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★ NAPALM DEATH(ナパーム・デス) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|常にプログレスを続けるUKグラインドコアシーンのパイオニア…必聴アルバムは?

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英国グラインドコアのパイオニアとして80年代からエクストリームミュージックシーンの最前線に立ち、常にリードし続ける実験精神あふれるカリスマグループ!!

NAPALM DEATHのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

NAPALM DEATHは、イギリスはバーミンガムを拠点とするグラインドコア・バンド。

英国エクストリーム・シーンの最先端バンド!!

80年代から英国エクストリームミュージックの最先端をゆく存在として、英国のみならず世界のシーンをリードし続ける立場にありました。

最速最短のノイジーなハードコア・ミュージックを追求した80年代のNAPALM DEATHには、エクストリームなハードコア/メタルシーンでも特に実験的で先鋭的なミュージシャンが多数在籍していました。

単なるファストなハードコアの枠ににとどまらず、プログレッシヴでオルタナティヴなエクスペリメンタル・エクストリームサウンド追求の場でもあったグループです。

NAPALM DEATH出身の重鎮たち!!

最初期のNAPALM DEATHに参加していたメンバーは、後に各自のバンド/プロジェクトをスタートさせてブレイクし、超重要アーティストへと成長を遂げています。

英国トップのゴア・グラインドとしてスタートして、メロディックデスメタルの火付け役やデスンロールのパイオニアとしていくつもの功績を残した、CARCASSのビス・スティアー(Bill Steer)。

NAPALM DEATHの“最速”サウンドから“最遅”のドゥームメタルへと180度の方向転換を見せ、シーンをリードし続けたドゥームメタルの最大功労者、CATHEDRALのリー・ドリアン(Lee Dorrian)。

ダウナーでウルトラヘヴィなサウンドでインダストリアル・シーンに新風を吹き込み、ドゥーム/スラッジ、ポストメタル/ハードコアなど様々なシーンに影響を与えた、GODFLESHのジャスティン・ブロードリック(Justin Broadrick)。

エクストリーム・ダブからスタートして、ノイズ/アンピエントやEDMを本格的に導入したエクスペリメンタルなインダストリアル・サウンドを展開した、SCORNのミック・ハリス(Mick Harris ≠ Mitch)。

いずれも、のちにそれぞれの活動でシーンに革命を起こし、90年代のエクストリーム・ミュージック・シーンを牽引したほどの、強烈な個性を持ったトップミュージシャンです。

ヘヴィメタルへの接近とさらなる進化!!

90年代の初期には、創設時からのオリジナルメンバーの全てがバンドを去り、顔ぶれが完全に入れ替わって原型をとどめない状況となりましたが、現在までバンドを支えるメンバーが勢ぞろいとなり、そこからはほぼ固定メンバーで活動を続けています。

それでも、先進的な開拓精神は失われることはなく、デスメタル,インダストリアルメタル,グルーヴメタルなどの、ヘヴィメタル/エクストリーム・ミュージックの最先端モードも視野に入れ、それら周辺ジャンルと混血を重ねてゆきます。

とはいえ、前衛に傾きすぎることなく、わかりやすいダイナミズムや高揚感などのロック・ミュージックの原初的な魅力と、実験性や前衛性兼ね備えたスタイルを追求していました。

その後は、比較的ストレートなグラインドコア主体のスタイルへの回帰を試みますが、その枠の中でもアルバムごとに異なるアプローチを試み、惰性に流されない展開を続けています。

ポリティカルで実験的な信頼のバンド!!

脱退した初期メンバーの華々しい活躍が目立つNAPALM DEATHですが、現在のメンバーも、バンドと並行しての別プロジェクトや他のミュージシャンとのコラボレーションなど、様々な課外活動も意欲的に行っており、特にベーシストのシェーン・エンバリー(Shane Embury)の精力的な活動は目を見張るものがあります。

また、NAPALM DEATHの社会的でポリティカルなアティチュードも、以前と変わらぬものであり、常にメッセージ性が強く音楽的にも信頼性の高い活動を続けています。

次ページはNAPALM DEATHのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

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