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★ SAXON(サクソン) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|パワフル&マッチョなバイカーメタルでメタルの覇権を競ったNWOBHMムーヴメントBIG4の重鎮!!…必聴アルバムは?

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NWOBHMのトップに位置するBIG4の中では最も個性が薄く印象の薄い存在ながらヨーロッパではカリスマ的な人気を誇る、“スモール・イン・ジャパン”メタルバンドの代表格!!

SAXONのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

SAXON(サクソン)は、『N.W.O.B.H.M.』のムーヴメントを代表するイギリスのヘヴィメタル・グループ。

SAXONはNWOBHMシーンの代表的バンド!?

SAXONは『N.W.O.B.H.M.』シーンの中でも特に古参のグループで、アルバムデビュー自体も79年とやや早く、さらに、母体となる別名義のバンド〈SON OF A BITCH〉の時期を含めるなら、その活動は70年代初期にまでもさかのぼります。

そのキャリアはUKメタルのオリジネイター〈JUDAS PRIEST〉にも匹敵し、世代的にはむしろそちらに属しており、『N.W.O.B.H.M.』ムーヴメント到来時にはすでに中堅〜ベテランに近い存在でした。

SAXONは『N.W.O.B.H.M.』シーンの最古参バンド!?

SAXONはNWOBHMシーンの中でも特に古参のグループで、アルバムデビュー自体も79年とやや早く、さらに、母体となる別名義のバンドSON OF A BITCHでの活動を含めるなら、活動は70年代初期にまでもさかのぼります。

そのキャリアはUKメタルオリジネイターのJUDAS PRIESTにも匹敵し、世代的にはむしろそちらに属しており、NWOBHMムーヴメント到来時にはすでに中堅〜ベテランに近い存在でした。

SAXONはワイルドなバイカーメタルバンド!?

キャリア古さも影響してか、70年代風のブリティッシュ・ハードロックからスタートしたSAXONですが、2ndからは〈MOtORHEA〉Dや〈AC/DC〉などの影響を反映し、そのハード&ヘヴィなロックンロールをミックスした、ハードロッキンなヘヴィメタルに移行。

バイク乗りをターゲットにした、そのアンセム的な役割を持つ“バイカーメタル”バンドとしてのポジションを確立。
バイク乗りコミュニティからも支持を集めるグループとなり、このイメージは今も受け継がれています。

しかし、バイカーからの熱烈な人気を集めていながらも、音楽性のみにスポットを当てるならば、結果的に純粋なバイカーメタルと呼べる期間はそれほど長くありませんでした。

SAXONの音楽性とは!?

ロッキンなバイカーメタルとして名を挙げたSAXONですが、本質的な部分にミーハーでメジャー志向なところが目立つバンドです。
また、マッチョなバンドイメージに反してポップな作風を好むほか、様々なスタイルに対応できる器用さも持ち合わせていました、

そのため、時期ごと/アルバムごとに何度となく異なる音楽性を試みてきましたが、根本的にバンドの核となる明確な“不変の個性”を欠いていたことから、アルバムによっては別バンドにも思えるほどの変化を見せています。

バイカーメタルから様式美へ!SAXONの華麗な変遷!?

80年代には、ヘヴィメタルの最大市場に成長したアメリカのメインストリームでの成功を意識して、ポップなでキャッチーなスタイルへのローカライズを試み、ポップメタル, グラムメタル, 産業ロック, AORなど、ヒットチャート系のサウンドを展開します。

90年代に入ると、再びストロングスタイルのヘヴィメタルへ接近しつつ、グランジやヘヴィグルーヴなどの同時代的なヘヴィミュージックのトレンドを意識して、そその影響を音楽性に反映させてゆきます。

最終的には、より普遍的/伝統的なヘヴィメタル様式を追求する道を選び、トラディショナルなヘヴィメタル, より大仰なエピックメタル, よりアグレッシヴなパワーメタルなどを取り入れた、ヘヴィメタルの王道とも言えるスタイルを展開することとなります。

『N.W.O.B.H.M.』シーンのバンドとしての評価は!?

最も勢いがあったバイカーメタル時代のSAXONは、UKメタルのパイオニアで世代も近い〈JUDAS PREAST〉や、『N.W.O.B.H.M.』最大の出世頭〈IRON MAIDEN〉と同列に語られる人気を得ていました。
しかし、シーンの中での格や存在感、あるいはメタル史上の重要性おいては、その2バンドとは大きな差がついています。

念願だったアメリカでの成功については、〈DEF LEPPARD〉に大きく水をあけられましたし、先鋭性的なエクストリームな音楽としての評価や後続への影響力については、〈VENOM〉と比ぶべくもありません。

また、世界有数のメタル市場だった日本での人気も低く、全盛期でもそれなりに注目されたという程度で、本国との人気格差の激しいバンドのひとつとなっています。

それでも、イギリスやヨーロッパでは確固たるファンベースを確立しており、熱心なファンからはカリスマ的人気を集めています。

ふたつのSAXONに分裂して活動中!?

SAXONは1996年以来、2人のオリジナルメンバー、ビフ・バイフォード(Ba.Vo.)とポール・クイン(Gt.)を中心に活動していましたが、過去に解雇され〈SON OF A BITCH〉名義で活動していたグラハム・オリバー(Gt.)ら元オリジナルメンバーとの間で、SAXON名義の使用権をめぐって法廷闘争が勃発。

結果的に、SAXON名義はバンド側が勝ち取り、短命が多い『N.W.O.B.H.M.』のグループとしては珍しく、波はあれど常に一線での活躍を続けています。
一方、グラハム・オリバーとスティーブ・ドーソンは、現在は〈OLIVER/DAWSON SAXON〉名義で活動を行っています。

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