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★ OVERKILL(オーヴァーキル) ディスコグラフィー ★ パンクスとしてキャリアをスタートしたニューヨーク・スラッシュメタルのNo.1ハードワーカー…必聴アルバムは?

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Contents

  1. ドライヴィンなベースが唸る!パンクシーンからメタルシーンへ殴り込んだ、USスラッシュシーンでも最多作品数を誇る、ヘヴィでパンキッシュなニューヨーク・スラッシュメタル!
        1. NYパンクからスラッシュメタルへ転身!?
        2. メタルだけじゃない多彩なバックグラウンド!?
        3. OVERKILLは〈BLACK SABBATH〉リスペクト!?
        4. USスラッシュシーンでNo.1のハードワーカー!?
  • OVERKILL|DISCOGRAPHY
    1. Feel the Fire|フィール・ザ・ファイア
    2. Taking Over|テイキング・オーバー
    3. !!!Fuck You!!!|ファック・ユー
    4. Under the Influence|アンダー・ザ・インフルエンス
    5. The Years of Decay|ザ・イヤー・オブ・ディケイ
    6. Horrorscope|ホラースコープ
    7. I Hear Black|アイ・ヒアー・ブラック
    8. W.F.O.|ダブリュー・エフ・オー
    9. The Killing Kind|ザ・キリング・カインド
    10. From The Underground And Below|フロム・ザ・アンダーグラウンド・アンド・ビロウ
    11. Necroshine|ネクロシャイン
    12. Coverkill|カヴァーキル
    13. Bloodletting|ブラッドレッティング
    14. Killbox 13|キルボックス 13
    15. ReliXIV|レリックスIV
    16. Immortalis|インモータルズ
    17. Ironbound|アイアンバウンド
    18. The Electric Age|ザ・エレクトリック・エイジ
    19. White Devil Armory|ホワイト・デビル・アーモリィ
    20. The Grinding Wheel|ザ・グラインディング・ホィール
    21. The Wings of War|ザ・ウィングス・オブ・ウォー
    22. Scorched |スコーチド
  • OVERKILLはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
      1. “スラッシュ黄金期”の初期作品のオススメは!?
      2. “スラッシュ氷河期”の中期作品のオススメは!?
      3. “スラッシュ・リバイバル”到来後のオススメは!?
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  • ドライヴィンなベースが唸る!パンクシーンからメタルシーンへ殴り込んだ、USスラッシュシーンでも最多作品数を誇る、ヘヴィでパンキッシュなニューヨーク・スラッシュメタル!

    OVERKILLのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

    OVERKILL(オーヴァーキル)は、アメリカ合衆国ニューヨークを拠点とするスラッシュメタル・グループ。

    NYパンクからスラッシュメタルへ転身!?

    OVERKILLは、〈ANTHRAX(アンスラックス)〉と並んでニューヨーク・スラッシュメタル・シーンを代表するバンドです。
    また、やはり同郷である〈MANOWAR〉と同じく、当初はNYパンク/ハードコアのシーンにの中で活動していたメンバーによって結成された、変わり種のグループとしても知られています。

    ヘヴィメタル/ハードロックとパンク/ハードコアをバックグラウンドに持って双方に精通し、ドライヴするベースを中心に据えた適度にポップで猪突猛進になりすぎない、ニューヨーク的な狂気とクールネスを持ち合わせた個性的なサウンドで、スラッシュシーンでも独自のポジションを築いています。

    メタルだけじゃない多彩なバックグラウンド!?

    OVERKILLは、多くのスラッシュメタル・バンドと同様に、音楽性の背景には〈JUDAS PREAST〉らの初期ヘヴィメタル勢や、『N.W.O.B.H.M.(ニューウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)』の存在があります。
    それに加え、彼らのバックボーンは70年代のハードロック/ヘヴィロックにも及び、それが反映された音楽性を、大きな特徴ともしていました。

    また、彼らのバックボーンには、当然のように自らのルーツであるハードコア・パンクや、〈MOTORHEAD(モーターヘッド)〉などのラウドなロックンロールの存在もあり、それらから受けた影響は絶大です。

    初期パンクについては、完全に消化しきって血肉に変えているため、あまり直接的に反映されることはありませんが、カバーソングとして取り上げるなどして明確なリスペクトを示しています。

    OVERKILLは〈BLACK SABBATH〉リスペクト!?

    これらの中でも、OVERKILLのサウンドから特に強い影響が感じられるのは、何といっても〈BLACK SABBATH(ブラック・サバス)〉の存在でしょう。

    OVERKILLは、比較的古くからハードロック寄りのアプローチも行っており、“SABBATHインスパイア”的なドゥーミーなヘヴィロックテイストも導入していました。

    これは、グランジやグルーヴメタルのメジャー浮上に先行したものでもあり、彼らをグルーヴスラッシュのパイオニアのひとつとも呼ぶことも可能な存在としています。

    USスラッシュシーンでNo.1のハードワーカー!?

    OVERKILLは、スラッシュメタルムーヴメントの黎明期から、現在に至るまで大きなブランクも無くコンスタントな活動を続けています。

    また、USメタルシーンでは異例のハイペースで、アルバムリリースを続けるハードワーカーとしても知られており、ドイツ勢と比較して寡作傾向にあるアメリカ大陸のスラッシュメタル・シーンの中では、多作なグループとして知られるカナダの〈ANNIHILATOR〉や〈FLOTSAM AND JETSAM〉をも上回る、北米スラッシュ最多のアルバム数を誇っています。

    次ページはOVERKILLのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

    OVERKILL|DISCOGRAPHY

    Feel the Fire|フィール・ザ・ファイア

    オリジナルアルバム 1作目 (1985年)

    このデビューアルバムで聴けるのは、同じニューヨーク出身の〈ANTHRAX〉をはじめとした、初期のUSスラッシュメタルに多く見られた、パワーメタル/スピードメタル寄りのサウンドですが、それらの中でもハイテンションなスピード感では群を抜いています。

    ここでは『N.W.O.B.H.M.』や初期ヘヴィメタルからの影響がダイレクトに現れており、ヘヴィメタル的な構築美を持った練られた楽曲にパンク/ハードコア由来の荒々しい初期衝動と突進力が加わったことで、一聴するとオールドスクールのようでありながらその枠を突き抜けた新世代のヘヴィメタルを作り上げています。

    曲によっては、やはり同郷の〈MANOWAR〉の初期のアメリカン・メタル・サウンドを、よりスピーディ&アグレッシヴにエクストリーム化したような印象も受けるものも見られます。

    |スラッシュ度:★★★☆☆
    |パンク度:★★★☆☆
    |ロック度:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★☆☆☆
    |スピード:★★★★★
    |総合評価:★★★★★

    殿堂入り 通好み

    Taking Over|テイキング・オーバー

    オリジナルアルバム 2作目 (1987年)

    基本的には前作の延長線上にあるものですが、トルクフルなヘヴィネスが強化されてリフもスラッシーなものとなり、オールドスクール・ヘヴィメタルの形式に則ったパワーメタル/スピードメタルからは、さらに大きく逸脱。
    独自のOVERKILL流スラッシュメタルが、完成に近づきつつあるアルバムです。

    パンキッシュな荒々しさよりも構成力が重視されたつくりですが、全体的にはアグレッションが増してヘヴィになっており、プリミティヴな魅力は失われていません。

    『N.W.O.B.H.M.』の影響を残した楽曲では、初期の〈MATALLICA〉を思わせるアプローチも見せるなど、ややつくり込まれた面もあることから、前作の“破れかぶれ感”にしびれた、パンキッシュな初期衝動重視のリスナーには違和感があるかもしれません。
    しかし、スラッシュメタルとしての魅力では遜色ない以上のものであり、初期の代表作と呼び得る出来栄えを見せていることは間違いところです。

    |スラッシュ度:★★★★★
    |パンク度:★★☆☆☆
    |ロック度:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |スピード:★★★★★
    |総合評価:★★★★★

    殿堂入り 代表作 入門盤

    !!!Fuck You!!!|ファック・ユー

    ミニアルバム (1987年)

    カナダのパンクバンド〈THE SUBHUMANS(イギリスのSUBHUMANSとは同名異バンド)〉のカバー曲で、アンセムにもなっているタイトル・トラックに、ライヴ・トラックを含めたEP。

    全5曲(再発盤には1曲追加)のミニアルバムながら、インパクトのあるジャケットと聴きごたえのある内容で人気の高い1枚です。

    |スラッシュ度:★★★★★
    |パンク度:★★★★☆
    |ロック度:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |スピード:★★★★☆
    |総合評価:★★★★★

    殿堂入り 代表作 通好み

    Under the Influence|アンダー・ザ・インフルエンス


    オリジナルアルバム 3作目 (1988年)

    本作のサウンド自体は、前作で完成されたスラッシュメタル・スタイルなのですが、曲調については70年代ロックの影響も前面に押し出されており、曲によってはハードロックと呼ベそうなものまで見られます。

    前作でやや控えめになったと思われた突進力やスピードはさらに抑えられ、むしろヘヴィネスを重視したミドルよりも遅めのダウンテンポな楽曲が中心ながらも、曲展開には工夫が凝らされており、スラッシュメタルのミッド〜スローテンポ路線にありがちな、メリハリに欠けて単調に流れていくような状態には陥っていません。

    ここでの作風は、過去作を踏襲したファストサウンドを待っていたリスナーは、やや煮え切らない思いをするかもしれませんが、速さにこだわらずじっくりと聴き込めるリスナーならば、粒ぞろいの楽曲を十分楽しめるアルバムです。

    |スラッシュ度:★★★☆☆
    |パンク度:★★☆☆☆
    |ロック度:★★★★☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |スピード:★★☆☆☆
    |総合評価:★★★★★

    賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

    The Years of Decay|ザ・イヤー・オブ・ディケイ


    オリジナルアルバム 4作目 (1989年)

    前作から一転して冒頭から突進曲が連発されており、再び疾走感あふれるファスト・チューンを主体とした作風に戻ったかと思いきや、T-05のように〈BLACK SABBATH〉の影響が濃い10分近いナンバーも収録されるなど、かなり幅のある作風となっています。

    T-06などは、疾走曲ながらもそのサウンド・メイクには後の〈PANTERA〉にも近い質感がありますし、やはり8分超と長尺のT-07は展開に〈METALLICA〉の第2期を想起させる部分があるだけでなく、『ブラックアルバム』に先駆けたような印象さえ与えます。
    このように、何気に同時代性を超えて時代に先駆けたようにも受け取ることが可能な、先鋭的で野心的な興味深い一面も確認できます。

    8分超えが3曲と長尺傾向にあり、普通のスラッシュメタルであればやや間延びが気になるところですが、ここでは楽曲がバリエーションに富んでいて、かつ大作でも比較的よく練られているのでダレることは無く、充実度が高いバランスの良いアルバムに仕上がっています。

    |スラッシュ度:★★★★☆
    |パンク度:★★☆☆☆
    |ロック度:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |スピード:★★★☆☆
    |総合評価:★★★★★

    代表作 入門盤 通好み スルメ盤 実験作

    Horrorscope|ホラースコープ


    オリジナルアルバム 5作目 (1991年)

    スラッシュメタルが終息を迎え、『BIG4』をはじめとして各グループにスラッシュのスタンダードからの脱却が目立っていた時期ですが、彼らは直近2作で実験的な試みを繰り返してきたこともあってか、ここにきて初期作品に回帰したかのように、スラッシーな突進力と疾走感を前面に押し出してきました。

    とはいえ、過去2作での経験もしっかり生かされており、後半にはミッドテンポのグルーヴ・スラッシュやドゥーミィ・スラッシュもアクセント的に織り交ぜ、最後はバラッド調から始まってドラマティックな展開を見せるという全盛期の〈METALLICA〉を思わせるような構成の佳曲で閉じられます。

    全体的には前作『The Years of Decay(4th)』に近い印象がありますが、好みの分かれがちな長尺曲を省いて、その分を疾走曲の充実にあてたことにより、スラッシュメタルとしてのバランスの良さと充実度はさらにアップしたと言えるでしょう。

    また、楽曲バリエーションも豊富なため、アルバムとしてもメリハリが効いて飽きのこない仕上がりになっており、初期OVERKILLのシメを飾る代表作と呼ばれるのも納得の完成度の高い1枚です。

    |スラッシュ度:★★★★★
    |パンク度:★★☆☆☆
    |ロック度:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |スピード:★★★★☆
    |総合評価:★★★★★

    殿堂入り 代表作 入門盤

    I Hear Black|アイ・ヒアー・ブラック


    オリジナルアルバム 6作目 (1993年)

    本作は、歴代作品中では最大の問題作とされる作品で、キャリアを俯瞰して見るならば、ここからが事実上の“OVERKILL第2幕”のスタートとも言うこともできるでしょう。
    その大きな要因は、やはりこの時期の多くのスラッシュ・アルバムと同様、ミッドテンポが中心となったグルーヴ・スラッシュ化です。

    彼らは、〈PANTERA〉や近年ではグルーヴ・スラッシュの先駆け扱いもされる〈EXORDER〉にも先んじて、〈BLACK SABBATH〉の影響を反映した、グルーヴを感じさせるダウンテンポな作風を実践していただけあって、ここでも〈PANTERA〉を意識しつつもその亜流にとどまらない、独自のヘヴィサウンドをつくり出しています。

    ただし、本作の原型にもなった『3rd』や『4th』に比べると、曲調がバリエーションが乏しく、アクセントになるようなパートや緩急をつける工夫にも欠けているため、やや単調に流されがちな面は確かに否めません。

    T-08-T-11のような疾走を持ったナンバーをあと1〜2曲ほど用意して、微妙な楽曲と入れ替えるだけで大幅に印象が好転したと思われるだけに、なんとも惜しい印象の残るアルバムです。

    |スラッシュ度:★★☆☆☆
    |パンク度:★★☆☆☆
    |ロック度:★★★★☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |スピード:★★☆☆☆
    |総合評価:★★★☆☆

    賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

    W.F.O.|ダブリュー・エフ・オー


    オリジナルアルバム 7作目 (1994年)

    本作では、再び突進力と疾走感を取り戻しました作風となりましたが、同時期の〈SLAYER〉や〈SODOM〉などがそうだったように、空前のハードコア・ブームだった当時の状況を反映させたような、荒々しく生々しい音づくりで仕上げられています。

    部分的な一面だけを取り上げて〈PANTERA〉化の汚名をかぶされ、前作と並んで黙殺されがちな傾向もあるアルバムですが、その実は、中期の代表作どころか、全キャリア中でも上位に位置すべき充実度の1枚といえます。

    そもそも、OVERKILLのキャリアを追ってきたリスナーならば、ヘヴィグルーヴ・フレーバーも以前から見られたのは当然ご存知なので、万事いつも通りだということが理解できるはずです。
    むしろ本作においては、〈BLACK SABBATH〉以上に〈MOTORHEAD〉の影響を感じることが多い作風と、ラフでパンキッシュなサウンドが相まって初期のテンションを取り戻したような印象さえ与えます。

    また、サウンド面で特筆すべきは、彼らの持ち味でもあるベースが、過去にないほどまでに前面押し出されて唸りまくっていること。
    この、D.D.ヴァーニのドライヴィンなベースラインは実に魅力的で、強烈な存在感を示しており、これによって楽曲に深みと躍動感とメリハリを増してさえいます。

    楽曲はファスト・チューンとグルーヴ・チューンがバランスよく並び、中にはブレイクダウン風の転調を見せるものもありますが、どれも粒ぞろいのスキのないつくり。
    中でもT-02は彼らにとっての『ACE OF SPADES』と呼んでも差し支えない名曲で、アベレージは高いもののアンセム級の名曲が少なかったOVERKILLにとっては、まさに看板に据えるにふさわしい1曲です。

    これら諸々を加味するなら、やや異色作ながらもっと高く評価されるべきなのにも関わらず、なぜかリスナーからもバンドからも冷遇されがちという悲運のアルバムとなっています。

    |スラッシュ度:★★★★☆
    |パンク度:★★★★☆
    |ロック度:★★★★☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |スピード:★★★★☆
    |総合評価:★★★★★

    殿堂入り 賛否両論 通好み 実験作

    The Killing Kind|ザ・キリング・カインド


    オリジナルアルバム 8作目 (1996年)

    |スラッシュ度:★★★☆☆
    |パンク度:★☆☆☆☆
    |ロック度:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |スピード:★★★☆☆
    |総合評価:★★★☆☆

    賛否両論 通好み スルメ盤

    From The Underground And Below|フロム・ザ・アンダーグラウンド・アンド・ビロウ


    オリジナルアルバム 9作目 (1997年)

    Necroshine|ネクロシャイン


    オリジナルアルバム 10作目 (1999年)

    Coverkill|カヴァーキル


    カヴァーアルバム (1999年)

    Bloodletting|ブラッドレッティング


    オリジナルアルバム 11作目 (2000年)

    Killbox 13|キルボックス 13


    オリジナルアルバム 12作目 (2003年)

    ReliXIV|レリックスIV


    オリジナルアルバム 13作目 (2005年)

    |スラッシュ度:★★★☆☆
    |パンク度:★★☆☆☆
    |ロック度:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |スピード:★★★☆☆
    |総合評価:★★★★☆

    賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

    Immortalis|インモータルズ


    オリジナルアルバム 14作目 (2007年)

    |スラッシュ度:★★★☆☆
    |パンク度:★★☆☆☆
    |ロック度:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★☆☆☆☆
    |スピード:★★★☆☆
    |総合評価:★★★☆☆

    賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

    Ironbound|アイアンバウンド


    オリジナルアルバム 15作目 (2010年)

    |スラッシュ度:★★★★☆
    |パンク度:★★☆☆☆
    |ロック度:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |スピード:★★★★☆
    |総合評価:★★★★★

    入門盤

    The Electric Age|ザ・エレクトリック・エイジ


    オリジナルアルバム 16作目 (2012年)

    |スラッシュ度:★★★★★
    |パンク度:★★☆☆☆
    |ロック度:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |スピード:★★★★☆
    |総合評価:★★★★★

    入門盤

    「The Electric Age (Tour Edition) 〔Bonus Track Version〕」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    White Devil Armory|ホワイト・デビル・アーモリィ


    オリジナルアルバム 17作目 (2014年)

    |スラッシュ度:★★★★★
    |パンク度:★★★★☆
    |ロック度:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |スピード:★★★★★
    |総合評価:★★★★★

    入門盤

    The Grinding Wheel|ザ・グラインディング・ホィール


    オリジナルアルバム 18作目 (2017年)

    |スラッシュ度:★★★★☆
    |パンク度:★★☆☆☆
    |ロック度:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |スピード:★★★☆☆
    |総合評価:★★★★☆

    入門盤 賛否両論 通好み スルメ盤

    「ザ・グラインディング・ウィール」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    The Wings of War|ザ・ウィングス・オブ・ウォー


    オリジナルアルバム 19作目 (2019年)

    |スラッシュ度:★★★★☆
    |パンク度:★★★★☆
    |ロック度:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |スピード:★★★★☆
    |総合評価:★★★★☆

    入門盤 スルメ盤

    「ザ・ウィングス・オブ・ウォー」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    Scorched |スコーチド


    オリジナルアルバム 20作目 (2023年)

     

    次ページはライターが選ぶOVERKILLのおすすめアルバムを紹介!!▼リンクはページ下!▼

    OVERKILLはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!

    OVERKILLは作品数も多く高アベレージなバンドだけに、時期によって作風は変われども、要チェック世呼べるアルバムは多々あります。

    “スラッシュ黄金期”の初期作品のオススメは!?

    スラッシュメタル最盛期の初期作品はいずれも聴きどころの多い良盤ですが、純粋なスラッシュメタルとしての魅力と総合力では、『Taking Over(2nd)』『Horrorscope(5th)』が一歩リードといえます。
    プリミティヴな魅力においては『2nd』、練り込まれた構成力では『5th』とお好みで選ぶことができます。

    パワーメタル寄りの作風が好みなら『Feel the Fire(1st)』から入るのもありですし、ハードロッキンな作風やヘヴィでダウンテンポな作風がイケる口ならば、『Under the Influence(3rd)』『The Years of Decay(4th)』を選択肢にれるのもよいでしょう。

    “スラッシュ氷河期”の中期作品のオススメは!?

    一般的にファンの評価が低くあまり顧みられることの無い、“スラッシュ冬の時代”と呼ばれる時期の中にも優れたアルバムはあり、中でも『W.F.O.(7th)』は、やや変化球ながらもハードコアな魅力あふれる作品で、隠れた名盤と呼べる1枚。
    ラフ&ロウなサウンドに抵抗がなければ、是非とも押さえておきたいところです

    “スラッシュ・リバイバル”到来後のオススメは!?

    スラッシュメタル・リバイバルでシーンが再び活性を見せた2010年代からの時期は、ここにきて再び勢いを増したモダン・スラッシュ路線のアルバムが大豊作で、いずれも甲乙つけがたい良作ぞろいです。

    あえて言えば、メタル的な整合感なら『The Electric Age(16th)』、ハードコアな突進力なら『Ironbound(15th)』、幅の広さとバランスでは『White Devil Armory(17th)』あたりがオススメといったところです。

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