Contents
- 1現〈METALLICA〉のロバート・トゥルージロをはじめ〈MEGADETH〉,〈SLAYER〉の腕利きメンバーも在籍した、80年代LAクロスオーバー・スラッシュの代表的グループ!!
- 1...1METALLICAやMEGADETHのメンバーも輩出!!
- 1...2独自のクロスオーバー・サウンドを追求!?
- 1...3スラッシュメタル路線で人気爆発!?
- 1...4唯一の初期メンバーを中心に多方面で活動中!!
- 1.1SUICIDAL TENDENCIES|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Suicidal Tendencies|スイサイダル・テンデンシーズ
- 1.1.2Join the Army|ジョイン・ザ・アーミー:軍団宣言
- 1.1.3How Will I Laugh Tomorrow When I Can't Even Smile Today|ハウ・ウィル・アイ・ラフ・トゥモロウ・ウェン・アイ・キャント・イーヴン・スマイル・トゥデイ
- 1.1.4Controlled by Hatred / Feel like Shit... Deja Vu|コントロールド・バイ・ヘイトレッド/フィール・ライク・シット...デジャ・ヴ
- 1.1.5Lights...Camera...Revolution|ライツ…カメラ…レヴォリューション
- 1.1.6The Art of Rebellion|ジ・アート・オブ・リベリオン
- 1.1.7Still Cyco After All These Years|スティル・サイコ・アフター・ジーズ・イヤーズ
- 1.1.8Suicidal for Life|スイサイダル・フォー・ライフ
- 1.1.9Freedumb|フリーダム
- 1.1.10Free Your Soul... and Save My Mind|フリー・ユア・ソウル…アンド・セイヴ・マイ・マインド
- 1.1.1113|サーティーン
- 1.1.12World Gone Mad|ワールド・ゴーン・マッド
- 1.1.13Still Cyco Punk After All These Years|スティル・サイコ・アフター・オール・ジーズ・イヤー
- 1.1NO MERCY|ノー・マーシー|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Widespread Bloodshed Love Runs Red|ワイドスプレッド・ブラッドシェッド・ラヴ・ランズ・レッド
- 1.2INFECTIOUS GROOVES|インフェクシャス・グルーヴ|DISCOGRAPHY
- 1.2.1The Plague That Makes Your Booty Move... It's the Infectious Grooves|ザ・プラグ・ザット・メイクス・ユアー・ブーティ・ムーヴ… イッツ・ザ・インフェクシャス・ヴルーヴズ
- 1.2.2Sarsippius' Ark|サーシピウス・アーク
- 1.2.3Groove Family Cyco (Snapped lika Mutha)|グルーヴ・ファミリー・サイコ (スナップド・ライク・ムタ)
- 1.2.4Mas Borracho|ボラッチョ
- 1.3CYCO MIKO|サイコ・マイコ|DISCOGRAPHY
- 1.3.1Lost My Brain! (Once Again)|ロスト・マイ・ブレイン
- 1.3.2The Mad Mad Muir Musical Tour (Part One)|ザ・マッド・マッド・ミューア・ミュージカル・ツアー
- 1.1SUICIDAL TENDENCIESはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
現〈METALLICA〉のロバート・トゥルージロをはじめ〈MEGADETH〉,〈SLAYER〉の腕利きメンバーも在籍した、80年代LAクロスオーバー・スラッシュの代表的グループ!!
SUICIDAL TENDENCIES(スイサイダル・テンデンシーズ)はアメリカ合衆国はロスアンゼルスを拠点とするハードコアバンド。
一般に、ハードコアとスラッシュメタルの折衷的なジャンルである、『クロスオーバー(クロスオーバー・スラッシュ)』に分類されています。
METALLICAやMEGADETHのメンバーも輩出!!
SUICIDAL TENDENCIESは、スラッシュメタルの本場ベイエリア近郊のロスアンゼルスが拠点ということもあってか、『クロスオーバー・スラッシュ』の中でも特にスラッシュメタルのシーンとも密接なグループとして知られています。
かつては、〈METALLICA〉のベーシストとして名を挙げたロバート・トゥルージロや、〈MEGADETH〉に参加経験のあるドラマーのジミー・デグラッソが在籍していたほか、2021年現在は元〈SLAYER〉のデイヴ・ロンバードがドラムスをつとめています。
独自のクロスオーバー・サウンドを追求!?
SUICIDAL TENDENCIESは、80年代のハードコアバンドの中でもどちらかというと楽曲主義的な傾向が強く、同時に幅広いバックグラウンドを感じさせる多様性と、トレンドに合わせて変化を見せるの柔軟な作風でも知られています。
そのため、ハードコアの枠に収まるの音楽性という点では変わらないものの、その枠の中で時代背景に応じてにスタイルを変化させる傾向があります。
特にのブレイクのきっかけにもなった重要な変化が、ヘヴィメタル/スラッシュメタルへの接近による『クロスオーバースラッシュ』化と、主にプロジェクトで顕著だったファンクメタル系のミクスチャー志向でした。
また、一時解散したのちの再結成後も、パンキッシュなハードコア回帰やメロディックハードコアへの接近を見せるなど変化を見せています。
スラッシュメタル路線で人気爆発!?
SUICIDAL TENDENCIESは、デビュー以来アルバムごとに次第にヘヴィメタル・テイストを強めてゆきますが、当時のスラッシュブーム人に乗った本格的なスラッシュメタル路線によって、メタルシーンでの人気と知名度を大きく高めます。
特にその頂点とも言える3rdアルバムは、保守的な日本のメタルメディアでも高評価され、国内のメタル界隈でもハードコアバンドとしては人気グループとなります。
また、全盛期の頃からアメリカ本国よりもイギリスやドイツなどのヨーロッパ各地の方で高いチャートを記録しており、特にドイツで高い人気を誇っています。
唯一の初期メンバーを中心に多方面で活動中!!
SUICIDAL TENDENCIESは比較的メンバーの出入りの激しいバンドでしたが、1995年から1996年の短期的な解散期間を経た後の再結成時にもメンバーが一新されており、現在は唯一の結成以来のオリジナルメンバーとなったマイク・ミューアを中心に現在も活動を続けています。
また、マイク・ミューアはSUICIDAL TENDENCIESのほかにも、ストレンジなファンクメタルの〈INFECTIOUS GROOVES(インフェクシャス・グルーヴス)〉や、ポップでパンキッシュなメロコア路線の〈CYCO MIKO(サイコ・マイコ)〉などのサイドプロジェクトも並行して展開しています。
これらもアクティブなバンドとして活動を続けており、特に〈INFECTIOUS GROOVES〉ではSUICIDAL TENDENCIESに匹敵する成功を見せていました。