★ MANOWAR(マノウォー)ディコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|筋肉と爆音が躍動する!?ニューヨーク・パンクをルーツに持つキング・オブ・エピック・メタル!…必聴アルバムは? 

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ロッキンなニューヨーク・パンクから究極の様式美ヘヴィメタルへと大変身を遂げた、世界最大(!?)のボリュームと筋肉量を誇るアメリカン・マッチョ・エピックメタルのカリスマ!!

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MANOWAR(マノウォー)は、アメリカ合衆国はニューヨークを拠点とするヘヴィメタル・グループ。

アメリカン・ヘヴィメタルのパイオニア!?

MANOWARは、80年代アメリカのヘヴィメタル・ブームが本格化する以前から活動を行っていた、オールドスクールなグループのひとつ。

これらのアメリカン・ヘヴィメタルのパイオニアにあたる世代としては、その中でも最古参で始祖的な位置にあるRIOTやDIOを筆頭に、TWISTED SISTER, DOKKEN, MÖTLEY CRÜEなどが、特にメジャーな存在として知られています。

この中でMANOWARは、RIOTやDIOなどと共に米国メタルブームの主流となる『グラムメタル』とは一線を画した独自の立ち位置にありました。

MANOWARのサブジャンル『エピックメタル』とは!?

またMANOWARは、『エピックメタル』ジャンルの代表格としても語られます。

この『エピックメタル』は、叙事的=エピカルなテーマ性を持つヘヴィメタルの意味で、主に、ヒロイック・ファンタジーや伝記、戦記/軍記を中心とした歴史物のストーリーをテーマとして取り扱うグループを指すカテゴリー。
それらを題材にした歌詞やビジュアル展開/ステージ演出、ドラマティックな音楽性やSEなどを用いた演出が大きな特徴です。
同様のグループには、MANILLA ROAD, CIRITH UNGOL, THOR, HEAVY LOAD, VIRGIN STEELEなどが挙げられます。

また、『エピックメタル』のジャンルの発生は、MANILLA ROADが自ら標榜したことによるとされていますが、一般にまで広く知られるようになったのは、近年のヘヴィメタル・サブジャンルの細分化と再編成の中でのことです。

MANOWARはエピックメタルの帝王!?

MANOWARは、この『エピックメタル』の最古参というわけではありませんが、まさに『エピックメタル』ジャンルの特徴が全て当てはまる、典型的なグループのひとつと見なされており、その傾向はキャリアを経るごとに強化されています。

また、このジャンルの中でも演出を徹底していたことや、音楽的なクオリティが傑出していたこともあって、シーンの中では最も知名度の高いグループと見なされています。

しかし、そのスタイル/音楽性は、80年アメリカン・ヘヴィメタルのメインストリームだった、グラムメタルとは大きな距離があり、そのムーヴメント最盛期もそれらとは一線を画したサウンドを追求した活動を行っていました。

その独自の正統派ヘヴィメタル・サウンドから、アメリカ本国よりもイギリス, ドイツなど欧州各国で高い人気を誇っています。

MANOWARの創始者は元パンクス!?

ヘヴィメタルの権化のイメージの強いMANOWARですが、そのルーツにはカルト的なパンクバンドの存在があり、言ってみれば、パンクのレジェンドからメタルのステレオタイプの権化へと鞍替えしたという、変わり種でもあります。

MANOWARの創設メンバーで初期の中核的存在だったロス・ザ・ボス(Ross the Boss)は、ニューヨーク・パンク・シーンの伝説的バンド『THE DICTATORS(ザ・ディクテイターズ)』の結成メンバーとして、すでに名を成していた人物でした。

『THE DICTATORS』は、ニューヨーク・パンクのパイオニアのひとつとも見なされていますが、“パンク・ミーツ・メタル”の音楽性から元祖クロスオーバーとも考えられています。

このロス・ザ・ボスが、当時BLACK SABBATHのパイロ係だったというジョーイ・ディマイオ(Joey DeMaio)と出会ったことが、MANOWAR結成の契機となっています。

MANOWARの音楽性の変遷!!

最初期のMANOWARは、NYパンクレジェンドのロス・ザ・ボスが中核に位置するというバックグランンドを反映して、ロックンロール色の強い豪快なサウンドを特徴としていました。

しかし、アルバムを重ねるごとに、ヘヴィメタル/エピックメタルのパブリックイメージに準じた、ドラマティシズムを追求した勇壮で荘厳なサウンドへと変貌してゆきます。

特に、ディマイオが音楽的なイニシアチブを取るようになったことに加えて、1989年にロス・ザ・ボスがバンドを脱退したことから、その傾向が加速してゆきます。

ロス・ザ・ボスの脱退以降は、魅力あるヘヴィメタルのスタンダードを蹴ってまでも、大作主義やドラマ演出の追求など、さらなるエピック様式美を追求が激化したことにより、ヘヴィメタル・クラスタの中でも賛否両論が起こるまでになりました。

2010年以降は旧作をリレコーディングした作品のリリースが中心となり、実質的なオリジナルアルバムは1作しかリリースしていませんが、狂信的なファンに支えられて活動継続中です。

MANOWARのトピックと評価は!?

MANOWARの大きなトピックとしては、「最も音量の大きなバンド」として一時期ギネスブックにその名が記載された件が代表的です。

また、MANOWARヘヴィメタルの過剰なマッチョイズムや女性蔑視, 自らをメタルの王道とする選民意識の権化であり、それをカリカチュアライズした存在としてもしられています。

それが、単なるビジネス上のギミックか、メンバーの本音なのかは不明ですが、いずれにせよこれらによる批判や揶揄は免れないところですし、これらによって、本来のファンベース以上のありがたくない知名度も獲得しています。

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