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★ MARILYN MANSON(マリリン・マンソン)ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|スタイリッシュなエンタメ系ゴシック/インダストリアル・バンドは90年代ヴィジョアル系メタル革命の火付け役!!…必聴アルバムは?

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ゴスでグラマラスなインダストリアル・ショック・メタルで一時代を築いた、ナードな90年代トラウマ・ロックの代表格にしてアート系ビジュアル系/コスプレ系メタルの火付け役!その活躍はでショック・ロック・レジェンドも息を吹き返す!!

MARILYN MANSONのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

MARILYN MANSON(マリリン・マンソン)は、自らのステージネームをバンド名とするマリリン・マンソンを中心とした、アメリカのインダストリアル・メタル・バンド。

マンソンはトレント・レズナーの兄弟分!?

MARILYN MANSONは、まだアンダーグラウンドで活動していた時期に、NINE INCH NAILSとして一時代を築いたUSインダストリアルのカリスマ、トレント・レズナーによって見出されます。

そこで意気投合したことで、レズナーのサポートを得た“兄弟分”・“盟友”的な存在という触れ込みで、メジャーデビューを果たして大ブレイク。

PVもヘヴィ・ローテーションとなったことでサウンド/ヴィジュアル双方の存在感で頭角を現し、一気にヘヴィ・ミュージックのメインストリームへと登りつめます。

インダストリアルの後発グループ!?

MARILYN MANSONは、インダストリアル・メタルとしては、パイオニア勢によるムーヴメントの第一弾が落ち着いた爺に登場した、第二世代以降に属するかなり後発のグループです。

パイオニアにあたるオリジナル・インダストリアル・メタルは、ポスト・パンク時代のエレポップ/シンセポップ、またはノイズ・ミュージックや実験性の強い電子音楽、あるいはEBM(エレクトリック・ボディ・ミュージック)と呼ばれるダンスミュージック、そのいずれかをルーツに持って基盤としたものでした。

また、インダストリアル・メタルのパイオニア勢は、プログラミングやサンプリングが楽曲の主体で、楽器を用いないケースも珍しくありませんでしたが、MARILYN MANSONははこれらとは根本的に異なる存在です。

バンドサウンドのインダストリアル!?

MARILYN MANSONは、あくまでもバンド体制を全て落としており、オーソドックスなロック/ヘヴィメタルに基づいて、そこにインダストリアル的な装飾を施した、第二世代以降に顕著なスタイルです。

やはり同時期に、バンド体制による独自のインダストリアル・メタルを確立させていた、WHITE ZOMBIE(ROB ZOMBIE), FEAR FACTORY, PRONGらとともに、バンド主体の新世代アメリカン・インダストリアル・メタルの急先鋒として、シーンの最前線で活躍しました。

新世代アメリカン・ショックロック/メタルの急先鋒!?

MARILYN MANSONは、奇怪で奇抜なメイクやファッションなどビジュアルも含めたコンセプトにこだわった、グラムロック派生系であるショックロックにも位置づけれています。

MARILYN MANSONは、メタルシーンでは単なるチープなキワモノに過ぎないものが多かった、これらの奇抜なメイクや特殊な衣装をアーティスティックなセンスで洗練させており、再びメジャーに押し上げた火付け役として、新世代ショックロック・ブームの一翼を担います。

ショックロックのベテランも次々再起!?

この、ショックロック/ショックメタルのリバイバルという側面によって、そのルーツにあたるALICE COOPER(アリス・クーパー), W.A.S.P.(ワスプ), LIZZY BORDEN(リジー・ボーデン)といったのバンドに、再びスポットライトが当たります。

これらのベテラン陣も、後輩のMARILYN MANSONの活躍によって刺激を受け、その多くが再結成の実現や活動の奮起を果たしており、同時代的なヘヴィサウンド・アプローチを取り入れるグループも登場しました。

この、コンセプチュアルなビジュアル・コンセプトの流れは、80年ポジティヴパンク, ニューロマンティック, グラムメタル以来のコスプレ・ロック・ムーヴメントに拡大。

後年のSLIPKNOTらのコスプレメタルや、一部のエンタメ系ブラックメタルなど、各地で一定のシェアを持つまでに定着したコスプレ・バンドや、日本のビジュアル系バンドにも多大な影響を与えて、続々と追従者を生み出します。

マンソンはナードな自己憐憫ロック!?

MARILYN MANSONの登場は、マッチョイズムの傾向強い従来のアメリカン・ヘヴィメタルの中で、それとは一線を画すアート系, 文科系, ナード系のアーティストが、メインストリームで幅をきかせるキッカケにもなりました。

また、マンソンは、アンチ・マッチョやスクール内のアウト・カーストの鬱屈、幼少期のトラウマなどをアピールし、トレント・レズナーやKORNらと共に新世代ナード/サブカル系ヘヴィメタルの本格的な幕開けを告げた存在でもあります。

現在でも一部のエモ系バンドやブラックメタル・バンドと共に、いわゆる“厨二系”やナードクラスタのカリスマとみなされています。

マンソンはパブリック・エナミー!?

MARILYN MANSONは、知名度や影響力が肥大化したことから、アンチキリストなど反保守的でアンモラルでイメージが保守勢力の標的となり、犯罪の原因にも絡められ名指しでバッシングを受けることも多々ありました。

これによって、ライヴ会場の使用を禁止されるなど、メタルシーンでも久々に登場した本格的スケープゴートとして、頻繁にやり玉に挙げられていました。

しかし、熱心なサポーターを獲得したためか、バンド自体はデビュー以来メンバーチェンジこそあれど大きなブランクもなく活動を続けており、スタジオ・アルバムも比較的コンスタントなリリースを重ねています。

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