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★ GRIP Inc.(グリップ・インク) + DESPAIR(デスペア-) etc ディスコグラフィー ★ スラッシュ・シーンのカリスマ・ドラマーとアートメタルの鬼才が合体!最先端ポスト・スラッシュを完成させたカルト・バンド!!…必聴アルバムは?

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DESPAIR|デスペア-|DISCOGRAPHY

DESPAIR_Logo

DESPAIRは、スラッシュメタル・ムーヴメントの末期にデビューを果たしたドイツのスラッシュメタル・バンド。
ヴァルデマー・ゾリヒタがバンドの中核となって活動していましたが、スラッシュムーヴメントの終息を迎えたこともあって、1993年には3枚のアルバムを残して解散していました。

デビュー当初においては、後発グループのわりには比較的ストレートでオーソドックスな、ジャーマン・スラッシュを展開していましたが、アルバムを重ねるごとにゾリヒタの持ち味が発揮され、後年の作品にも見られる変則的でテクニカルなテイストを強めてゆきます。

現時点(2022年)でのラストアルバムにして代表作である3rdアルバムにおいては、ゴシカルな欧州的耽美志向をも取り入れ、“アート・スラッシュ”,“プログレ・スラッシュ”とも呼べそうな、独創的なスタイルを確立しており、これは現在までゾリヒタ自身の持ち味となっています。

多くの古参スラッシュバンドが再結成した、00年代のスラッシュ・リバイバルの折にも、アクションは起こことなく過ぎ去りましたが、2017年になって突如活動を再開。
この際の、ゾリヒタを除くオリジナルメンバーは、SODOMやVOODOOCULTに在籍していたマーカス・フライヴァルト(Dr.)のみで、他にはMORGOTHのメンバーだったマーク・グリューらが参加していました。

History of Hate|ヒストリー・オブ・ヘイト

DESPAIR_History_of_Hate

オリジナルアルバム – 1作目 (1988年)

Decay of Humanity|ディケイ・オブ・ヒューマニティ

DESPAIR_Decay_of_Humanity

オリジナルアルバム – 2作目 (1990年)

Beyond All Reason|ビヨンド・オール・リーズン

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オリジナルアルバム – 3作目 (1992年)

EYES OF EDEN|アイズ・オブ・エデン|DISCOGRAPHY

EYES_OF_EDEN_Logo

EYES OF EDENはヴァルデマー・ゾリヒタによって結成された、女性ヴォーカルフィーチャーしたフィメイル・メロディック・メタル・バンド。

以前よりゾリヒタ関連作品に見られたゴシカルな欧州耽美志向とダークな叙情性を全開にした、ゴシックメタルとも呼べる作風ですが、ゾリヒタ特有のツイストの効いたアクの強い作風ではなく比較的ストレートなサウンドです。
ゾリヒタの持ち味でもあるエキゾチックなエッセンスを、ストレートな耳なじみの良いポップなメロディと、エッジの効いたヘヴィメタル・サウンドとのマッチングで聴かせるスタイルと言えます。

PARADISE LOSTらゴシックメタルの先人の影響は濃厚ではあるものの、ドゥームメタルやデスメタルのテイストは皆無。
かといって90年代のにゴシックメタル顕著な、アトモスフェアやサイケデリアに傾いたアンビエントな作風でも、エクスペリメンタルあるいはオルタナティヴな作風でもないため、一般メタラーにも聴きやすいわかりやすさと間口の広さを持っています。

Faith|フェイス

EYES_OF_EDEN_Faith

オリジナルアルバム – 1作目 (2007年)

ENEMY OF THE SUN|エネミィ・オブ・ザ・サン|DISCOGRAPHY

ENEMY_OF_THE_SUN_Logo

ENEMY OF THE SUNは、ヴァルデマー・ゾリヒタがNEUROSISのサウンドに触発されて結成したと公言するグループで、バンド名もNEUROSISのアルバムのタイトルに由来しています。

NEUROSISは、新世代のエクストリーム・プログレとして注目を集め、90年代以降のエクスペリメンタルなポスト・ハードコア/ポスト・メタルの火付け役となったグループで、既存のバンドや後続バンドに多大な影響を与えて数多くのフォロアーを生み出し、90年代最重要バンドのひとつと見なされています。

ENEMY OF THE SUNの音楽性は、まさにGRIP Inc.とNEUROSISのミックスといったところ。
近年ではスラッジメタルにも括られるNEUROSISのダウナーなヘヴィ・サウンドに、DESPAIRやGRIP Inc.でも見せた、スラッシーなリスワークや変則的な曲展開、オリエンタルなメロディが組み合わされています。

とはいえ、ゾリヒタとしては比較的キャッチーでわかりやすい作風であり、多くのNEUROSIS系のグループほどには前衛的でもなく、ヘヴィメタル的な整合感が強くこともあって、メタラーにとってはむしろ後期GRIP Inc.よりも聴きやすいかもしれません。

メンバーに知名度の高いミュージシャンは皆無ですが、ゾリヒタの別ユニットEYES OF EDENの女性ベーシスト、アラ・フェディニッチも参加していました。

Shadows|シャドウズ

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オリジナルアルバム – 1作目 (2007年)

「Shadows」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

Caedium|カエディウム

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オリジナルアルバム – 2作目 (2010年)

「Caedium」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

VOODOOCULT|ヴードゥーカルト|DISCOGRAPHY

VOODOOCULT_Logo

VOODOOCULTは、『PHILLIP BOA&THEVOODOOCLUB』として活動していたドイツのニューウェイヴ/ポストパンク系アーティスト、フィリップ・ボア(Phillip Boa)主導のインダストリアル・メタル・プロジェクトで、ボアとSOFT CELLやKILLING JOKEに参加していたデイヴ・タイフ・ボールが中心に活動していました。

1993年〜1996年の3年間の活動期間に2枚のアルバムを残していますが、スラッシュメタル界隈のシーントップ・ミュージシャンが参加したことでメタルファンにも話題になり、輸入盤店の売れ線商品となった結果、2作品共に日本盤もリリースされていました。

1stアルバムでは、ドラムにSLAYERのデイヴ・ロンバードを迎え、さらにゲストギタリストとして、ウォルデマー・ゾリヒタのほか、KREATORのミレ・ペトロッツァやDEATHの故チャック・シュルディナーらが参加していました。

ゾリヒタは、1stアルバムではプロデューサーやソングライティングも担当し、2ndアルバムではメンバー/ゲストとしては不参加ですが、エンジニアを担当しています。

ここでのコラボでの成果は、ロンバードとゾリヒタにとっても、のちにGLIP inc.のサウンドにも反映される重要なものですし、KREATORがインダストリアル/ゴシック路線を推し進めるブースターにもなりました。

2ndではゲストギタリストの参加はなく、FAITH NO MOREのジム・マーティンら、メタルファンへの知名度ではやや劣るラインナップとなりましたが、基本的な作風は変わらずでクオリティも全く落ちていません。

非メタル系のアーティストの主導らしく、メタル系のミュージシャンを迎えつつも、メタル系のバンドとは一線を画した独自のセンスによって、メタルバンドにのインダストリアル・アプローチとは一線を画したサウンドを展開していました。

Jesus Killing Machine|ジーザス・キリング・マシーン

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オリジナルアルバム – 1作目 (1994年)

Voodoocult|ヴードゥーカルト

VOODOOCULT_Voodoocult

オリジナルアルバム – 2作目 (1995年)

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