
    |ロッキン度:★★☆☆☆
    |トレンド度:★★★☆☆
    |総合評価:★★★☆☆

    賛否両論 通好み お布施

    Angel of Retribution|エンジェル・オブ・レトリビューション

    オリジナルアルバム 15作目 – (2005年)

    過去2作の不評を受けて、ロブ・ハルフォードと和解し様式美メタル路線に戻るが全盛期の輝きは無い。

    |王道メタル度:★★★★★
    |スピード:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |ロッキン度:★☆☆☆☆
    |トレンド度:★☆☆☆☆
    |総合評価:★★★☆☆

    賛否両論 通好み スルメ盤 お布施

    Nostradamus|ノストラダムス

    オリジナルアルバム 16作目 – (2008年)

    ゴシックメタルを意識したような重厚さと耽美性に重点を置いた作風だが、大作主義が裏目に出て消化不良。

    |王道メタル度:★★★☆☆
    |スピード:★☆☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |ロッキン度:★☆☆☆☆
    |トレンド度:★☆☆☆☆
    |総合評価:★★★☆☆

    賛否両論 スルメ盤 実験作 お布施

    Redeemer of Souls|リディーマー・オブ・ソウルズ

    オリジナルアルバム 17作目 – (2014年)

    聴きどころはそれなりにあるがやはり決め手に欠け、全盛期にもハルフォードのソロにも全く届かない。

    |王道メタル度:★★★★★
    |スピード:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |ロッキン度:★☆☆☆☆
    |トレンド度:★☆☆☆☆
    |総合評価:★★★☆☆

    入門盤 賛否両論 お布施

    Firepower|ファイアーパワー

    オリジナルアルバム 18作目 – (2018年)

    パワーメタルサウンドを取り戻して高評価を受けたが、タイトルトラックとドゥーム風のT-13以外は凡庸。

    |王道メタル度:★★★★☆
    |スピード:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |ロッキン度:★☆☆☆☆
    |トレンド度:★☆☆☆☆
    |総合評価:★★★★☆

    入門盤 賛否両論 お布施

    KK’s PRIEST|ケーケーズ・プリースト|DISCOGRAPHY

    JUDAS PRIESTを脱退したK.K.ダウニングが、古巣との完全決別を心に決め、それへのカウンターとしてPRIESTの名を冠して結成したグループ。

    音楽性もJUDAS PRIESTのスタイルを踏襲しており、フロントマンには、実質的にJUDAS PRIESTから排除されたかたちでの脱退となった、ティム・リッパー・オーウェンズを迎えるなど、徹底抗戦をアピールしています。

    これによって、JUDAS PRIESTは、SAXON,VENOM,TANKとともに、UKヘヴィメタル・シーンにおける“のれん争いバンドBIG4”を形成することになりました。

    Sermons of the Sinner|サーモンズ・オブ・ザ・シナー

    オリジナルアルバム 1作目 – (2021年)

    The Sinner Rides Again| ザ・シナー・ライズ・アゲイン

    オリジナルアルバム 1作目 – (2023年)

    次ページはライターが選ぶJUDAS PRIESTのおすすめアルバムを紹介!!▼リンクはページ下!▼

    JUDAS PRIESTはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!

    JUDAS PRIESTはアルバムによって音楽性が大きく異なり楽曲の出来不出来も波があるので、適当に選ぶと失敗する可能性もあります。

    JUDAS PRIESTに期待される作風を満たした作品なら、スピードメタルナンバーを軸にしたブリティッシュヘヴィメタルの頂点“Screaming for Vengeance(8th)”“Defenders of the Faith(9th)”、またはスラッシュメタルをも視野に入れてアグレッションを増したパワーメタルが並んで彼らにしては珍しく捨て曲ナシの“Painkiller(12th)”が突出しているので、ファースト・プリーストには最適。

    そのあとは、ブリティッシュハードロックにメタリックサウンドとメタル的美学を導入した“Sad Wings of Destiny(2nd)”や、定番となるヘヴィメタルスタイルを完成させた“Stained Class(4th)”といった歴史的な重要作、または、その進化の過程に位置しつつも完成度/充実度の高い“Killing Machine(5th)”“British Steel(6th)”に進むといいでしょう。

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