★ COUNT RAVEN(カウント・レイヴン)ディコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|スウェーデンが生んだ伝統と現代性が入り混じるモダン・トラディショナル・ドゥーム!!…必聴アルバムは? 

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ドゥームメタル黎明期に欧州暗黒エクストリーム.メタルの聖地スウェーデンから登場した、BLACK SABBATHインスパイアに全てを捧げた“サバスクローン”マエストロ!!

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COUNT RAVEN(カウント・レイヴン)は、スウェーデンのドゥームメタル・バンド。

スウェーデンのドゥームメタル・シーンとは!?

ドゥームメタルは、90年代ドゥームの始祖CATHEDRALの登場とその啓蒙活動の結果に、ジャンルをまたいだシンクロニシティが加わったことで、本格的にシーンを形成してムーヴメントとして活性化したものです。

しかし、スウェーデンには、古くから独自のダークなヘヴィメタル・スタイル息づいており、ドゥームメタル・ムーヴメントが隆盛を迎える以前から、ビッグネームCANDLEMASS以外にも、STILLBORNをはじめとしたプロト・ドゥームメタルのグループが存在していました。

COUNT RAVENもまた、ドゥームメタル・ムーヴメントが起こる直前の1990年にデビューを果たして、CATHEDRALとほぼ同期にあたることから、90年代ドゥームの古参グループのひとつとして、90年代初期のドゥームメタル・ムーヴメント黎明期一角を担う立場でもありました。

そのためCOUNT RAVENは、90年代初期にCATHEDRALのリー・ドリアンが編纂した、ドゥームメタル・コンピレーションにも取り上げられていました。

いにしえドゥーム路線の音楽性!?

COUNT RAVENの音楽性は、CANDLEMASS風の“エピックドゥーム(様式美メタル系ドゥーム)”などの、過去のスウェディッシュ・ドゥームの流れをくんだものでも、90年代のドゥームメタルの主流をなしたCATHEDRALの影響下にあるものでもなく、初期BLACK SABBATH直系のスタイルです。

これは、80年代アメリカのプロト・ドゥーム、メタルとして活躍したSAINT VITUSやPENTAGRAMなどの、スタイルを踏襲したもので、近年では“トラディショナル・ドゥーム”と呼ばれるサブジャンルに属するものです。

レジェンドお墨付きのオジー風ヴォーカル!?

COUNT RAVEN初代ヴォーカリストのクリスチャン・リンドバーグ(Christian Linderson)は、ドゥーム・シーンの中でも特にオジー・オズボーンに酷似したヴォーカル・スタイルで知られていました。

リンドバーグ脱退後は、中心メンバーでギター&キーボード担当の、フォディーことダン・フォンデリウス(Dan Fondelius)がヴォーカルを兼任していますが、フォンデリウスもまたオジー・クローン・スタイルを持ち味としており、リンドバーグに匹敵するほどです。

ちなみにリンドバーグは、オジー・クローンぶりを買われて、80年代アメリカン・ドゥームの立役者でリビング・レジェンドと呼ばれるSAINT VITUSにスカウトされたほどで、1992年〜1994年の2年間在籍してアルバム1枚に参加しています。

なお、リンドバーグは2007年以降、フィンランドのドゥームメタル・バンドREVEREND BIZARREのキミ・カルキが結成した、LORD VICARに在籍して、変わらぬオジー・クローンぶりを見せています。

COUNT RAVENはサバス・クローン!?

COUNT RAVENは、90年代亭な現代的な再構築が行われていないオールドスクールな作風と、オジー・オズボーンの影響が強すぎるヴォーカルスタイルが相まって、ストレートな“BLACK SABBATインスパイア系”バンドに用いられる、『サバスクローン』という呼び方で揶揄されることもあります。

90年代にデビューした新世代ながら、同時期のCATHEDRALらエクストリーム・ミュージック経由組のような新規性が見られないものの、ゴシック的とも言える欧州的な耽美要素で80年代アメリカ勢との差別化を図っています。

唯ひとり残った創設メンバーを軸に活動中!!

COUNT RAVENは、ドゥームメタルムーヴメントの収束とともに1998年にはその活動に幕を下ろしますが、2003年には解散時のメンバーで活動再開しています。

その後は、相次ぐメンバーの脱退によって、オリジナルメンバーはダン・フォデュー・フォンデリウスひとりのみとなってしまいますが、現代的な質感のサウンドメイクで心機一転した新作アルバムもリリースし、現在も活動を継続しています。

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