Contents
- 1日本人好みの叙情派ハードロックからソリッドでなメタルサウンドに転じてヘヴィメタルムーヴメントを牽引、さらにはポップ路線でアメリカへメインストリームのビッグネームへとのし上がった変化を恐れない超ベテランバンド!!
- 1...1元祖ヘヴィメタル・ギターヒーローも在籍!!
- 1...2哀愁の抒情派メロディックサウンドで日本でも大人気!!
- 1...3プロト・メタルのニューモードを確立!!
- 1...4アメリカでもトップグループに!?
- 1...5改革と定番路線のせめぎ合い!?
- 1.1SCORPIONS|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Lonesome Crow|ロンサム・クロウ:恐怖の蠍団
- 1.1.2Fly to the Rainbow|フライ・トゥ・ザ・レインボウ:電撃の蠍団
- 1.1.3In Trance|イン・トランス:復讐の蠍団
- 1.1.4Virgin Killer|ヴァージン・キラー:狂熱の蠍団
- 1.1.5Taken by Force|テイクン・バイ・フォース:暴虐の蠍団
- 1.1.6Lovedrive|ラヴドライヴ
- 1.1.7Animal Magnetism|アニマル・マグネティック:電獣〜
- 1.1.8Blackout|ブラック・アウト: 蠍魔宮〜
- 1.1.9Love at First Sting|ラヴ・アット・ファースト・スティング:禁断の刺青
- 1.1.10Savage Amusement|サヴェージ・アミューズメント
- 1.1.11Crazy World|クレイジー・ワールド
- 1.1.12Face the Heat|フェイス・ザ・ヒート
- 1.1.13Pure Instinct|ピュア・インスティンクト:〜蠍の本能
- 1.1.14Eye II Eye|アイ・トゥ・アイ
- 1.1.15Unbreakable|アンブレイカブル:反撃の蠍団
- 1.1.16Humanity - Hour I|ヒューマニティ - アワー I:蠍団の警鐘
- 1.1.17Sting in the Tail|スティング・イン・ザ・テイル:蠍団とどめの一撃
- 1.1.18Comeblack|カムブラック:暗黒の蠍団
- 1.1.19Return to Forever|リターン・トゥ・フォーエヴァー:祝杯の蠍団
- 1.1.20Rock Believer|ロック・ビリーヴァー
- 1.1SCORPIONSはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
日本人好みの叙情派ハードロックからソリッドでなメタルサウンドに転じてヘヴィメタルムーヴメントを牽引、さらにはポップ路線でアメリカへメインストリームのビッグネームへとのし上がった変化を恐れない超ベテランバンド!!
SCORPIONSは、ドイツのハードロック/ヘヴィメタルシーンを代表するグループ。
元祖ヘヴィメタル・ギターヒーローも在籍!!
SCORPIONSは、デビューを果たしたハードロック黎明期の1969年から現在まで、ときおり短期間のブランクをはさみつつも、常にジャーマン・ヘヴィミュージックの第一線でコンスタントな活動を続けてきた大御所。
カリスマギターヒーローとして知られるマイケル・シェンカー(Michael Schenkers)の兄ルドルフが中心メンバーの一人であり、マイケルも最初期に一時在籍していたことでも知られています。
マイケルの脱退により解散の危機に見舞われますが、ウリ・ジョン・ロートの参加によって作風も改めジャーマン・ハードロックのトップグループとしてシーンをリードします。
哀愁の抒情派メロディックサウンドで日本でも大人気!!
70年代は、当時主流だったプログレやサイケのエッセンスも持ったハードロックに、ハードエッジなギターサウンドと叙情的なメロディをフィーチャーしたスタイルで活動しており、日本人好みなマイナー調の哀感を漂わせた作風で日本国内でも高い支持を得ていました。
プロト・メタルのニューモードを確立!!
英国のヘヴィメタルムーヴメントと並行して、SCORPIONSもよりソリッドでヘヴィメタリックなサウンドを導入したスタイルへと移行してより広い人気を獲得。
JUDAS PREAST, BLACK SABBATH, ACCEPT, RIOTなどと並び、独自のメソッドでハードロックをヘヴィメタルへアップデートしたバンドとして知られるようになります、
アメリカでもトップグループに!?
1980年前後からのヘヴィメタルブームの拡大に乗って、米国市場をターゲットに定めよりポップネスを持った作風を追求した結果、欧州バンドとしては異例の成功を収め、そこから活動フィールドをアメリカのメインストリームシーンにまで広げてゆくこととなります。
イギリスからアメリカへと海を渡ってさらに拡大してゆくヘヴィメタルブームと、そこから派生したグラムメタルバブルの波に乗って米国メインストリームの第一線に登りつめたことで、世界有数のアリーナロックバンドに数えられる存在にまでなりました。
改革と定番路線のせめぎ合い!?
90年以降も、メインストリームヘヴィミュージックの最新モードを視野に入れた作風でマイナーチェンジを試みてゆき、一時はヘヴィメタルから脱却してより広義的な意味合いでのロックサウンドを追求していました。
しかし、結果が出なかったこともあって、その後は再びハードロック/ヘヴィメタルサウンドへと回帰しています。