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★ TESTAMENT(テスタメント) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|ベイエリアの伝統を受け継ぎながら独自の進化を繰り返すベイエリアの個性派スラッシュメタル!!…必聴アルバムは?

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実力はBIG4以上?!強烈な個性がにじみ出るスラッシュメタルサウンドで、ハイクオリティな作品を連発するベイエリアスラッシュの実力派バンド!!

TESTAMENT(テスタメント)は、USスラッシュメタルの本場ベイエリアを拠点に活動を続けてきた、アメリカのスラッシュメタルバンド。

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デビューは遅いが実は老舗!?

TESTAMENTは、アルバムデビューが1987年と、スラッシュメタル・ムーヴメントの中では世に出たのはやや遅めでした。そのため、スラッシュメタルシーンでは第二世代以降の後発グループにくくられています。

しかし、直接の前身にあたるバンド『LEGACY』でのキャリアも含むなら、活動スタートは1983年にまでさかのぼることができ、ベイエリア・スラッシュシーンの中でもかなりの老舗グループにあたります。

なお、この『LEGACY』時代にはフロントマンのチャック・ビリーは在籍しておらず、のちにEXODUSに加入するティーブ・”ゼトロ”・ソウザがヴォーカリストを務めていました。

ジャケットアートは全てシンメトリー!?

TESTAMENTは、シンメトリー(左右対称)の構図が特徴的なジャケットのアートワークも知られています。

ベスト盤やライヴ盤には0位もありますが、、スタジオ・フルアルバムについては一貫してシンメトリーなアートワークにこだわっています。

似てるようで似てないTESTAMENT!?

TESTAMENTの音楽性は、初期ににおいてにはMETALLICAの影響下にありその系譜に連なるものとも見なされていました。

確かにデビュー当初はその傾向があり、スラッシュメタルそのものでありながらも、その枠の中でメタル的美意識によるメロディとドラマ性が強調された作風という点でも相通じる面が見られましたが、リフワークやフレージング、メロディラインなどの各所に“TESTAMENT節”とも言える明確な個性が横たわっていました。

それは、他からの影響をものともしない強固な自力の強さとなっており、それは時代ごとに音楽性が変化しても変わることはありません。

匠の技でスラッシュをアップデート!!

ヘヴィロック激動期の“アラウンド1990”は、スラッシュシーンも変革期にあたり、バンドの脱スラッシュ化や活動停止が多発していました。
その中でTESTAMENTはスラッシュメタルをベースとしながらも、グルーヴメタルやデスメタルなどヘヴィミュージックの最新モードを取り入れて多様化を進めつつ音楽性を変化させてゆきます。

それらの全ての試みの、あえてスラッシュメタルの枠の中で音楽性の革新を重ねてきたとも、その枠を拡張することでスラッシュメタルそのものをアップデートし続けてきたとも評することができます。

しかし、それを真の意味で展開して高いレベルを維持できたのは、スラッシュシーン広しと言えどもTESTAMENTを含めてごくわずか。正に、稀代のスラッシュメタル・イノヴェイターと呼ぶにふさわしいグループのひとつです。

実力派トップミュージシャンが支える!!

TESTAMENTは、90年代にはオリジナルメンバーの脱退が相次ぎ、フロントマンのチャック・ビリーとリズムギターのエリック・ピーターソンという、バンドの中核のみが残されバンドを支え続ける状況になります。

2005年には創設メンバーでリードギタリストのアレックス・スコルニックも復帰し、近年ではメンバーが固定された状態での活動が続いていますが、それまでは中核2人以外のメンバーは頻繁に入れ替わっていました。

その時期はメンバーが不安定だったとはいえ、いずれもが実力派として知られるビッグネーム。現在もパーマネントメンバーとして復帰しているスティーブ・ディジョルジオ(Ba.)とジーン・ホグラン(Dr.)を含め、ジェームス・マーフィー, デイブ・ロンバード, クリス・コントス, ジョン・テンペスタ, ポール・ボスタフといった、そうそうたる顔ぶれが、入れ替わり立ち替わりスポット参加していました。

病も克服してふたたび第一線に!!

00年代突入後、チャック・ビリーと当時ギタリストだったジェームス・マーフィーがともにガンを患っていることが判明。しばらく活動休止を余儀なくされていましたが、無事回復を果たして活動を再開します。

近年では、メンバー数人がCOVID-19(コロナウィルス)にも罹患するという事態にも陥りましたが、これも無事に乗り越え精力的な活動を続けています。

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