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★ MARILLION(マリリオン)ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|80年代から止まることなく進化を続けてきたUKネオ・プログレッシヴ/ポンプロックの筆頭格!!…必聴アルバムは?

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シアトリカルなカリスマ・フロントマンを失いつつも休むことなく精力的な活動を続け、現在進行形のバンンドとして第一線に返り咲いた、UKポンプロック・シーンを代表する職人バンド!!

MARILLIONのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

MARILLION(マリリオン)は、イギリスのプログレッシヴ・ロックバンド。

英国ポンプ・ロックの筆頭格!?

MARILLIONは、大枠ではプログレッシヴ・ロックとしてカテゴライズされていますが、かといってもオリジナル世代ではありません。
MARILLIONは80年代のリバイバルムーヴメントの中で登場して、『ネオ・プログレッシヴ・ロック』と呼ばれることもあった新世代グループに属します。

単なるリバイバルであってプログレッシヴ(進歩的)要素が皆無なことで、“華美なロック”を意味する『ポンプ・ロック』というジャンル名が与えられた、これらのグループの代表格のひとつがこのMARILLIONで、そのシーンの中でも最も高い知名度を持つバンドといえます。

フロントマン交代で二つの時代に分かれる!?

MARILLIONは、バンドの顔でもあるヴォーカリストが80年代末に交代したのを機に、初代『フィッシュ』時代の“第一期/フィッシュ期”と、現在に至る二代目『スティーヴ・ホガース』時代である“第二期/ホガース期”に分けれています。

ヴォーカリスト交代のタイミングでバンド名の改名を検討したというだけあって、ヴォーカルのスタイルはもとより基本的な音楽性にも変化が見られます。

第1期/フィッシュ時代

初代ヴォーカリストのフィッシュは、UKプログレバンド〈GENESIS〉のヴォーカリストであるピーター・ガブリエルからの影響を受けていることで知られていました。

それはフィッシュの表現スタイルでも明白で、〈GENESIS〉時代のガブリエルを模したような、大仰なヴォーカル・スタイルやグラム風のメイクやコスプレを施してのシアトリカルなステージングを持ち味にしていました。

ヴォーカル・パフォーマンスだけでなく音楽性自体も〈GENESIS〉の影響下にあるもので、コンセプトアルバムを中心として、叙情的でドラマ性の強いサウンドを展開していたこともあり、フィッシュ在籍時の“第一期”は一般に“GENESISインスパイア”とからスタートしたと見なされています。

ビジュアル/サウンドのいずれもが、名実ともに〈GENESIS〉チルドレンの称号に違わぬものと言えます。

第2期/ホガース時代

フィッシュからスティーヴ・ホガースに交代した“第二期”は、従来のプログレ色の強いコンセプトアルバム以外にもいくつかの試みを行っており、それによって新世代リスナーを含む、より幅広い層アピールすることに成功しました。

一般に、コンパクトなポップロックチューンを中心により普遍的でオーソドックスな作風を追求したの“ポップ路線”と、エレクトロニックサウンドやポストロックなどの同時代的なプログレサウンドを導入した“モダン路線”で知られています。

業界初のクラウド・ファンディング・アルバム!?

スティーヴ・ホガースが加入してからのMARILLIONは、作品自体は高評価を得るものの商業的な成功には結びつかない傾向がありました。

そのため、現在ではポピュラーなクラウド・ファンディングによって、制作資金の捻出するという試みも早期に展開していました。

それが功を奏して、音楽業界初のクラウド・ファンディングによるアルバムリリースを成功例として話題にのぼり、広く注目を集めるという宣伝効果もありました。

交代一切なし!黄金の布陣による現行体制!!

ホガース加入後のMARILLIONは、キャリアの長いバンドとしては例外的に、一切のメンバーはの交代はなく完全固定の体制で活動を続けており、現在に至るまで大きなブランクなしにコンスタントなアルバムリリースを続けています。

次ページはMARILLIONのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

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