スポンサーリンク

★ RIOT(ライオット/現RIOT V[ファイヴ]) ディスコグラフィー ★ ハードロック〜ヘヴィメタル〜パワーメタルと時代と世代を超えて活躍するアメリカン・ヘヴィメタルのパイオニア!!…必聴アルバムは?

Riot-BornInAmerica ◆ O, P, Q, R
この記事は約4分で読めます。
カテゴリー
スポンサーリンク

Contents

アメリカン・メタル・バンドながら欧州的メロディ満載のサウンドが日本で圧倒的な支持を得た“ビッグ・イン・ジャパン”は、度重なるメンバー・チェンジと本国での影の薄さにも負けずに時代をサバイヴ!!

RIOT Vのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

RIOT(ライオット)は、アメリカ合衆国ニューヨークを拠点とするヘヴィメタル・グループ。

なお、現在はRIOT V(ライオット・ファイヴ)とバンド名を改めていますが、以前より人気の高い日本などでは、ほぼRIOTのまま通っており、本稿でも基本的にはRIOTと表記しています。

アメリカン・ヘヴィメタルのパイオニア!?

RIOTは、ギタリストのマーク・リアリ(Mark Reale)を中心に結成され、活動を続けているグループです。

70年代にはすでにアルバム・デビューを果たしており、アメリカにおけるヘヴィメタル・バンドとしては最古参に近いポジションにある、老舗グループのひとつとみなされています。

アメリカでは異色のヨーロピアン・スタイル!?

RIOTのデビューは、ヘヴィメタル発祥の地イギリスにおいても、まだそのスタンダードが確立される以前であり、当初の音楽性は、ロックンロールをベースとしたアメリカン・ハードロックを主体とものでした。
その中に、欧州的な憂いを感じる叙情性を織り交ぜる作風が、RIOTの大きな持ち味となっていました。

またRIOTは、デビュー当時から“プロト・ヘヴィメタル”呼べそうな楽曲も見せており、これがアメリカン・ヘヴィメタルのパイオニアと目される理由にもなっています。

80年代のアメリカンメタル・バブルの時期も、メインストリームのグラムメタル/ポップメタルとは一線を画した活動をつづけており、ヨーロピアン・テイストを持った独自のアメリカン・ヘヴィメタル/パワーメタルを完成させています。

音楽性は、ハードロックとヘヴィメタル/パワーメタルの間を行き来する時期が続きますが、現在は黄金期のパワーメタル路線に近いサウンドを展開しており、米国シーンを代表するトラディショナなルヘヴィメタル・バンドとして世界中で認められています。

日本ではアイドルがカバーするほどの人気!?

RIOTは、そのサウンドが俗に言う「日本人の琴線に触れる」特に日本人受けの良いものだったことから、日本では早期から注目を集めていました。

それを象徴するエピソードとしては、1stアルバム収録の代表曲Warrior(ウォリアー)は、当時のアイドル歌手五十嵐夕紀によってカバーされたトピックが挙げられます、その際は独自に日本語詩が当てられ、タイトルも「バイ・バイ・ボーイ」と改められていました。

バンドもまた、日本をメイン・マーケットのひとつに定めてゆくこととなり、一時期はアルバムも日本先行リリースが常態化していました。

そのため、いわゆる“ビッグ・イン・ジャパン”の代表的存在として、揶揄の対象となることもありましたが、日本国内では磐石な人気を確立していました。

創設メンバーを失った出入りの激しいバンド!?

RIOTは、フロントマンを含めたメンバーの出入りが激しいグループであり、創設からのおオリジナルメンバーは80年代からはすでにマーク・リアリ唯1人を残すのみとなっていました。

このバンド体質ことが災いして、活動が不安定な傾向も見られましたが、根強いファンに支えられて、大きなブランクの無い活動とアルバムリリースを続けてきました。

2012年には、その中心人物マーク・リアリを病で失ったことでによって活動停止となりますが、翌年には、パワーメタル期を支えたドン・バン・ステイヴァーンを主軸に新メンバーを加え、名義もRIOT V (ライオット・ファイブ)と改め活動再開。
現在に至るまで、コンスタントな活動を続けています。

アザラシ男『ジョニー』がトレードマーク!?

デビュー以来RIOTは、アルバムのジャケットにアザラシの頭に人間の体という、アザラシ人間のキャラクター『ジョニー』をモチーフとして登場させていることで知られており、そのユーモラスなキャラクターは、あふれる存在感で見る者に強烈なインパクトを残し続けています。

これによってRIOTのアルバムは、いわゆる“バカジャケ”, “ダサジャケ”の代表例にも何度となく選出されていますし、また、時代性を考えるならば、この『ジョニー』は“元祖ゆるキャラ”と呼べる存在とも言えます。

アルバム・アートワークへの『ジョニー』の登場は5作目まで続きますが、それ以降はイメージチェンジを狙ったためか、長らく登場しない時期が続いていました。

しかし、RIOT V体制となった2015年リリースの通算15柵目の“Unleash the Fire”で、『ジョニー』が久々にジャケットアートへの復活を果たしており、それ以降はイメージ・キャラクターとして積極的に推されるようにもなっています。

ページはRIOT Vのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

Translate »