★ SCORPIONS(スコーピオンズ)ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|邦題もスゴイ!!ドイツで最高の世界的知名度を誇るジャーマンヘヴィメタル/ハードロックの超ベテラン蠍団!!…必聴アルバムは?

SCORPIONS_logo ◆ S, T
  1. 日本人好みの哀愁のメロディを持つ叙情派ハードロックバンドから、ソリッドでなメタルサウンドで初期ヘヴィメタルムーヴメントを牽引する立役者へとなり、ポップメタルサウンドでアメリカへメインストリームミュージックシーンののビッグネームへとのし上がった変化を恐れない超ベテランバンド!!
    1. SCORPIONS|DISCOGRAPHY
      1. Lonesome Crow|ロンサム・クロウ:恐怖の蠍団
      2. Fly to the Rainbow|フライ・トゥ・ザ・レインボウ:電撃の蠍団
      3. In Trance|イン・トランス:復讐の蠍団
      4. Virgin Killer|ヴァージン・キラー:狂熱の蠍団
      5. Taken by Force|テイクン・バイ・フォース:暴虐の蠍団
      6. Lovedrive|ラヴドライヴ
      7. Animal Magnetism|アニマル・マグネティック:電獣〜
      8. Blackout|ブラック・アウト: 蠍魔宮〜
      9. Love at First Sting|ラヴ・アット・ファースト・スティング:禁断の刺青
      10. Savage Amusement|サヴェージ・アミューズメント
      11. Crazy World|クレイジー・ワールド
      12. Face the Heat|フェイス・ザ・ヒート
      13. Pure Instinct|ピュア・インスティンクス:〜蠍の本能
      14. Eye II Eye|アイ・トゥ・アイ
      15. Unbreakable|アンブレイカブル:反撃の蠍団
      16. Humanity – Hour I|ヒューマニティ – アワーI:蠍団の警鐘
      17. Sting in the Tail|スティング・イン・ザ・テイル:蠍団とどめの一撃
      18. Comeblack|カムブラック:暗黒の蠍団
      19. Return to Forever|リターン・トゥ・フォーエヴァー:祝杯の蠍団
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日本人好みの哀愁のメロディを持つ叙情派ハードロックバンドから、ソリッドでなメタルサウンドで初期ヘヴィメタルムーヴメントを牽引する立役者へとなり、ポップメタルサウンドでアメリカへメインストリームミュージックシーンののビッグネームへとのし上がった変化を恐れない超ベテランバンド!!

元祖ジャーマンメタルとも呼ばれ、ドイツのハードロック/ヘヴィメタルシーンを代表するバンドSCORPIONS(スコーピオンズ)は、デビューを果たしたハードロック黎明期の1969年から現在まで、ときおり短期間のブランクをはさみつつも、常に第一線でコンスタントな活動を続けてきた大御所。
カリスマギターヒーローとして知られるマイケル・シェンカー(Michael Schenkers)の兄ルドルフが中心メンバーの一人であり、マイケルも一時期在籍していたことでも知られています。

70年代は、当時主流だったプログレやサイケのエッセンスも持ったハードロックに、ハードエッジなギターサウンドと叙情的なメロディをフィーチャーしたスタイルで活動しており、日本人好みなマイナー調の哀感を漂わせた作風で日本国内でも高い支持を得ていました。

その後、英国のヘヴィメタルムーヴメントと並行して、SCORPIONSもよりソリッドでヘヴィメタリックなサウンドを導入したスタイルへと移行してより広い人気を獲得。JUDAS PREAST, BLACK SABBATH, ACCEPT, RIOTなどと並び、独自のメソッドでハードロックをヘヴィメタルへアップデートしたバンドとして知られるようになります、

さらには、米国市場をターゲットに定めよりポップネスを持った作風を追求した結果、欧州バンドとしては異例の成功を収め、そこから活動フィールドをアメリカのメインストリームシーンにまで広げてゆくこととなります。
イギリスからアメリカへと海を渡ってさらに拡大してゆくヘヴィメタルブームと、そこから派生したグラムメタルバブルの波に乗って米国メインストリームの第一線に登りつめたことで、世界有数のアリーナロックバンドに数えられる存在にまでなりました。

90年以降も、メインストリームヘヴィミュージックの最新モードを視野に入れた作風でマイナーチェンジを試みてゆき、一時はヘヴィメタルから脱却してより広義的な意味合いでのロックサウンドを追求していましたが、結果が出なかったことからその後は再びハードロック/ヘヴィメタルサウンドへと回帰しています。

SCORPIONS|DISCOGRAPHY

Lonesome Crow|ロンサム・クロウ:恐怖の蠍団

SCORPIONS_Lonesome_Crow

オリジナルアルバム 1作目 – (1972年)

“ギター神マイケル・シェンカー参加”の情報につられて手にしたリスナーを、のきなみ落胆させてきたことで知られるアルバム。これ以降とは大きく異なるプログレ路線…と言ってもドラマティックな叙情サウンドではなく、クラウトロック(ジャーマンプログレ/ジャーマンサイケ)やサイケロックベースのヘヴィなアートロックと呼ぶべき音楽性です。
叙情性はいくぶん感じさせますが、哀愁のメロディにあふれた初期“蠍”サウンドを期待すると肩すかしを食らいます。とはいえ完成度はかなりのもので、これ一枚で消えていてもカルトな名盤として語り継がれていたかもしれません。

メタル度:☆☆☆☆☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|スピード:★☆☆☆☆
叙情度:★★☆☆☆|ポップネス:★☆☆☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

Fly to the Rainbow|フライ・トゥ・ザ・レインボウ:電撃の蠍団

SCORPIONS_Fly_to_the_Rainbow

オリジナルアルバム 2作目 – (1974年)

初期スコーピオンズの持ち味であるメランコリック&エモーショナルなメロディを支えたギタリスト、ウリ・ジョン・ロート加入後のアルバム。
ブリティッシュロックをベースとした多彩な作風へと軌道修正しており、超名曲T-07などに見られるようなプログレ色も濃厚ではあるものの、前作とは異なり叙情性とメロディを押し出すスタイルに大変身を遂げた初期の名盤。この時点ではヘヴィメタリックな質感は感じられませんが、叙情的なヴィンテージハードロックを好むリスナーなら必聴です。

メタル度:★☆☆☆☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|スピード:★★☆☆☆
叙情度:★★★★★|ポップネス:★★★☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤 通好み

In Trance|イン・トランス:復讐の蠍団

SCORPIONS_In_Tranceb

オリジナルアルバム 3作目 – (1975年)

基本的には前作を踏襲したような作風ですが、長尺曲は姿を消しておおむね4分以下のコンパクトな楽曲を中心としたつくりになりました。
ヘヴィメタリックなサウンドへの進化の兆しをうかがわせるような部分もあり、これまで以上にヘヴィでソリッドな質感を持ったハードロックナンバーやダークでメロウなナンバーも聴けるようになったほか、ヘヴィブルーズナンバーや前作にも見られた叙情的なメロディックナンバーまで多彩な楽曲が並んび、そのどれもが高いレベルに作り込まれたことで初期の名盤の一枚にも数えられるアルバムです。

メタル度:★★☆☆☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|スピード:★★☆☆☆
叙情度:★★★★★|ポップネス:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 代表作 入門盤

Virgin Killer|ヴァージン・キラー:狂熱の蠍団

SCORPIONS_Virgin_Killer_a

オリジナルアルバム 4作目 – (1976年)

ヘヴィ&ソリッドなプロト-メタルの名曲T-01の存在や、ジャケのインパクトの強さも手伝って初期の名盤と呼ばれることもありますが、ウリ・ジョン・ロートの別の一面が多分い表出したっやや異色作に近いアルバムです。ロートが敬愛するジミ・ヘンドリックスの影響からくるアメリカンテイスト…特にファンキーでグルーヴィーなエッセンスが強く感じられ、初期のウリでもある泣きのメロエモサウンドはいくぶん抑え目。
セクシャルな傾向の強い彼らのアートワークの中でも本作は特にきわどく国によっては問題視されるため、近年では微妙なメンバーショットのジャケットに差し替えられて流通されがちです。

メタル度:★★☆☆☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|スピード:★★★☆☆
叙情度:★★★☆☆|ポップネス:★★★★☆|総合評価:★★★★☆

代表作 賛否両論 通好み 実験作

Taken by Force|テイクン・バイ・フォース:暴虐の蠍団

SCORPIONS_Taken_by_Force_a

オリジナルアルバム 5作目 – (1977年)

前作に濃厚だったジミ・ヘンドリックス由来のファンキーなアメリカンテイストはほぼ姿を消し、In Trance(3rd)の頃のダークな欧州的ハードロックサウンドに戻ったアルバム。アップテンポのヘヴィ&ソリッドなハードロックナンバーはよりハードエッジに進化して、いわゆるヘヴィメタル的な美意識をも感じられるようにもなっており、その作風はヘヴィメタルサウンドの口火を切ったれたプロト-ヘヴィメタルとも言えるものです。
ウリ・ジョン・ロート在籍時の最後の作品ということもあってか、この時期の総決算的な代表作とされることも多い初期の名盤ですが、こちらはジャケットが宗教テロを連想させるというかなり無茶な難癖をつけられ、現在はメンバーショットに差し替えられたものが流通しがちです。

メタル度:★★★☆☆|ヘヴィネス:★★★★☆|スピード:★★★★☆
叙情度:★★★★☆|ポップネス:★★★☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤 通好み

Lovedrive|ラヴドライヴ

SCORPIONS_Lovedrive

オリジナルアルバム 6作目 – (1979年)

リードギターがウリ・ジョン・ロートから現在のマティアス・ヤプスへと変わった最初のアルバムで、ロート時代のUKロック的な叙情性やジミヘン風のスタイルは見られなくなり、ソリッドでタイトなSCORPIONS流ヘヴィメタルともいえるサウンドを確立つつあります。
英国のヘヴィメタルムーヴメントを視野に入れつつ、さらにアメリカ市場をにも目配せをしたような作風へと変化しており、ヘヴィメタリックな質感が増したと同時にわかりやすいポップネスとキャッチネスが大きくアップ。80年代SCORPIONSサウンドの基礎を確立し、ヤプス時代の幕開を飾流にふさわしい確かな充実作です。
T-06ではJUDAS PREASTに先駆けて、レゲエビートを取り入れたラガメタルもナンバーも披露しています。ジャケットは数々のアーティストを手がけた大御所ヒプノシスの手によるもの。

メタル度:★★★☆☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|スピード:★★★☆☆
叙情度:★★★☆☆|ポップネス:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 代表作 入門盤 実験作

Animal Magnetism|アニマル・マグネティック:電獣〜

SCORPIONS_Animal_Magnetism

オリジナルアルバム 7作目 – (1980年)

疾走感あふれるヘヴィメタルナンバーはほぼ見られず、スロー〜ミッドテンポ主体のダークなヘヴィネスにあふれた作風を追求した異色作で、その作風はウリ・ジョン・ロート時代の作風を当世的なヘヴィメタルサウンドに移したような印象もあります。10年遅ければ、グランジ/グルーヴ/ドゥームの影響などと言われていたかもしれません。
ややフックが弱く地味なつくりなため一般的な人気はイマイチですが、多彩で上質な楽曲が並んでいることは確かで、聴き込むとハマる可能性もあるいわゆる“スルメ盤”として通好みなリスナーから高い支持を集めていますし、T-08などは代表曲としてライヴの定番ナンバーにもなっています。
ジャケットのアートワークは、前作に続いてヒプノシスの手によるもの。

メタル度:★★★☆☆|ヘヴィネス:★★★★☆|スピード:★☆☆☆☆
叙情度:★★★☆☆|ポップネス:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

Blackout|ブラック・アウト: 蠍魔宮〜

SCORPIONS_Blackout

オリジナルアルバム 8作目 – (1982年)

80年代のSCORPIONSを代表する一枚であるだけでなく、全キャリア中でもベストに選ばれることの多い文句なしの傑作アルバムで、それについてはウリ・ジョン・ロート時代のファンも認めざるをえないところ。
ストレートなヘヴィメタルテイストが最も濃い作風ですが、同時に米国市場を意識したポップネスも増しており、それらが絶妙なバランスでの調和を見せることによって幅広い層に支持され、ヘヴィメタル黎明期を彩る代表作の一枚に数えられるアルバムとなりました。
また、本作はアートワークにダークでフェティッシュな作風で知られるアーティスト、ゴットフリート・ヘルンヴァイン(Gottfried Helnwein)を起用しており、いつものセクシャル路線とは一線を画したビジュアルですが、結果的にヘヴィメタル的なイメージを増しつつユーザーが手にしやすくすることにも成功しています。

メタル度:★★★★☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|スピード:★★★★☆
叙情度:★★★☆☆|ポップネス:★★★★☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤

Love at First Sting|ラヴ・アット・ファースト・スティング:禁断の刺青

SCORPIONS_Love_at_First_Sting

オリジナルアルバム 9作目 – (1984年)

本格的にアメリカ市場をメインターゲットに定め、当時勢いを増していたグラムメタル系のポップメタルサウンドに合わせたチューニングを施したことで、これまでにも増してポップネスとキャッチネスが大幅にアップしました。中でもT-01, T-02, T-06は彼らのキャリアの絶頂期を代表する定番曲。
ポップメタルだけでなく従来路線のソリッドなヘヴィメタルナンバーもあり、彼らに根を張っている欧州的な暗さも感じられ、それらがアクセントになっていることで、サウンド面に関しては軽薄すぎない独特のバランスを生み出しています。

メタル度:★★★☆☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|スピード:★★★☆☆
叙情度:★★☆☆☆|ポップネス:★★★★★|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤 賛否両論

Savage Amusement|サヴェージ・アミューズメント

SCORPIONS_Savage_Amusement

オリジナルアルバム 10作目 – (1988年)

さらにアメリカンなポップロックテイストが増した作風ですが、前作と比較すると全体的にやや低調な仕上がりで楽曲アベレージが下がっています。ポップメタルナンバーにはこれといった突出した楽曲が見られませんが、一方で、彼らのもう一つの持ち味であるオーソドックスなヘヴィメタルナンバーは従来と変わらぬスタイルを品質を維持しており、特にT-08は彼らの曲の中でも最もヘヴィメタリックで疾走感あふれるスピードメタルナンバーで、まさに隠れた名曲と呼ぶにふさわしく、この一曲のためだけに本作を手にする値打ちがあります。

メタル度:★★★★☆☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|スピード:★★★☆☆
叙情度:★★☆☆☆|ポップネス:★★★★★|総合評価:★★★★★☆

代表作 入門盤 賛否両

Crazy World|クレイジー・ワールド

SCORPIONS_Crazy_World

オリジナルアルバム 11作目 – (1990年)

グランジ/グルーヴ時代を反映したようなヘヴィな曲もあり、彼ららしい湿り気や仄暗さも微かに漂ってはいるものの、アルバムの中核をなすのはグラムメタル全盛期の80年代風の産業ロック/ポップメタル/パーティR&R。
外部コンポーザーを起用したことで楽曲水準も安定してソツのない無難な仕上がりとなりましたが、特に際立った楽曲は見られず、70年代派にも80年代初期派にもアピール要素の弱い存在感の薄いルバムです。

メタル度:★★★☆☆|ヘヴィネス:★★★☆☆|スピード:★★☆☆☆
叙情度:★★☆☆☆|ポップネス:★★★★☆|総合評価:★★★☆☆

代表作 賛否両論 スルメ盤

Face the Heat|フェイス・ザ・ヒート

SCORPIONS_Face_the_Heat

オリジナルアルバム 12作目 – (1993年)

T-01をはじめヘヴィネス重視の楽曲が目立ち、時代背景もあって“グランジ化”ととらえる向きもありましたが、そもそも70年代初期からのベテランの彼らにとっては、グランジは過去に自分たちが実践していたヘヴィロックの焼き直しに過ぎず、本作についてもAnimal Magnetism(7th)あたりのヘヴィ路線を再度持ち込んだという意識でしかないのかもしれません。
80年代SCORPIONS流のポップネスも健在ですが、前作と同じく水準以上ではあるものの楽曲面で決め手に欠けるのが弱点です。

メタル度:★★★☆☆|ヘヴィネス:★★★★☆|スピード:★★☆☆☆
叙情度:★★☆☆☆|ポップネス:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆

賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

Pure Instinct|ピュア・インスティンクス:〜蠍の本能

オリジナルアルバム 13作目 – (1996年)

Eye II Eye|アイ・トゥ・アイ

SCORPIONS_Eye_II_Eye

オリジナルアルバム 14作目 – (1999年)

Unbreakable|アンブレイカブル:反撃の蠍団

SCORPIONS_Unbreakable

オリジナルアルバム 15作目 – (2004年)

Humanity – Hour I|ヒューマニティ – アワーI:蠍団の警鐘

SCORPIONS_Humanity_Hour_I

オリジナルアルバム 16作目 – (2007年)

Sting in the Tail|スティング・イン・ザ・テイル:蠍団とどめの一撃

SCORPIONS_Sting_in_the_Tail

オリジナルアルバム 17作目 – (2010年)

Comeblack|カムブラック:暗黒の蠍団

SCORPIONS_Comeblack

カバーアルバム – (2011年)

Return to Forever|リターン・トゥ・フォーエヴァー:祝杯の蠍団

SCORPIONS_Return_to_Forever

オリジナルアルバム 18作目 – (2015年)

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