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★ EARTH CRISIS(アース・クライシス)+FREYA(フレイヤ) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|ニューヨークシーンが生んだヘヴィメタリックなN.S.H.C.(ニュースクールハードコア)のアイコン!!…必聴アルバムは?

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Contents

  1. ニューヨークN.S.H.C.シーンの代表としてメタリック・ハードコア・シーンを牽引したパイオニア!モダンなヘヴィミュージックのトレンドを導入しつつも独自性を失わない地力の強さが光る!!
        1. EARTH CRISISが属するN.S.H.C.とは!?
        2. EARTH CRISISこそN.S.H.C.の代名詞!?
        3. 偉大なバンド名に恥じないポリティカルな姿勢!?
        4. ヘヴィメタルへのリスペクトを忘れない!?
        5. 商業的には恵まれない最重要バンド!?
  • EARTH CRISIS|DISCOGRAPHY|スタジアアルバム
    1. All Out War|オール・アウト・ウォー
    2. Firestorm|ファイアストーム
    3. Destroy the Machines|デストロイ・ザ・マシーンズ
    4. Gomorrah’s Season Ends|ゴモラズ・シーズン・エンズ
    5. Breed the Killers|ブリード・ザ・キラーズ
    6. Slither|スリザー
    7. Last of the Sane|ラスト・オブ・ザ・セイン
    8. To The Death|トゥ・ザ・デス
    9. Neutralize the Threat|ニュートラライズ・ザ・スレート
    10. Salvation of Innocents |サルヴェイション・ブ・イノセンツ
  • EARTH CRISIS|DISCOGRAPHY|ライヴ/コンピレーション
    1. The Oath That Keeps Me Free|ザ・オース・ザット・キープ・ミー・フリー
    2. Forever True – 1991–2001|フォーエヴァー・トゥルー
  • FREYA|フレイヤ|DISCOGRAPHY
    1. As the Last Light Drains|アズ・ザ・ラスト・ライト・ドレインズ
    2. Lift the Curse|ライフ・ザ・カース
    3. All Hail the End|オール・ヘイル・ジ・エンド
    4. Paragon of the Crucible|パラゴン・オブ・ザ・クルーシブル
    5. Grim|グリム
  • EARTH CRISISはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
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  • ニューヨークN.S.H.C.シーンの代表としてメタリック・ハードコア・シーンを牽引したパイオニア!モダンなヘヴィミュージックのトレンドを導入しつつも独自性を失わない地力の強さが光る!!

    EARTH CRISISのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!
    EARTH CRISIS(アース・クライシス)は、アメリカ合衆国はニューヨークのメタリック・ハードコア・バンド。
    EARTH CRISISが属するN.S.H.C.とは!?

    EARTH CRISISは、N.S.H.C.(ニュースクールハードコア)を代表するバンドのひとつ。

    N.S.H.C.とは、90年代中盤頃からアンダーグラウンドで活性化してきた、ハードコアとヘヴィメタルのクロスオーバーのいち形態。

    80年代からのクロスオーバー・サウンドと、当時主流だったグルーヴコア/グルーヴメタルベースにしつつ、デスメタル, ドゥームメタル/スラッジメタルといったエクストリーム・メタルなどを、ミックスしたスタイルが基本形です。

    この、ミッド〜スロー主体でヘヴィネス重視のサウンドに加えて、泣きのメロディやギターソロの多用など、歴代のクロスーオーバー以上に濃厚なメタルテイストが最大の特徴。

    近年ヘヴィミュージックメインストリームとなっている“メタルコア”の原型として直接的ルーツにあたるジャンルです。

    EARTH CRISISこそN.S.H.C.の代名詞!?

    EARTH CRISISは、80年代よりハードコアとヘヴィメタルのクロスオーバーが盛んな傾向があった、ニューヨークのハードコア・シーンで、このN.S.H.C.シーンの黎明期より活動を続けるグループ。

    ニューヨークにおいては、N.S.H.C.の顔として黎明期よりムーヴメントを牽引しており、N.S.H.C.の代名詞的存在といえる位置にいたバンドでした。

    なお、近年では彼らを含むN.S.H.C.黎明期のバンドは、現在“メタルコア”に含まれているメロデス化した次世代N.S.H.C.バンドとの明確な区別のため、“ヘヴィハードコア”と称されることもあります。

    偉大なバンド名に恥じないポリティカルな姿勢!?

    EARTH CRISISのバンド名は、ポリティカルなアティチュードで知られるUKレゲエバンド、STEEL PULSEのアルバムタイトルにちなんだものです。

    彼ら自身も“ストレート・エッジ”を標榜しており、ある種の禁欲主義や動物愛護, ヴィーガニズムなどの思想性を押し出しています。

    ヘヴィメタルへのリスペクトを忘れない!?

    かつてのハードコアシーンでは、メタルサウンドを導入しつつもヘヴィメタルと直接比較/同一視されることを嫌い、メタルシーン無関係というポーズをとったり、ヘヴィメタルを仮想敵とみなすグループ少なくありませんでした。

    その中でEARTH CRISISは例外的な存在で、ヘヴィメタルからの影響とリスペクトを公言していたグループのひとつでした。
    インタビューで影響を受けたバンドを聞かれた際も、メタルバンドを多くを挙げることで知られており、ある意味ではハードコアシーンとメタルクラスタの架け橋になっていた存在とも言えます。

    商業的には恵まれない最重要バンド!?

    EARTH CRISISは、アルバムリリースごとにヘヴィメタル的な整合感を強めてゆき、一時はニューメタルに接近して、その代表的レーベル『ロードランナー』からメジャーデビューも果たしています。

    しかし、商業的な成功には至らず、2001年にはメンバーの事情により解散。
    メンバーはFREYAやISOLATEDなど個別のバンドを始動し活動を続けていましたが、2007年のリユニオンを機に活動を再開します。

    それ以降は、ややストレートな作風への回帰や、メタルコアのトレンド・モードの導入も試みつつ、新作スタジオアルバムのリリースも重ねながら活動継続中です。

    次ページはEARTH CRISISのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

    EARTH CRISIS|DISCOGRAPHY|スタジアアルバム

    All Out War|オール・アウト・ウォー

    ミニアルバム:EP – (1992年)

    このデビューEPの時点で、グルーウコア/グルーヴメタルを基により重厚なヘヴィネスを追求した、彼らの基本スタイルは決定づけられています。

    ここでは、BIOHAZARDの影響も感じられ、曲によっては、近いラップ風のパーカッシヴなヴォーカルスタイルも聴けます。

    その中でも、タイトルトラックのT-01は、ライヴにも欠かせない代表曲遠なっています。

    |メタル度:★★★★☆
    |ハーコー度:★★★★☆
    |グルーヴ:★★★★☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |トレンド度:★★☆☆☆
    |総合評価:★★★★☆

    代表作 入門盤

    「All Out War - EP」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    Firestorm|ファイアストーム

    ミニアルバム:EP – (1993年)

    大枠では“All Out War”EPと大差はありませんが、方向性が明確になり、1stアルバムへと受け継がれる基本スタイルが確立されました。

    パーカッシヴなヴォーカルも聴けるものの、BIOHAZARDに感じられるある種の軽快さは後退して、重圧的でストイックなヘヴィネスが強化されており、サウンドもよりヘヴィメタリックで重厚なものになっています。

    |メタル度:★★★★☆
    |ハーコー度:★★★★☆
    |グルーヴ:★★★★☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |トレンド度:★★☆☆☆
    |総合評価:★★★★☆

    代表作 入門盤

    「Firestorm - Single」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    Destroy the Machines|デストロイ・ザ・マシーンズ

    オリジナルアルバム – 1作目 (1994年)

    BIOHAZARDなどのグルーヴコア系のヘヴィグルーヴを基調としているのは、これまでのEPと同様ですが、強い印象を残すドゥーム/スラッジ風の引きずるようなスロー&ダウナーなパートが本作を特徴的なものとしています。曲によっては、フラッシーな早弾きではないもののメロディアスなギターソロも導入しています。
    一作目ということもあってやや荒削りなところはあるものの、彼らの代表作にしてN.S.H.C.ムーヴメントを代表する一枚として語り継がれている重要作です。マイナーレーベルからですが、日本盤もリリースされていました。

    |メタル度:★★★★☆
    |ハーコー度:★★★★☆
    |グルーヴ:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★★
    |トレンド度:★★★☆☆
    |総合評価:★★★★★

    殿堂入り 代表作 入門盤 スルメ盤 実験作

    「Destroy the Machines」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    Gomorrah’s Season Ends|ゴモラズ・シーズン・エンズ

    オリジナルアルバム – 2作目 (1996年)

    ミッド〜スロー主体な作風に変化はありませんが、前作の引きずり系サウンドはかなり後退しており、アップテンポなパートが増えています。

    重圧感がやや薄れたヘヴィグルーヴサウンドが時にやや軽快な躍動感すら感じさせるほか、リフワークやフレージングがいくぶん凝ったものとなり、ある意味テクニカルとも呼べるようになったサウンドは、独自のカラーとしてアピールできるものです。

    前作ほどの強烈なインパクトは感じられず、やや通好みな仕上がりとなってはいるものの、本作もまたEARTH CRISISとN.S.H.C.ムーヴメントを語る上で、忘れることは許されない重要作であることは確かです。

    |メタル度:★★★★☆
    |ハーコー度:★★★★☆
    |グルーヴ:★★★★☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |トレンド度:★★☆☆☆
    |総合評価:★★★★★

    殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 通好み 実験作

    「Gomorrah's Season Ends」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    Breed the Killers|ブリード・ザ・キラーズ

    オリジナルアルバム – 3作目 (1998年)

    メタル専門レーベル大手、“ロードランナー”からリリースされた唯一のアルバム。
    プロデュースは元UKスラッシュバンドSABBATのメンバーで、主にエンジニアやフニッシュワークで活躍しているアンディ・スニープを迎えています。

    基本路線はそのままにメジャー感を漂わせた仕上がりとなり、メタル的整合感と洗練度が大幅アップ。
    前作以上に多用される躍動的なアップテンポパートと、ヘヴィグルーヴと交差するメリハリの効いた作風で、これまでになく印象的なフレーズも増えており、聴きやすく間口の広いものになりました。

    ニューメタルが勢いを増していた時代で、時にその影響と思しき匂いも漂ってくるものの、ここではあくまでごく一部であって、次作ほどに大胆に反映されているわけではありません。

    クオリティ自体は向上しているのですが良くも悪くもやや無難な作風で、過去作のようなアクの強さや独自性が薄まっています。

    また、メジャー移籍の弊害か5割程度もアップした収録曲数のを完全に持て余しており、後半になるとダレ気味になるのもネックで印象を下げています。

    |メタル度:★★★★★
    |ハーコー度:★★★★☆
    |グルーヴ:★★★★★
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |トレンド度:★★★☆☆
    |総合評価:★★★★☆

    入門盤 賛否両論

    Slither|スリザー

    オリジナルアルバム – 4作目 (2000年)

    ロードランナーをドロップして、古巣の“ビクトリー・レコーズ”からのリリースとなりましたが、音楽性まで原点回帰というわけではなく、前作に見られたニューメタル路線を大胆に推し進めたアルバムとなりました。

    ここで特に大きな影響を与えているのはFEAR FACTORYで、マシーナリーな質感や空間的な音作り、クリーン・ヴォーカルの導入パターンにそれが顕著。曲によってはサイバーメタル/ダンスメタルと呼べそうなものもあります。

    逆に、ニューメタルのもう一方の頂点KORNの影響はそれほど感じられませんし、SLIPKNOTに至ってはこの時まだ本格デビュー前でした。

    古参ファンからは、ニューメタルへの追従からセルアウトとバッシングされがちですが、かなり取り入れるエッセンスを吟味/消化しており、安易な模倣に終わっているわけではありませんし、ベーシックな部分に大きなブレはありません。
    “ニューメタ堕ち”の代名詞とされるチャグリフ(単音で細かく刻むリフ)やラップ風ヴォーカルにしても、実際は以前から導入されていたものです。

    クオリティ自体はカタログ中でもトップクラスなので、作風の変化さえ抵抗がなければ極上のメタリック・ハードコアとして楽しめます。

    |メタル度:★★★★★
    |ハーコー度:★★★☆☆
    |グルーヴ:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |トレンド度:★★★★★
    |総合評価:★★★★★

    殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 実験作

    「Slither」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    Last of the Sane|ラスト・オブ・ザ・セイン

    オリジナルアルバム – 5作目 (2001年)

    解散前の最後の作品で、一般にオリジナル・フルアルバムとして扱われていますが、カバー曲が半数以上を占めて残りが新曲という、変則的な構成でイレギュラーな立ち位置にあります。

    カバー曲のアレンジは、ほぼ原曲に準じたものから完全に自分たちのスタイルに落とし込んだものまで様々ですが、取り上げたアーティストや選曲の意外性はそれほどでもありません。
    ロック・クラシックが目立つあたりが彼ららしいと言えます。

    【ピップアップ・カバー・アーティスト】SLAYER / LED ZEPPELIN / BLACK SABBATH / ROLLING STONES / DEAD KENNEDYS, DYS / THE MISFITS

    |メタル度:★★★★☆
    |ハーコー度:★★★★☆
    |トレンド度:★★☆☆☆
    |選 曲:★★★☆☆
    |アレンジ:★★★★☆
    |総合評価:★★★★☆

    賛否両論 通好み 実験作

    To The Death|トゥ・ザ・デス

    オリジナルアルバム – 6作目 (2009年)

    メタルレーベルとしては準大手の“センチュリーメディア・レコーズ”からのリリースとなる、再結成後の第一弾アルバム。

    さすがに、この時期には完全にピークを過ぎていたニューメタル色は払拭されており、比較的シンプルでストレートなスタイルのメタリック・ハードコアとなりました。

    メロディアスなギターソロなどは少なめながら、メタル度はカタログ中でもトップクラス。ファストパートも多く、グルーヴスラッシュ/ネオスラッシュ的でもあります。

    ある意味では、部分的にはHATEBREEDなどにも通じるサウンドとも言えますが、それらよりはツイスト効いており緩急も効果的に働いているあたりは流石です。

    |メタル度:★★★★★
    |ハーコー度:★★★☆☆
    |グルーヴ:★★☆☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |トレンド度:★★★★☆
    |総合評価:★★★☆☆

    入門盤 賛否両論 実験作

    Neutralize the Threat|ニュートラライズ・ザ・スレート

    オリジナルアルバム – 7作目 (2011年)

    初期と比較すると確実に安定感や整合感が増していますが、前作以上にストレートな作風のストロングスタイルなメタリック・ハードコアで、再結成後のアルバムの中では最も初期に近い感覚で聴けるアルバムと言えます。

    実験性がほぼ皆無な分だけ安定感があるのは確かですが、かといってクオリティが特に突き抜けているわけでもなければ、アンセム急の名曲があるわけでもありません。

    好意的に見るなら“原点回帰”と呼ぶこともできますが、過去に変遷を重ねてきた上で積み上げられたプラスアルファやアイデア/工夫が目立たないため、ここにきてリリースする作品としては物足りなさが否めません。

    及第点は軽く突破しているものの、良くも悪くも無難なところに落ち着いて面白みのに欠けるアルバムでなので、彼らのカタログからあえてこの1枚をセレクトする意義は弱くなります。

    |メタル度:★★★★☆
    |ハーコー度:★★★★☆
    |グルーヴ:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★☆☆
    |トレンド度:★★☆☆☆
    |総合評価:★★★☆☆

    賛否両論 スルメ盤

    Salvation of Innocents |サルヴェイション・ブ・イノセンツ

    オリジナルアルバム – 8作目 (2014年)

    メロデス, ゴシックメタル, ブラックメタルなど、耽美系のエクストリームメタルに強い“キャンドルライト・レコード”へ移籍しての第一弾となるアルバム。ここでは、動物の生体解剖批判をテーマに、三部構成のコンセプト・アルバムというアプローチをとっています。

    取り立てて新しい試みも見られず、かなりストレートでヒネリの無い作風だった前作から一転して、ここでは、FREYAでの活動も反映されており、当時のメタルコアシーンの主流サウンドを取り入れつつ新機軸を模索しています。

    新機軸を具体的に挙げると…、00年代からメタルコアの主流となった、北欧メロデス/デスラッシュを原型としたスタイル。
    今や“プログレ”と同意義になった、ポスト・ハードコアなど所謂“ポスト系”のドラマ性や技巧性。
    その“ポスト系”やブラックメタルなどのアングラからメジャーまで、様々なシーンに流用されているゴシックメタル的な耽美エッセンス。
    現在ではスラッジメタルとラベリングされている、90年代ドゥームの系スロー&ダウナーサウンド。…など。

    彼ららしく、それらを取捨選択して咀嚼した上で、それを従来のスタイルに織りこみつつ、絶妙な手際でトレンドに傾き過ぎないバランスを維持しています。
    好みは分かれますが、意欲作な作品であるだけでなく再結成後ではベストの出来栄えと言えます。

    |メタル度:★★★★★
    |ハーコー度:★★★☆☆
    |グルーヴ:★★★☆☆
    |ヘヴィネス:★★★★☆
    |トレンド度:★★★★★
    |総合評価:★★★★☆

    殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 実験作

    「Salvation of Innocents」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    EARTH CRISIS|DISCOGRAPHY|ライヴ/コンピレーション

    The Oath That Keeps Me Free|ザ・オース・ザット・キープ・ミー・フリー

    ライヴアルバム (1998年)

    初期の2枚のアルバムを中心とした、ベストセレクション的なライヴアルバム。

    「The Oath That Keeps Me Free」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    Forever True – 1991–2001|フォーエヴァー・トゥルー

    ベスト盤

    コンピレーションアルバム (2001年)

    「1991-2001 (Forever True)」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

    FREYA|フレイヤ|DISCOGRAPHY

    EARTH CRISIS解散後に、メンバーのカール・ブフナー(Vo.)、エリック・エドワーズ(Gt.)、イアン・ブルドッグ・エドワーズ(Ba.)らで立ち上げたメタルコア・バンド。

    実質的に、ほぼEARTH CRISISのリニューアルに近い位置付けにあり、基本的な音楽性もEARTH CRISISのスタイルが踏襲されています。

    アルバムを重ねるごとに、さらにヘヴィメタル・テイストを強めつつ、同時代的なメタルコアサウンドに接近しててゆきます。
    また、アートワークもそれに合わせて、1st以降はヘヴィメタル的な美意識による外連味の強いものを用いています。

    3rdアルバムからは、EARTH CRISISメンバーはカール・ブフナーを残すのみで、そのソロプロジェクトに近い形態となっており、再結成したEARTH CRISISと並行して活動を続けています。

    2016年からは、SOILWORKやMEGADETHでパーマネント・メンバーを務めつつ、セッション・ミュージシャンとしてCADAVERなどいくつものグループを掛け持ちするベルギーのドラマー、ダーク・ヴェルビューレンも参加しています。

    As the Last Light Drains|アズ・ザ・ラスト・ライト・ドレインズ

    オリジナルアルバム – 1作目 (2003年)

    Lift the Curse|ライフ・ザ・カース

    オリジナルアルバム – 2作目 (2007年)

    All Hail the End|オール・ヘイル・ジ・エンド

    オリジナルアルバム – 3作目 (2010年)

    Paragon of the Crucible|パラゴン・オブ・ザ・クルーシブル

    オリジナルアルバム – 4作目 (2013年)

    Grim|グリム

    オリジナルアルバム – 5作目 (2016年)

    次ページはライターが選ぶEARTH CRISISのおすすめアルバムを紹介!!▼リンクはページ下!▼

    EARTH CRISISはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!

    最もEARTH CRISISらしいという意味では、初期の『Destroy the Machines(1st)』『Gomorrah’s Season Ends(2nd)』はどちらもはずせません。
    どちらもメタルコアの一般教養レベルに達した、古典にして究極として押さえておきたいところです。

    ハードコア的な粗さが苦手でヘヴィメタル的な整合感を重視するなら、『Breed the Killers(3rd)』から入るのもいいでしょう。

    ニューメタルやインダストリアル/サイバー風味がイケる口なら、オールドファンには不評の『Slither(4th)』も絶品の1枚となります。

    再結成後の『To The Death(6th)』『Neutralize the Threat(7th)』『Salvation of Innocents(8th)』も、歴史的な意義はともかくこなれているのは確かで、メタルコアとしての完成度は飛び抜けています。

    その中では、実験性と多様な新機軸が上手くかみ合った『Salvation of Innocents(8th)』がベストといえるでしょう。

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