★ PEARL JAM(パール・ジャム)ディコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|グランジBIG4唯一の生き残りはポリティカルでリスナーフレンドリーな骨太バンド!!…必聴アルバムは?

◆ O, P, Q, R

アメリカを代表する国民的ロックバンドへと成長を遂げたグランジBIG4唯一の生き残りは、社会とリスナーのため日夜闘争を続けるポリティカルな社会派グループ!?

PEARL JAM(パール・ジャム)は、アメリカのグランジ/ハードロックバンド。

PEARL JAMはグランジBIG4の一角!?

アメリカン・オルタナティヴロックから派生し、世界的なムーヴメントとして一時代を築いたグランジを代表格のひとつとして、90年代初期のブーム黎明期から活動を続けているグループです。

その中でも、NIRVANA(ニルヴァーナ), ALICE IN CHAINS(アリスインチェインズ), SOUNDGARDEN(サウンドガーデン)とともに、メインストリーム第一線に登りつめて活躍したトップバンドとしてグランジBIG4(四天王)とも称されています。

PEARL JAMは後発ながら実は古参!?

PEARL JAMは、グランジBIG4の中では最もデビューの遅いグループですが、メンバーのグランジシーンでのキャリアは古く、バンドの創始者ストーン・ゴッサードとジェフ・アメンは、シーンでも古参に属するGREEN RIVERからキャリアをスタートしています。

その二人が脱退後に結成するも短命に終わった、MOTHER LOVE BONEに続くバンドとして、1990年に始動したのがこのPEARL JAMでした。

PEARL JAMはオーソドックスなハードロック!?

70年代ロックの再解釈というメソッドが主流のひとつとなっているグランジの中でも、PEARL JAMは比較的オーソドックスなアメリカンロック/ハードロック寄りのスタイルを持つグループ。

時期のよってスタイル/音楽性の変化は見られますが、基本的にはアメリカンロックの枠でくくることのできるサウンドを展開しています。

そのため、アクの強いグランジBIG4の中ではややインパクトを欠いていましたが、逆にその普遍性から幅広い層に受け入れられることに成功しています。

PEARL JAMはポリティカルバンド!?

PEARL JAMはグランジシーンの中でも特にポリティカルなグループのひとつで、政治的/社会的な活動にも積極的にコミットしてメッセージを発するほか、歌詞のテーマとしてもそれらを取り上げてもいます。

また、リスナーサイドに立ってチケットの販売価格について興業側と闘争したり、ブートレグ温顔を低価格なオフィシャルとして流通させるなど、リスナーフレンドリーなアティチュードでも知られています。

ニューメタル世代のポストグランジのルーツ!?

グランジムーヴメント勃発以降、その影響を受けた無数のフォロアーが登場します。リアルタイムでは、NIRVANAの影響下にあるグループが多く、次いでALICE IN CHAINSやSOUNDGARDENのフォロアーという比率でした。
しかし、ニューメタル世代になるとCREEDやNICKELBACKといったPEARL JAMフォロアーがブレイクしたことや、他のグランジトップグループの活動停止もなどで影響力が薄れたこともあって、一気に変動が起こります。
現在では、“ポストグランジ”といえば、PEARL JAM系のスタイルが主流を占める状況となっています。

グランジBIG4唯一の生き残り!?

NIRVANAのカート・コベインに始まり、ALICE IN CHAINSのレイン・ステイリー, SOUNDGARDENのクリス・コーネルと、PEARL JAMを除くグランジBIG4は、その全てがフロントマンの死という不幸に見舞われ活動停止に陥ってしまいます。(ALICE IN CHAINSは新ヴォーカリストを迎えて活動再開)

PEARL JAMはその中で唯一、ほぼオリジナルメンバーの体制で、大きなブランクもなくコンスタントな活動を続けており、アメリカを代表するトップクラスのロックバンドとして、アリーナバンド/スタジアムバンドと呼べるほどの存在に成長を遂げています。

PEARL JAM|DISCOGRAPHY

Ten|テン

PEARL_JAM_Ten

オリジナルアルバム – 1作目 (1991年)

PEARL JAMのカタログの中では、最もヘヴィメタリックでハードロッキンなアルバム。アコースティックナンバーはT-05程度で、それ以外は程度の差こそあれヘヴィサウンド導入した曲がそろっています。

グルーヴィーなT-04, キャッチーなT-06, アップテンポなT-08, ダークでメロディアスなT-09など秀逸な曲も多く、中でもT-06はオールタイムベスト級の代表曲です。
これらは中盤以降に集中しているため、ややスロースターターなアルバムとなっていますが、楽曲はおおむね水準以上でスキのない見事な出来栄えです。

楽曲の多様性や完成度ではさすがに次作に及びませんが、累計セールスでは全カタログ中トップを誇り、オールドファンからはベストに挙げられることも多いアルバムですし、メタル/ハード系のリスナーにはむしろ名盤の次作よりもこちらの方が馴染みやすいでしょう。

オルタナ度:★★☆☆☆|アメロク度:★★☆☆☆|ハドロク度:★★★★★
ヘヴィネス:★★★★☆|ポップネス:★★☆☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤 通好み スルメ盤

Vs.|ヴァーサス

PEARL_JAM_Vs.

オリジナルアルバム – 2作目 (1993年)

NIRVANAの“Nevermind”、ALICE IN CHAINSの“Dirt”、SOUNDGARDENの“Bad Motor FingerもしくはSuperunknown”。これらグランジBIG4の代表作は、いずれも破格のポップネスとフック満載のハード/ヘヴィロックとして語り継がれるべき、グランジの枠を超越した名盤。そして、PEARL JAMの中でその位置にあたる名盤がこのアルバムです。

アップテンポなT-01、ヘヴィでダークなT-02、ファンクろっくのなT-07、キャッチーなT-08あたりは、メタル/ハード系のリスナーでも納得の仕上がりで、中でもT-08はあまりにキャッチーで完璧過ぎて、他の曲が霞むためかライヴでは封印されたという曰く付きの名曲。

それ以外にも、ポップなアコースティックの代表曲T-03をはじめ、トライバルでトランシーなT-06、アーシーでサイケデリックなT-12といった、多彩な作風の個性的な名曲が満載で、最高傑作の称号に恥じない出来栄えです。

オルタナ度:★★★★☆|アメロク度:★★★★☆|ハドロク度:★★★★☆
ヘヴィネス:★★★★☆|ポップネス:★★★★☆|総合評価:★★★★★+

殿堂入り 代表作 入門盤 実験作

Vitalogy|バイタロジー (生命学)

PEARL_JAM_Vitalogy_a

オリジナルアルバム – 3作目 (1994年)

前年にNIRVANAが、ヒット度外視の内向きなアルバム“In Utero”をリリースして物議を醸しましたが、
本作はPEARL JAMにとってのソレに該当する作品。“In Utero”のロウなアンチポップ路線の影響に加え、同年のカート・コベインの死も影を落としてしていると考えられます。

アルバム通して、全体的にラフ&ロウな質感とダウナーでミニマル気味な作風で、淡々としてそっけない抑揚にかける曲が多く、ロック的な躍動感やダイナミクスはあまり感じられません。

T-02やT-06のようなアグレッシヴな曲もありますが、その質がメタル/ハードからハードコア/ガレージロック的なベクトルに移っており、これはハードコア・ブーム/ガレージロック・リバイバルが背景にあるものとも考えられます。

無条件の名盤とは呼べるものではなく、好意的に言えば“熱心なファン向けの通好みなアルバム”といったところですが、T-13はお得意のダーク&ダウナーなアコースティックナンバーで名曲と言えます。

また、本作は紙ジャケット仕様なのですが、かなりヘロヘロの紙質で傷みやすいためすぐに商品価値が無くなり、中古店では特売コーナーの常連となっていました。

オルタナ度:★★★☆☆|アメロク度:★★★☆☆|ハドロク度:★★★☆☆
ヘヴィネス:★★★☆☆|ポップネス:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆

代表作 賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

No Code|ノー・コード

PEARL_JAM_No_Code

オリジナルアルバム – 4作目 (1996年)

アンチポップなやや実験性を持ったサウンドを試みていた時期のアルバムで、ガレージ/ジャンク的な質感とアコースティック色の強目のサウンドが特徴的。

基本的には、前作の無愛想な作風をさらに推し進めたような作風で、強迫観念的に明快なポップネスやキャッチネスから意図的に背を向けような、フックを欠いた淡白なサウンドを展開しています。

しかし、この路線なら他にいくらでも上が存在しますし、根本的に彼らの資質にマッチしているとは言えず、迷走期ド真ん中の1枚と言っていいでしょう。

そんな中、お得意のトライバル風ナンバーT-04、NIRVANA風のジャンクロッキンなT-07、ストーナー的なT-08といったあたりはそれなりに印象に残ります。

オルタナ度:★★★★☆|アメロク度:★★★☆☆|ハドロク度:★★☆☆☆
ヘヴィネス:★★☆☆☆|ポップネス:★★☆☆☆|総合評価:★★★☆☆

賛否両論 通好み スルメ盤 実験作

Yield|イールド

PEARL_JAM_Yield

オリジナルアルバム – 5作目 (1998年)

Yield
オルタナティブ¥1,833パール・ジャム

Binaural|バイノーラル

PEARL_JAM_Binaural

オリジナルアルバム – 6作目 (2000年)

Binaural
オルタナティブ¥1,833パール・ジャム

Riot Act|ライオット・アクト

PEARL_JAM_Riot_Act

オリジナルアルバム – 7作目 (2002年)

Riot Act
オルタナティブ¥1,833パール・ジャム

Pearl Jam|パール・ジャム

PEARL_JAM_Pearl_Jam

オリジナルアルバム – 8作目 (2006年)

Pearl Jam
オルタナティブ¥1,630パール・ジャム

Backspacer|バックスペイサー

PEARL_JAM_Backspacer

オリジナルアルバム – 9作目 (2009年)

Lightning Bolt|ライトニング・ボルト

PEARL_JAM_Lightning_Bolt

オリジナルアルバム – 10作目 (2013年)

Gigaton|ギガトン

PEARL_JAM_Gigaton

オリジナルアルバム – 11作目 (2020年)

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