★ DESTRUCTION(デストラクション)ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|ジャーマンスラッシュBIG3のNo.1個性派…必聴アルバムは?

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世界有数のアートメタルを展開するもメンバーの確執で空中分解したジャーマン・スラッシュBIG3の一角は、苦節の低迷期を乗り越えて再びシーンのトップに返り咲く!!

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DESTRUCTION(デストラクション)は、ドイツのスラッシュメタル・バンド。

ジャーマン・スラッシュBIG3の一角!!

HELLOWEENを筆頭としたパワーメタル勢による、ジャーマン・メタル・ブームに沸いていた80年代のドイツは、スラッシュメタル・ムーヴメントの中でも、本場アメリカに次ぐボリュームのあるシーンを形成し、数々の名バンドを生み出して存在感を見せていました。

DESTRUCTIONは、SODOM(ソドム)やKREATOR(クリエーター)と共に、それらジャーマン・スラッシュのトップグループとしてBIG3と並び称されており、日本では『ジャーマン・スラッシュ三羽ガラス』などという恥ずかしい呼び方をされていました。

なお、一部の界隈では近年そこにTANKARD(タンカード)を加えて、BIG4(チュートニック4)と称することもあります。

DESTRUCTIONサウンドの特徴は!!:初期

初期ののDESTRUCTIONの音楽性は、デビュー当初のスラッシュメタル・バンドに多く見られる、VENOMなどのN.W.O.B.H.M.時代のエクストリームなヘヴィメタルやハードコアやなどの影響を受けた、ファストでプリミティヴなスラッシュサウンドを展開していました。

しかし、常にバンドの中核であり続けたギタリストのマイクの変則的リフワークと、ベーシスト兼フロントマンのシュミーアのヒステリックなヴォーカルという、バンドのツートップのアクの強い個性と他のグループには無い存在感で異彩を放っていました。

DESTRUCTIONサウンドの特徴は!!:黄金期

デビューアルバム以降のDESTRUCTIONは、作品を重ねるごとに、独自の変則的で複雑なリフワークやツイストの効いた予測不能な楽曲展開に磨きをかけ、ある種プログレッシヴでオルタナティヴとも言える要素を持った、アート・スラッシュを展開するようになります。

この路線は、リードギターのハリー・ウィルケンスと、ドラムのオリーことオリバー・カイザーを新メンバーに迎えたことで格段の向上を遂げ、この4人編成による3rdアルバムでピークを迎ます。

これにより、他に類するものがないユニークな個性を持ったグループのひとつと認められるまでになり、スタッシュメタルの域を超えて幅広いリスナー層から高い評価を獲得しました。

しかし、古参のシュミーアがハリーが持ち込んだ新しい音楽性に反感を持地、両者の間に確執が生まれ、それが原因となって最後にはシュミーアが脱退する事態となります。

DESTRUCTIONサウンドの特徴は!!:低迷期

シュミーアの脱退を、それに同情的なシンパ的なファン/マスコミが、「コマーシャル路線にはしるためにシュミーア追放」という印象を喧伝したことからバンドのイメージが悪化し、一般層までが同調してバッシングする空気が生まれます。

さらに、スラッシュメタル・ブームが収束を迎えたことによるシーンの衰退もあって、新作の売り上げや評価も落ち込み、DESTRUCTIONは大きく失速することとなります。
さらにはハリーも脱退し、所属レーベルからも離脱したことから、しばらくは開店休業となってしまいます。

90年代はの半ばからは、マイクとオリーを中心に細々としたインディペンデント活動を行うようになり、グルーヴスラッシュやミクスチャーなどの同時代的な要素を取り入れた作品を、自主制作に近いかたちでリリースしていました。
しかし、この時期の活動は現在では公式には黒歴史とされており、作品の再発も行われていません。

DESTRUCTIONサウンドの特徴は!!:再結成〜現在

よく言えば実験、悪く言えば迷走とも呼べる展開を続けていたDESTRUCTIONですが、90年代末期からのスラッシュ再評価の機運を背景に、1999年にはシュミーアがバンドに復帰。
翌年2000年には疾走型のスタッシュメタルへと軌道変更したアルバムもリリースして、ベテランバンドによる原点回帰路線の口火を切ることになります。

それ以降は、オールドスクール・スラッシュメタル・リバイバルのブームも追い風となって、メタルシーンの第一線でコンスタントな活動を行っており、アルバムもジャーマンスラッシュ勢でも最もハイペースなリリースを続けています。

しかし、黄金期のメンバーの不在もあってその時代の再現には至らず、またマンネリは隠せないため、クリエイティヴ面ではやや精彩を欠いた状態が続いています。

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