Contents
- 1スモーキー&ダウナーなヘヴィ・サウンドでドゥーム/ストーナー・ムーヴメントの中で独自の地位を確立した英国が誇るアンダーグラウンドのカルトバンド!!
- 1...1CATHEDRALクローンから始まった!?
- 1...2リー・ドリアンの一番弟子!?
- 1...3ドゥーム/ストーナー・シーンの人気者に!?
- 1...4メンバーと音楽性のマイナーチェンジを重ねる!?
- 1.1ELECTRIC WIZARD|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Electric Wizard|エレクトリック・ウィザード
- 1.1.2Come My Fanatics....|カム・マイ・フランティック…
- 1.1.3Chrono.naut|クロノ.ノート
- 1.1.4Supercoven|スーパーカヴン
- 1.1.5Dopethrone|ドープスローン
- 1.1.6Let Us Prey|レット・アス・プレイ
- 1.1.7We Live|ウィ・ライヴ
- 1.1.8Radio 1 Session 1/05|レディオ・1・セッション 1/05
- 1.1.9Witchcult Today|ウィッチカルト・トゥデイ
- 1.1.10The Processean|ザ・プロセッシーン
- 1.1.11Black Masses|ブラック・マシス
- 1.1.12Legalise Drugs & Murder|リーガライズ・ドラッグ&マーダー
- 1.1.13I Am Nothing|アイ・アム・ナッシング
- 1.1.14Time to Die|タイム・トゥ・ダイ
- 1.1.15SadioWitch|サディオウィッチ
- 1.1.16See You in Hell|シー・ユー・イン・ウィル
- 1.1.17Wizard Bloody Wizard|ウィザード・ブラッディ・ウィザード
- 1.1.18Live Maryland Deathfest 2012|ライヴ・メリーランド・デスフェスト 2012
- 1.2With the Dead|ウィズ・ザ・デッド|DISCOGRAPHY
- 1.2.1With the Dead|ウィズ・ザ・デッド
- 1.2.2Love from With the Dead|ラヴ・フロム・ウィズ・ザ・デッド
スモーキー&ダウナーなヘヴィ・サウンドでドゥーム/ストーナー・ムーヴメントの中で独自の地位を確立した英国が誇るアンダーグラウンドのカルトバンド!!
ELECTRIC WIZARD(エレクトリック・ウィザード)は、英国のドゥーム/ストーナー系ヘヴィロック・グループ。
CATHEDRALクローンから始まった!?
ELECTRIC WIZARDはその名義でデビューする以前から、何度かバンド名を変えながらドゥームデス系のデスメタル・バンドとして活動していました。
その後、エクストリーム・メタルを経由した新解釈の、90年代型ドゥーム・サウンドを確立して、ドゥームメタルムーヴメントを牽引した、CATHEDRALの洗礼を受けます。
それによって、CATHEDRALの影響下にあるスタイルへと移行し、そのスタイルでデビューを果たすことになります。
リー・ドリアンの一番弟子!?
当時、70’sヴィンテージ&サイケデリック路線でブレイクしたCATHEDRALが披露した、明快なロック的ダイナミクスを持つドゥーム・サウンドは、シーンを一新するインパクトを残しました。
そのため、同郷のORANGE GOBLINやスウェーデンのSPIRITUAL BEGGARSら、同時期のドゥーム勢の多くは、CATHEDRALのブレイク後の2nd〜3rdアルバムに近い音楽性を、志す傾向にありました。
それに対して、ELECTRIC WIZARDはCATHEDRAL1stアルバムを踏襲したスロー・ドゥームスタイルからスタートし、ドラァギィでひたすらダウナーなスタイルを追求していきます。
ドゥーム/ストーナー・シーンの人気者に!?
まだマイナーでアンダーグラウンドの存在だった、初期のドゥーム/ストーナー・シーンでは、本格的なドゥーム/ストーナーは一般リスナーに浸透していたわけではありません、
一般層は、よりスタンダードなヘヴィメタル/ハードロックに近く、知名度の高いカリスマ・ミュージシャンが関わっている、SPIRITUAL BEGGARSやDOWNなどを好み、それらが人気の中心となっていました。
しかし、ドゥーム/ストーナーの裾野の広がりと、リスナーのリテラシー向上やマニアック化が進んだ影響もあり、どちらかというと通好みでそれほど目立った存在ではなかったELECTRIC WIZARDも、一気に注目度/知名度を高めてゆきます。
メンバーと音楽性のマイナーチェンジを重ねる!?
2003年には、ジュス・オーボーンを除いた創設メンバーが全て脱退。
その後、ELECTRIC WIZARDはメンバーチェンジを重ねながら、音楽面でもアルバムごとに微妙なマイナーチェンジを試みてゆきます。
ドゥームメタルの本家であるCATHEDRALの解散もあって、シーンではそれに代わる存在も求められましたが、ELECTRIC WIZARDはその最右翼として、CATHEDRALに匹敵するか、リスナーの世代によってはそれ以上の影響を持つ存在となります、
それによって、ドゥーム/ストーナー・シーンのトップグループとしての地位を確立しており、現在も活動を続けています。