★ EYEHATEGOD(アイヘイトゴッド) ディコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|暗く澱んだアメリカ南部のダークサイドが産んだ病みまくり変態ヘヴィロック/スラッジコアのパイオニア!!…必聴アルバムは? 

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スラッジコア/スラッジメタルの先駆けのひとつ、米国ニューオーリンズ・スラッジシーンの始祖としてダウナーヘヴィロックシーンのカリスマと称えられる偏愛スッラッジバンドは澱んだアメリカ南部の闇をあぶり出す!!

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EYEHATEGOD(アイヘイトゴッド)は、アメリカ合衆国ルイジアナ州のニューオーリンズを拠点とする、スラッジコア・バンド。

サザン・スラッジのパイオニア!?

EYEHATEGODは、『スラッジ=スラッジコア/スラッジメタル』ジャンルのパイオニアにあたり、現在に至るまで、同ジャンルの代表格に数えられるグループのひとつです。

また、PANTERAに代表されるサザンメタルのトップグループのひとつにして、そのPANTERAに多大な影響を与えた存在でもあり、フィル・アンセルモが結成したサザンメタルのドリーム・プロジェクト『DOWN』にもメンバーが参加していたことでも知られています。

スラッジコア/スラッジメタルとは!?

「澱・汚泥」を意味する“スラッジ”の名を冠した『スラッジコア』は、1990年前後にドゥームメタルやストーナーロックと同時発生的にシーンが勃興した、ダウナー系ヘヴィロックのいちジャンル。

70年代のハードロックや80年代のドゥームロックに加え、ハードコアや、それを通過したジャンルであるポストハードコア,ジャンク/ノイズロック,グルーヴメタル,グランジなどをルーツに持ち、それらがミックスされた音楽性を基調としています。

ドゥームやストーナーと比較すると、ノイズロック/ジャンクロックに由来するローファイ気味のノイジーでジャンクな音づくりと、ハードコア的な初期衝動型のラフ&ロウなスタイルを特徴としています。

バンドの出自や背景としてハードコアが重要な位置を占めることから、当初は『スラッジコア』の名称で通っていましたが、近年ではヘヴィミュージック界隈でのカテゴリー再定義/再編成の影響もあって『スラッジメタル』の名称が一般化しています。

そのため、現在の『スラッジメタル』と狭義的な本来の『スラッジコア』とは、大きく異なるジャンルとなっており、それらを総括する意味で、単に『スラッジ』と称されることもあります。

スラッジの聖地ニューオーリンズ!?

EYEHATEGODのホームであるニューオーリンズからは、ほぼ同時代にCROWBAR(クロウバー)やTUNGSTEN(タングステン)といった、スラッジ・バンドが登場しており、スラッジの聖地・源流とも呼ばれています。

これらは90年代初期のスラッジ黎明期から活動を行って、シーンの形成に大きな役割を果たした重要グループで、一部界隈では“ニューオーリンズ・スラッジBIG3”と並び称されています。

さらに、地域の枠をルイジアナ州に広げれば、やや後発のACID BATH(アシッド・バス)もそこ加わることになり、“サザン・スラッジ/ルイジアナ・スラッジBIG4”と呼ばれることもあります。

これらサザン・スラッジに顕著な特徴には、PANTERAらのグルーヴメタルと大きく重なるスタイルや、アメリカン/ハードロッックやサザンロックなどの影響が挙げられます。

EYEHATEGODのスラッジサウンドは!?

EYEHATEGODは、80年代アメリカン・ドゥームと、ノイズ/ジャンクロック、オルタナ系のヘヴィグルーヴをミックスしたような、スラッジコアのひとつの典型的スタイルを作ったグループです。
ヴォーカルのスタイルも、初期ドゥームメタルに目立ったデスヴォイス系とは異なる、スラッジコアの定番ともいえるハードコア的な生々しいダーティヴォイスを用いています。

しかし、無機質なミニマル的, 音響的な作風が目立つ初期のスラッジコアの中では、かなりアメリカンハード/ヘヴィロック色が強く、明快なロック的ダイナミクスを持ったサウンドを持っており、また、ブルーズ, カントリーなどアメリカン・ルーツミュージックやサザンロックなどのテイストも強く感じさせるサウンドを特徴としていました。

映画やドラマで殺人鬼一家やカルト集団が跋扈する世界として描かれる、アメリカ南部の闇を表現するかのような病んだ世界観とダウナーなサウンドは、まさにスラッジ(澱)というジャンル名にふさわしいものでした。

サザンメタルとしてのEYEHATEGOD!?

EYEHATEGODは、いわゆる『サザンメタル』と呼ばれるシーンにも属しています。

この『サザンメタル』は、広義的にはアメリカ南部を拠点とするメタルバンド全般を指しますが、一般的には、その中でもグルーヴメタル,ドゥームメタル,スラッジコアを中心とした、90年代型のヘヴィサウンドが指すことが多く、PANTERAやザック・ワイルドらのブレイクをきっかけに、地域的な特色として存在感を増すことになりました。

EYEHATEGODは、サザンメタル・シーンの中でも主にPANTERAを中心としたコミュニティに属しており、それらのバンド間でのメンバーの行き来や、アルバム/ライヴでのゲスト参加、プロジェクトでのコラボレーションも盛んです。

その中でも特に知名度が高いのは、PANTERAのフィル・アンセルモが、ドゥーム・ストーナー・スラッジに刺激を受けて結成したDOWN。
これは、同じサザンスラッジのCROWBARや、ストーナーBIG4の一角CORROSION OF CONFORMITYのメンバーも参加した、サザンメタルのドリームバンドといえるもので、EYEHATEGODもそこに参加したことで、一般ヘヴィメタル界隈でも一躍その名が知られるようになりました。

EYEHATEGODの現在の活動状況は!?

現在EYEHATEGODは、オリジナルメンバーはマイク・ウィリアムス(Vo.)とジミー・バウワー(Gt.)のみとなっていますが、デビュー以来大きなブランクも無く活動を続けています。

作品は、EP/シングル/スプリットを中心としたリリース展開となっており、スタジオアルバムは全6作(2021年現在)とキャリアを考えると寡作気味ですが、現在もマイペースでコンスタントな新作リリースを行っています。

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