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★ MISFITS(ミスフィッツ) ディスコグラフィー ★ メタラーもパンクスもロックンローラーもリスペクトするUSハードコア/ホラーパンクのカリスマ!!…必聴アルバムは?

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キッチュなホラー・ギミックとポップでロッキンなハードコア・サウンドで、メタル, ハードコア, サイコビリー, デスンロール, ゴシックなど、あらゆるシーンで愛され続けた80年代アメリカン・ハードコアのカルトなカリスマ・バンド!!

MISFITSのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

MISFITS(ミスフィッツ)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州で結成された、パンク/ハードコア・バンド。

USハードコアのリビング・レジェンド!?

MISFITSは、ソロ活動でも成功を収めているフロントマンのグレン・ダンジグと、ギタリストのジェリー・オンリーを中心として1977年から活動をスタートしており、アメリカのハードコアシーンの中でも、パイオニアに属するグループとみなされています。

アンダーグラウンドな存在ながら、交友関係にもあったBLACK FLAやDEAD KENNEDYSなどとともに、80年代USハードコア・シーンで特に後世に影響を及ぼした重要バンドと見なされ、カルト・レジェンド的な地位を築いているカリスマ・グループです。

イメージ・キャラクターはファンション・アイコンに!?

MISFITSはの存在は知らずとも、そのトレードマークであるキャッチーなキャラクター、『クリムゾン・ゴースト』の意匠ならば、日本でもかなりの人数が一度は目にしているはずです。

90年代のハードコア・ファンションブームの時は、『クリムゾン・ゴースト』のTシャツを芸能人や一般人までもがも普通に身につけるまでになっていました。

その意味では『クリムゾン・ゴースト』は、ロックバンドのキャラクターとしては、GREATFUL DEADのほどではないものの、『デッド・ベア』などに次ぐレベルと言っていいかもしれません。

MISFITSはUKパンクTHE DAMNEDの血統!?

MISFITSの音楽性は、時代によっていくぶん変化も見られますが、基本的にはロックンロールやロカビリーなどを元にして、それをエクストリームに進化させたようなスタイルです。

同じUSパンク・シーンのヒーローRAMONESらの影響も受けていますが、同時にUK三代パンクの一角THE DAMNED(ダムド)から様々な面で影響が見られ、重要なルーツにもなっています。

THE DAMNEDのそれを、さらにキッチュにしたかのようなホラー演出と、ロックンロール・ベースのポップネス/キャッチネスを持った楽曲が持ち味で、そのサウンドは、後のメロディック・パンク/メロディック・ハードコアの原点のひとつとしても挙げられます。

MISFITSはUSホラーパンクのオリジネイター!?

MISFITSのコンセプトや世界観は、パルプ雑誌やB級映画などのホラー作品やSF作品が、主なアイデアの源泉とした、キッチュでファニーながらも独自の美意識にあふれたものです。

ファッションも特徴的で、ドクロを模した“スカルメイク”と、髪の毛を顔の前へ流して逆三角形状に垂らした“デビロック・ヘア”は、後年のホラーパンク/サイコビリーはもちろん、ホラー/ゴシック・ギミックのビジュアル系バンドらによって、こぞって模倣されるほどになりました。

メンバー間の確執で、活動は暗礁に!?

MISFITSは、残念ながらメンバー間の関係が良好ではなく、衝突が多かったこともあって、バンドは長く持たず1983年には解散しています。

解散後もダンジグとオンリィらの間で、アルバムやキャラクター・ビジネスのロイヤリティをめぐる権利関係の争いを続くなど、問題を抱えていました。

METALLICAのカバーによって再評価進行!?

MISFITSの存在が、広く知られるようになった大きな要因は、USスラッシュメタルBIG4の筆頭格であるMETALLICAが、MISFITSの曲をカバー曲として発表し、ライヴでも定番曲として頻繁に演奏していたことによります。

METALLICAにカバーで取り上げられたことで、再び脚光を浴びることとなったベテラン・グループは少なくありませんが、MISFITSもまた同様でした。

それによって広く再評価が進み、ヘヴィメタルのリスナーにも高い知名度を誇るグループとなっただけでなく、1983年以来解散状態にあった彼らの再結成にもつながることになります。

ハードコア・ブームでMETALLICA効果で再結成が実現!?

90年代になると、METALLICA効果による再評価と、空前のハードコア/パンクブームが重なったことで、MISFITSの活動再開を待望する機運も高まっていいました。

そういった状況もあって、オンリィとその実弟のドイルは、ダンジグとの権利関係の問題が和解にたどり着いたことを契機に、再結成に向けて動き出します。

その際、自身のバンドで活動を続けていたダンジグは参加要請を断ったため、MISFITSは若手シンガー、マイケル・エマニュエル(Michael Emanuel)を後任に迎えてを再始動することとなり、新作もアルバムのリリースされます。

折からのハードコアブームの最中、MISFITSがルーツのひとつでもある、メロディック・ハードコアの最盛期だったこともあって、この再結成当初は好評で迎えられました。

孤高のカリスマ『グレン・ダンジグ』まさかの復帰!?

2000年を迎えるとそのマイケルも脱退したことで、オンリィがヴォーカルをとるようになりますが、ヴォーカルの力量不足に加え、音楽的な停滞とクオリティの低下も進行して失速気味となります。

そのため、活動はダンジグへ助力を乞うてのリユニオンや、周年イベントが中心となっていましたが、その後、ダンジグがまさかの正式復帰を果たすこととなりました。

ダンジグを含めたラインナップでの、新作リリースもアナウンスもされましたが、これは未だ実現はしていません。

 

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