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★用語辞典★『ライナーノーツ: Liner Notes』とは?【《悪魔の音楽用語辞典…メタル/ロック界隈の基礎知識》

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音楽用語|ら|『ライナーノーツ/ライナーノート: Liner Notes/Liner Note』【マーケティング】

CDなどのパッケージに封入してある解説書。主に海外アーティストの日本盤に付属してあります。ブックレット形式が一般的ですが、コストの関係から一枚紙の表に解説、裏面に歌詞/対訳というパターンも多く見られます。

アナログLP(今でいうヴァイナル)とCDが共存して流通していた時代は、アナログLPようのライナーノーツをCDにも流用したため厚みがありすぎて収納スペースに力づくて押し込んであったり、それを縮小印刷していたことで文字が小さくなりすぎて読めなかったり、というケースもありました。

『ライナーノーツ』は誰が書く!?

多くの場合、解説の執筆は音楽ライターや評論家が手がけていますが、演奏者本人や関連ミュージシャン、作家などが起用される場合もあり、通常オビなどに執筆者がクレジットされています。
バンドやアーティストの絶対数が増えて、音楽ソフトのリリースが増加していた時期は、『ライナーノーツ』の執筆を中心に活動し、収入源としているライターも存在していました。

『ライナーノーツ』は役に立つ?

読み物や情報としてのクオリティは執筆者によって千差万別で、内容もバンドやメンバーの情報、アルバム制作の裏話など比較的有益なものから、執筆者のバンド愛や思い出話を綴っただけのものまで様々です。

ただし、バンド自身のウェブページやウィキペディア,ウェブマガジンのインタビュー記事など、ネット情報の増加によって、それらが一般化する以前とは、相対的に『ライナーノーツ』の付加価値は大きく下がっており、マニア層になるほどその傾向は顕著です。

とはいえ、過去にはユーザーによっては、『ライナーノーツ』の執筆者を購入の目安にしたり、ケースもありましたし、贔屓のライターの記事を読むためにあえて日本盤を購入するユーザーも、少数ながら存在しています。

 

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