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★ SLEEP(スリープ) + HIGH ON FIRE(ハイ・オン・ファイア) ディスコグラフィー ★ USストーナーオリジンBIG4の一角!ドープなミニマルヘヴィロック!……必聴のオススメアルバムは?

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Contents

名門イヤーエイクからCATHEDRALのレーベルメイトとしてデビューしたドゥームメタルとストーナーロックをつなぐ米国のミニマルで酩酊感あふれるウルトラダウナーヘヴィロック!

SLEEPはKYUSS,MONSTER MAGNET,CORROSION OF CONFORMITYと並んでストーナーBIG4と呼ばれることもあるグループで、新世代のヘヴィサイケロックとしてストーナーロック黎明期を支えたパイオニアのひとつです。

当初はCATHERDRALのレーベルメイトとして、英国の名門エクストリームミューイックレーベル『イヤーエイク』に在籍しており、伝説のイヤーエイク版BLACK SABBATHトリビュートアルバムにも、そうそうたるメンツと並んで参加していました。

SLEEPはのサウンドはBLACK SABBATH由来のヘヴィネス&グルーヴに加え、オールドスクールなドゥームデス/スラッジコアのテイストと、ミニマルでトランシーな最新型ストーナーミュージックの作風を併せ持っています。

そのヘヴィネスとトランス感にこだわった作風は、ストーナーBIG4の中では最もマニアックと言ってもいいもので、他の3バンドのようにほんのわずかな瞬間でもメインストリームのスポットライトを浴びることはなく、常にアンダーグラウンドでマニアックなリスナーを対象にした活動を続けてきましたが、2019年11月11日に無期限活動休止を宣言しました。

彼らはSLEEP以外にも、ドゥーミィなヘヴィネスだけでなくメロディも併せ持った、エスニックでサイケデリックなストーナーサウンドを追求するOM(オム)や、よりハードロック/ヘヴィメタル要素の強いユニット、HIGH ON FIRE(ハイ・オン・ファイア)などの別ユニットでも活動しています。

SLEEP|DISCOGRAPHY

Volume One|ヴォリューム・ワン

オリジナルアルバム – 1作目 (1991年)

スラッジ的な荒さが感じられるデビュー作。

|ヘヴィ度:★★★★☆
|サイケ度:★☆☆☆☆
|ダウナー度:★★★☆☆
|フリーク度:★★★☆☆
|マニア度:★★★☆☆
|総合評価:★★★☆☆

通好み スルメ盤 実験作

Sleep’s Holy Mountain|ホーリィ・マウンテン

オリジナルアルバム – 2作目 (1992年)

名門イヤーエイクからリリース。ポップさすらあるダイナミックでメリハリの効いた作風。

|ヘヴィ度:★★★★☆
|サイケ度:★★★☆☆
|ダウナー度:★★★☆☆
|フリーク度:★★★★☆
|マニア度:★★★☆☆
|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤 通好み スルメ盤

Jerusalem|エルサレム

オリジナルアルバム – 3作目 (1998年)

ドープ過ぎる作風から方向性でレーベルと揉め、短縮版&組曲構成でリリース。

|ヘヴィ度:★★★★★
|サイケ度:★☆☆☆☆
|ダウナー度:★★★★★
|フリーク度:★★★★★
|マニア度:★★★★☆
|総合評価:★★★★☆

代表作 賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

「Jerusalem」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

Dopesmoker|ドープスモーカー

オリジナルアルバム – 4作目 (2003年)

1曲60分超を実現した、Jerusalemの完全版。

|ヘヴィ度:★★★★★
|サイケ度:★☆☆☆☆
|ダウナー度:★★★★★
|フリーク度:★★★★★
|マニア度:★★★★★
|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

The Sciences|ザ・サイエンシス

オリジナルアルバム – 5作目 (2018年)

良作だけど新要素は特になし。

|ヘヴィ度:★★★★☆
|サイケ度:★★☆☆☆
|ダウナー度:★★★★☆
|フリーク度:★★★☆☆
|マニア度:★★★☆☆
|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤 通好み スルメ盤

「The Sciences」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

◎ SLEEPはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!

SLEEPはなにしろディスクグラフィーが全5作(実質4作)なので、ファンなら有無を言わさずコンプリート必須なのですが、最初に聴くなら“Holy Mountain(2nd)”“Dopesmoker(4th)”の二択でしょう。
SLEEPどころかストーナーロックもあまり聴いたことがないのであれば、オーソドックスなBKACK SABBATH系ヘヴィロックスタイルを保っている“Holy Mountain”で決まりです。
いろいろなストーナーロックやサイケデリックミュージックをそれなりに聴きこんでいるなら、ミニマル&ダウナーでトランシー&トリッピーな“Dopesmoker”から入ってもOKです。
一般にSLEEPの代名詞とされるブレイク作“Jerusalem=Dopesmoker”がマニア受けしやすい極端なサウンドで持ち上げられることも多い一方で、敷居が低くて聴きやすさもある“Holy Mountain”は下に見られがちですが、ベクトルが違うだけで決して劣るわけではありません。“Dopesmoker”が受け付けない人も“Holy Mountain”は楽しめるかもしれません。

HIGH ON FIRE [ハイ・オン・ファイア]|DISCOGRAPHY

SLEEPのギタリスト、マット・パイク(Matt Pike)によるプロジェクト。パイクを除くメンバーは若手がほとんどですが、一時期はMELVINS, SUNN O))), EARTHなどでの活動で知られるジョー・プレストン(Joe Preston)も在籍していました。
音作りはSLEEPに通じるストーナー的なこもったものですが、楽曲はよりオーソドックスなヘヴィメタルに近いいものです。ドゥーミィなヘヴィロックナンバーも含まれますがアップテンポなナンバーも多く、スラッシーなファストチューンやMOTORHEAD的なヘヴィロックンロール、デッスンロール風ナンバーまでも取り混ぜた構成となっています。

The Art of Self Defense|ジ・アート・オブ・セルフ・ディフェンス

オリジナルアルバム – 1作目 (2000年)

Surrounded by Thieves|サラウンデッド・バイ・シーヴス

オリジナルアルバム – 2作目 (2002年)

Blessed Black Wings|ブレスド・ブラック・ウィングス

オリジナルアルバム – 3作目 (2005年)

Live from the Relapse Contamination Festival|ライヴ・フロム・ザ・リラプス・コンタミネイション・フェスティバル

ライヴアルバム (2005年)

Death Is This Communion|デス・イズ・ディス・コミュニオン

オリジナルアルバム – 4作目 (2007年)

Snakes for the Divine|スネイク・フォー・ザ・ディヴァイン

オリジナルアルバム – 5作目 (2010年)

De Vermis Mysteriis|デ・ヴェルミス・ミステリイス

オリジナルアルバム – 6作目 (2012年)

Spitting Fire Live Vol. 1|スピッティング・ファイア・ライヴ・ヴォリューム1

ライヴアルバム (2013年)

Spitting Fire Live Vol. 2|スピッティング・ファイア・ライヴ・ヴォリューム2

ライヴアルバム (2013年)

Luminiferous|ルミニファラス

オリジナルアルバム – 7作目 (2015年)

Electric Messiah|エレクトリック・メサイア

オリジナルアルバム – 8作目 (2018年)

Bat Salad|バット・サラダ

ミニアルバム:EP (2019年)

 Amazon Music UnlimitedでSLEEPの名盤が聴き放題! 

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