★ ORANGE GOBLIN(オレンジ・ゴブリン)ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|英国流ドゥームメタルと米国流ストーナーロックのふたつの流れを受け継ぐハイブリッド系UKストーナーメタル!!…必聴アルバムは?

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CTHEDRALフォロアーからスタートしながらも大陸的なアメリカンなストーナーロックサウンドを取り入れた異色のUKヘヴィロックバンドは今もスタイルを模索し続ける!!

BLACK SABBATH(ブラック・サバス)に直接的な洗礼を受けたプレドゥームメタルとも、デスメタルなどエクストリームメタルメソッドでBLACK SABBATHを脱構築したドゥームメタル第1世代とも異なり、当時すでに第一線で活動していたCATHEDRAL(カテドラル)やストーナーBIG4に刺激を受けて活動をスタートしたグループです。
英国シーンにおいては、ひと足先にデビューを果たしていたELECTRIC WIZARD(エレクトリック・ウィザード)と共々、あらゆる面においてBLACK SABBATH以上にCATHEDRALの直接的影響下にある、まさしくCATHEDRALチルドレンとでも呼ぶべき存在でした。

デビュー当初こそCATHEDRALの作風そのままのスタイルでしたが、2作目以降はKYUSS(カイアス)やC.O.C:CORROSION OF CONFORMITY(コロージョン・オブ・コンフォーミティ)などに代表されるアメリカのストーナーロック系のサウンドを大胆に取り入れるようになり、ロックンロールテイストの強いスタイルへと移行します。
最終的には、そこからさらに英国流のヘヴィメタル/ドゥームメタルテイストも導入しつつ、MASTODONなどエクストリーム系のストーナーサウンドにも通じるような現代的ヘヴィネスを持った音楽性へとシフトしてゆきました。

ヘヴィメタル色の強いストーナーロックとしてはマイケル・アモットのSPIRITUAL BEGGARS(スピリチュアル・ベガーズ)と並ぶビッグネームとして、現在に至るまで大きなブランクもなくコンスタントな活動が続いています。

ORANGE GOBLIN|DISCOGRAPHY

Frequencies from Planet Ten|フリクエンシス・フロム・プラネット・テン:幻惑の第10惑星

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オリジナルアルバム – 1作目(1997年)

ほぼCTHEDRALの2ndそのままのサウンドから、ドゥームデス時代の名残であるグリムなエッセンスを抜いてストーナーフレーバーをミックスたような作風。この時点では単なるCTHEDRALフォロアーにすぎませんが、類似スタイルのバンドの中では頭ひとつ以上抜けた完成度ではあります。

ドゥーム度:★★★★☆|メタル度:★★☆☆☆|ロッキン度:★★★☆☆
ストーナー度:★★☆☆☆|独自性:★☆☆☆☆|総合評価:★★★☆☆

代表作 入門盤 賛否両論

Time Travelling Blues|タイム・トラヴェリング・ブルース

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オリジナルアルバム – 2作目(1998年)

KYUSS(カイアス)やCLUCH(クラッチ)などの大陸的なUSストーナーロックに大きく接近したサウンドになり、それらによく見られたガレージロックンロール風のナンバーも増しています。やはり既存のスタイルのブレンドであることに変わりはありませんし、今となってはあふれかえりすぎたサウンドですが、そこに目をつぶれるなら高水準なヘヴィロックを楽しむことができます。

ドゥーム度:★★★☆☆|メタル度:★☆☆☆|ロッキン度:★★★★☆
ストーナー度:★★★★☆|独自性:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤 賛否両論 実験作

The Big Black|ザ・ビッグ・ブラック

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オリジナルアルバム – 3作目(2000年)

ほぼ前作を踏襲したスタイルで、ヘヴィメタルクラスタ向きにチューニングされたストーナーロックとしては、当時ではSPIRITUAL BEGGARSと並んで最上位レベルですが、2作続けてとなるとさすがに何かひとつ突き抜けたプラスアルファが欲しくなります。

ドゥーム度:★★★☆☆|メタル度:★★★☆☆|ロッキン度:★★★☆☆
ストーナー度:★★★★☆|独自性:★★☆☆☆|総合評価:★★★☆☆

代表作 入門盤

Coup de Grace|クープ・デ・グレイス

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オリジナルアルバム – 4作目(2002年)

基本的には前2作と大きく変わらないスタイルですが、やや荒々しさを強調した作風やチープなホラーコミック調のジャケット、ロッキンなUSハードコアバンドMISFITS(ミスフィッツ)のカバー曲T-11などでわかるように、多分にガレージパンク/ロックンロールを意識したようなつくりです。こういった開き直ったB級テイストを押し出せば、独自性の薄さも割り切って楽しみやすくなったのですが、この路線でのイメージ作りはこれ1作にみにて終わりとなってしまいます。

ドゥーム度:★★☆☆☆|メタル度:★★☆☆☆|ロッキン度:★★★★☆
ストーナー度:★★★☆☆|独自性:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤 実験作

Thieving from the House of God|シーヴィング・フロム・ザ・ホース・オブ・ゴッド

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オリジナルアルバム – 5作目(2004年)

ヘヴィメタル的な整合感を重視した作風へと変化し、これまで以上にハードロック/ヘヴィメタルに接近したサウンドとなりました。同時に、いくぶんCORROSION OF CONFORMITYあたりに近いテイストが見て取れるほか、若干ながらヴィンテージ風味も加わっています。

ドゥーム度:★★★☆☆|メタル度:★★★★☆|ロッキン度:★★★☆☆
ストーナー度:★★★☆☆|独自性:★★☆☆☆|総合評価:★★★☆☆

代表作 入門盤 実験作

Healing Through Fire|ヒーリング・スルー・ファイア

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オリジナルアルバム – 6作目(2007年)

MASTODON(マストドン)やHIGH ON FIRE(ハイ・オン・ファイア)あたりを意識したようにも思える、ややエクストリームメタル的なサウンドに寄った作風。このアルバムも含め彼らなりにマイナーチェンジを試みていることはうかがえますし、それを水準以上のレベルでカタチにしてはいるのも確かですが、既存サウンドのブレンドが基本スタイルとなるにせよ、その配合の妙や自分たちならではの味付けを欠いていることがORANGE GOBLINの弱点になっています。

ドゥーム度:★★★☆☆|メタル度:★★★★★|ロッキン度:★★★☆☆
ストーナー度:★★★☆☆|独自性:★★★☆☆|総合評価:★★★☆☆

代表作 入門盤 実験作

A Eulogy for the Damned|ア・ユーロジィ・フォー・ザ・ダムド

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オリジナルアルバム – 7作目(2012年)

前作からのエクストリームメタルに接近したヘヴィロック路線ですが、さらにメタル的整合感と美意識を大幅にアップさせたヘヴィメタリックなサウンドとなりました。 “Time Travelling Blues(2nd)”以降の彼らの持ち味だった、USストーナーロック由来の開放感と豪放さはやや後退しており、いくぶん英国的な湿度と淀みが濃くなっています。

ドゥーム度:★★★☆☆|メタル度:★★★★★|ロッキン度:★★★☆☆
ストーナー度:★★★★☆|独自性:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤 通好み 実験作

Back from the Abyss|バック・フロム・ジ・アビス

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オリジナルアルバム – 8作目(2014年)

The Wolf Bites Back|ザ・ウルフ・バイツ・バック

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オリジナルアルバム – 9作目(2018年)

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