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★ GRAVE DIGGER(グレイヴ・ディガー) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|硬派なエピックメタルをドロップし続けるドイツの老舗パワーメタル・バンド!!…必聴アルバムは?

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オールドスクールなヘヴィメタル、ストロングスタイルのパワーメタルを経て、世界有数のエピック・メタル・メイカーとして名をあげ、アルバムを量産し続けるジャーマン・メタルの老舗バンド!!

GRAVE DIGGERのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

GRAVE DIGGER(グレイヴ・ディガー)は、ドイツのヘヴィメタル/パワーメタルバンド。

GRAVE DIGGERはジャーマンメタルの老舗!!

80年代中盤から90年代前半にかけて隆盛を極めた、ジャーマン・パワーメタル(メロディック・パワーメタル)のムーヴメントの先駆けて活動をスタートしていた、シーンの中でも古参の位置にあるベテラン・グループです。

そのキャリアの古さから、RUNNING WILD(ランンング・ワイルド)など並んで、ACCEPT(アクセプト)らジャーマン・ヘヴィメタルのパイオニアと、後のジャーマン・パワーメタル世代をつなぐグループとして知られています。

クリス・ボルテンダール率いる余曲折の苦労人バンド!?

GRAVE DIGGERは、現在では唯一のオリジナルメンバーとなった、ベース&ヴォーカルのクリス・ボルテンダール(Chris Boltendahl)を中心に活動を続け、現在ではジャーマン・パワーメタルトップどころの一角を占める位置に登りつめています。

しかし、ジャーマンメタル・ムーヴメントが全盛期を迎える80年代中期〜90年代初頭にかけては、十分な活動を行えていないどころか、そのシーンの渦中にさえ存在していませんでした。

その理由は、この期間にバンド名を『DIGGER』と改めてアメリカ進出を画策するも失敗に終わり、再度『HAWAII』名義で再起を図るも作品リリースには至らないまま、解散状態へと突入したことによります。

GRAVE DIGGERの音楽性は!?:第1期〜DIGGER期

デビューから解散までの“第1期”GRAVE DIGGERは、JUDAS PREASTやACCEPTらの初期ヘヴィメタルやNWOBHMの影響下にあり、オールドスクールなヘヴィメタルに近いパワフルなサウンドを展開。
バンドリニューアルを迎える1986年までは、その音楽性を基盤としていますが、その間も、いくらかパワーメタル色を強めています。

1986年〜1987年に、アメリカのメインストリームをターゲットとしたDIGGERとして活動していた時期は、従来のスタイルにポップメタル要素を交えたサウンドへと移行していました。

GRAVE DIGGERの音楽性は!?:第2期

GRAVE DIGGERは、1991年にボルテンダール以外のメンバーを一新して再結成を果たし、バブル的なジャーマンメタル・ブーム終息を見せていた1993年に、アルバムリリースを再開しています。

ここに来て、アグレッションを大きく強化したモダンなパワーメタルサウンドを確立し、世界第一線のパワーメタルバンドと肩を並べるほどに大きく成長を遂げ、シーンに返り咲くことに成功します。

しかしその直後から、戦争などの歴史上の闇や伝説/神話や伝説などをテーマにした、いわゆる“エピックメタル”のアプローチを本格的に展開。
また、音楽性もそれに沿って、疾走感にあふれたストレートでコンパクトなパワーメタルから、大仰/壮大でドラマティックな演出性に重点を置いた、じっくりしたダウンテンポ主体で物語を綴るスタイルへと、一気に傾いてゆきます。

ジャーマン・エピックメタルの代表格に!?

再結成後のエピックメタル・アプローチによって、GRAVE DIGGERもまた、ファンタジー物語をメインテーマとしたBLIND GUARDIANや、海賊をテーマにし続けるRUNNING WILDと同様に、ジャーマン・パワーメタル・シーンにおける“エピックメタル”の代表格に数えられるようになります。

この、ターゲットを絞ったアプローチが功を奏してか、初期のアグレッシヴなパワーメタルを支持するファンと入れ替えに、新たに熱心な“エピックメタル”系の固定リスナーを呼び込むことに成功。
現在に至るまでコンスタントに精力的な活動を続けており、リリース作品数も、オリジナル・フルレンス・アルバムだけで20作超えという大台に達しています。

次ページはGRAVE DIGGERのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

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