★ GRIP Inc.(グリップ・インク)ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|アートスラッシュの鬼才とカリスマスラッシュドラマーが合体!最先端ポストスラッシュを完成させた伝説のバンド!!…必聴アルバムは?

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元SLAYERのUSスラッシュ最強のカリスマドラマーとジャーマンスラッシュの異能派マルチアーティストがタッグを組んで結成!日本でもヒットを飛ばした異色のポストスラッシュメタルグループ!!

GRIP Inc.(グリップ・インク)はプログレッシヴロック的な独自のセンスで定評のあったドイツの個性派スラッシュDESPAIRのヴァルデマー・ゾリヒタ(Waldemar Sorychta)と、SLAYERを脱退していた時期のカリスマドラマーデイヴ・ロンバート(Dave Lombardo)によるユニットで、フロントマンには21 GUNSで元THIN LIZZYのスコット・ゴーハムと手を組んでいた故ガス・チェンバース(Gus Chambers)を迎えています。

ゾリヒタの得意とするオリエンタルテイストを持ったややつかみどころのないオルタナプログレメタルを基調に、ロンバートの手数の多さとテンションの高さが特徴的なドラミングが映えるアップテンポなスラッシュナンバーを交えた楽曲に、チェンバースのハードコアに寄せたパンキッシュなヴォーカルが乗るというのが基本的なスタイル。

ロンバートの存在から期待されるSLAYERスタイルとは大きく異なるものだったため、単発的で終わるかと思いきや長期的なプロジェクトとなり、4枚のアルバムを残して活動停止となります。また、その知名度が効いたのか当時は日本でもかなり話題となり来日公演も果たしています。

ゾリヒタとロンバートは、ドイツのニューウェイヴ/ポストパンク系アーティストフォリップ・ボア(Phillip Boa)が中心になり、ゾリヒタがブレーン的な立場参加しているインダストリアルメタルユニットVOODOOCULT(ヴードゥーカルト)にも、KREATORのミレ・ペトロッツァ(Mille Petrozza)やDEATHのチャック・シュルディナー(Chuck Schuldiner-R.I.P.)らとも共にを参加しています。

GRIP Inc.|DISCOGRAPHY

Power of Inner Strength|パワー・オブ・インナー・ストレングス

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オリジナルアルバム 1作目 – (1995年)

ファストなスラッシュナンバーを含めたアップテンポな楽曲は全アルバム中でも最高の充実度なので、スラッシュメタルフリークなら最も満足度の高い1枚です。
一方で、ダークなアートメタルナンバーでゾリヒタのアクの強い持ち味も十二分に発揮されていますし、スラッシュナンバーも過去の類型化したスラッシュメタルとも当時勢いを増しつつあったメロディックなデスラッシュとも一線を画した、独創的なスタイルを確立しています。

スラッシュ度:★★★★☆|グルーヴ度:★★★★☆|ファスト度:★★★★☆
オリエンタル度:★★★☆☆|暗黒耽美度:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 代表作 入門盤

Nemesis|ネメシス

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オリジナルアルバム 2作目 – (1997年)

前作と比較すると疾走曲は目に見えて少なくなって、ミッドテンポ中心の作風となっています。しかし、いつも通りダークではあるもののゾリヒタの特異なアクの強さはやや控えめになっており、よりオーソドックスなヘヴィメタルに近い作風としてフルアルバム4作の中では最も聴きやすい仕上がりになりました。

スラッシュ度:★★★☆☆|グルーヴ度:★★★★☆|ファスト度:★★★☆☆
オリエンタル度:★★☆☆☆|暗黒耽美度:★★☆☆☆|総合評価:★★★☆☆

代表作 入門盤 賛否両論

Solidify|ソリディファイ

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オリジナルアルバム 3作目 – (1999年)

スラッシュ色は前作以上に薄まってゾリヒタのカラーが充満しており、アップテンポなナンバーもあるもののこれまでのような突進力重視のファストスラッシュは見られなくなっています。
しかし、楽曲はこれまで以上にアイデアを凝らして練り上げられており、完成度では前作を上回っています。ミドルテンポの楽曲であってもメリハリが効いているので、曲単位で見てもアルバム単位で単調に流れることなく聴きとおせます。

スラッシュ度:★★★☆☆|グルーヴ度:★★☆☆☆|ファスト度:★★☆☆☆
オリエンタル度:★★★☆☆|暗黒耽美度:★★★☆☆|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 代表作 通好み 実験作

Incorporated|インコーポレイテッド

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オリジナルアルバム 4作目 – (2004年)

いわゆる過去作の総決算的な作風ですが、その手のアルバムによく見られる単なる寄せ集めには終わっておらず、楽曲はさらに工夫を凝らつつも洗練させて練りあげられています。前作で影を潜めていたストレートな突進型ファストスラッシュも再び聴けるようになり、楽曲のバリーションもさらに豊かになりました。
もちろんゾリヒタ印のクセの強い無国籍サウンドは健在ですが、前作ほど通好みで人を選ぶ作風ではなくフックが効いたわかりやすい仕上がりなので、ゾリヒタ作品としては存外聴きやすいアルバムとなっています。

スラッシュ度:★★★☆☆|グルーヴ度:★★☆☆☆|ファスト度:★★★☆☆
オリエンタル度:★★★☆☆|暗黒耽美度:★★★☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤

Hostage to Heaven|ホステージ・トゥ・ヘヴン

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EP (2015年)

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