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★ RAMMSTEIN(ラムシュタイン)ディスコグラフィー ★ ジャーマン・インダストリアルメタル第2世代を代表するカリスマ変態バンド…必聴アルバムは?

RAMMSTEIN_logo インダストリアル
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重厚なサウンドと派手なステージングでインダストリアルメタルムーヴメント第2世代の一角としてとして瞬く間に世界的なトップグループ座に上りつめたドイツ語ロックバンド!!

RAMMSTEIN(ラムシュタイン)は、旧東ドイツ出身のメンバーで構成されたインダストリアルメタルで、KMFDM,PIG,
DIE KRUPPS(ディ・クラップス)らジャーマンインダストリアルのパイオニア達に次ぐ、第2世代の代表するグループであり90年代以降の現代ドイツ語ロックムーヴメント「ノイエ・ドイチェ・ヘァテ(NDH:Neue Deutsche Härte)」を代表する存在として知られています。

歌詞からビジュアルやパフォーマンスまでも含めたコンセプトアート的な要素の強いグループで、パイロ,花火,火炎放射器など火炎系アイテムを多用したギミックを導入したステージングと、手の込んだ大道具/小道具を駆使した露骨で大胆なビザール性表現パフォーマンスが話題になったことで、アメリカでもSCORPIONS以来の本格的な成功を収めたジャーマンメタルグループとなりました。

熱狂的なファンが多く一部ではカリスマ的な存在となっているだけでなく、ヴォーカリストのティル・リンデマン(Till Lindemann)が水泳のオリンピック候補になるなど、ユニークでキャッチーなトピックの数々を持つことでも知られています。

ダンサブルな作風や前衛的な作風が多いドイツ第1世代とは異なり、基本的な音楽スタイルは、元祖「ノイエ・ドイチェ・ヘァテ」として先輩格にあたるDIE KRUPPS(ディ・クラップス)の90年代サウンドからの影響が特に濃厚で、そのグルーヴメタル的なヘヴィネスが濃厚なインダストリアルメタルを基調としつつも、ゴシックメタル的な耽美性,共産圏の地域音楽,ポップミュージック,EDM風のビートなどで味付けしたもの。

また、スロバニア(旧ユーゴスラビア)の前衛系インダストリアル/ニューウェイヴバンドのLAIBACH(ライバッハ)からの影響も濃く、一部共産圏音楽特有の全体主義と軍国主義に根ざした、雄壮さと荘厳さを強調しすぎて笑いと紙一重になるほどのいかめしさをギミックとして追求している点でも共通しており、「ノイエ・ドイチェ・ヘァテ」としてドイツ語をメイン言語としていることもそれに効果を上げています。

基本的なサウンドに大きな変化はないものの、時折新しいエッセンスを折り込みつつ高水準ば作品を作り続け、近年ではよりオールドスクールなヘヴィメタルサウンドの導入も試みています。

RAMMSTEIN|DISCOGRAPHY

Herzeleid|心痛:ヘーゼレイド

RAMMSTEIN_Herzeleid

オリジナルアルバム 1作目 – (1995年)

本格的にスタイルを確立する以前の試行錯誤が見えるアルバムで、やや実験色が強い。

|メタル度:★★★☆☆
|ヘヴィ度:★★★☆☆
|ダンス度:★★★☆☆
|耽美度:★★☆☆☆
|ポップ度:★★★★☆
|総合評価:★★★☆☆

入門盤 通好み スルメ盤

「Herzeleid」リンクが見つかりませんでした。: (WP Applink)

Sehnsucht|渇望;シーンゾフト

RAMMSTEIN_Sehnsucht

オリジナルアルバム 2作目 – (1997年)

グルーヴメタル/ヘヴィグルーヴに接近した、現代的な次世代インダストリアルメタルを確立。

|メタル度:★★★★☆
|ヘヴィ度:★★★★☆
|ダンス度:★★★☆☆
|耽美度:★★★☆☆
|ポップ度:★★☆☆☆
|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤

Mutter|ムター

RAMMSTEIN_Mutter

オリジナルアルバム 3作目 – (2001年)

前作で確立したスタイルをブラッシュアップ。よりヘヴィでメタリックな重厚な作風を完成させた代表作。

|メタル度:★★★★☆
|ヘヴィ度:★★★★☆
|ダンス度:★★★★☆
|耽美度:★★★★☆
|ポップ度:★★★★☆
|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 代表作 入門盤

Reise, Reise|ライゼ,ライゼ ~南船北馬~

RAMMSTEIN_Reise_Reise

オリジナルアルバム 4作目 – (2004年)

幅広い音楽性を取りた入れバラエティに富んだ作風で、ポップネスも大増した異色作だが間違いなく名盤。

|メタル度:★★★☆☆
|ヘヴィ度:★★★★☆
|ダンス度:★★★★☆
|耽美度:★★☆☆☆
|ポップ度:★★★★★
|総合評価:★★★★★+

殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 通好み 実験作

Rosenrot|ローゼンロート

RAMMSTEIN_Rosenrot

オリジナルアルバム 5作目 – (2005年)

オールドスクールなヘヴィメタルサウンドを取り入れつつ、ゴシック的ともいえる重厚な美意識を強めた意欲作。

|メタル度:★★★★★
|ヘヴィ度:★★★★☆
|ダンス度:★★☆☆☆
|耽美度:★★★★☆
|ポップ度:★★★★☆
|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤 賛否両論 実験作

Liebe ist für alle da|最愛なる全ての物へ

RAMMSTEIN_Liebe_ist_für_alle_da

オリジナルアルバム 6作目 – (2009年)

彼ららしい帝国的な重厚さと耽美性を感じさせクオリティも高水準だが、集大成的でやや決め手に欠ける。

|メタル度:★★★★☆
|ヘヴィ度:★★★★☆
|ダンス度:★★★★☆
|耽美度:★★★★☆
|ポップ度:★★★★☆
|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 通好み スルメ盤 実験作 お布施

Untitled:rammstein|無題:ラムシュタイン

RAMMSTEIN_Untitled

オリジナルアルバム 7作目 – (2019年)

基本の作風に変わりは無いが、オールドスクールなヘヴィメタルテイストは過去最高レベルに高めることで独自性を強めている。

|メタル度:★★★★★
|ヘヴィ度:★★★★☆
|ダンス度:★☆☆☆☆
|耽美度:★★★☆☆
|ポップ度:★★★☆☆
|総合評価:★★★★☆

代表作 入門盤 賛否両論 実験作

Zeit|無題:ラムシュタイン

RAMMSTEIN_Zeit

オリジナルアルバム 8作目 – (2022年)

◎ RAMMSTEIはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!

RAMMSTEINの作品クオリティは「アベレージ高めレンジ狭め」なので決定盤を選ぶのは難しいですが、黄金期の代表作にしてヘヴィな“Mutter(3rd)”は最も「らしい」アルバムとして押さえないわけにはいきません。ただしヘヴィメタルファンならメタル度の高い“Untitled:rammstein(7th)”“Rosenrot(5th)”の順で入る方がいいかもしれません。
ゴシック的な耽美サウンドが好みなら“Rosenrot(5th)”“Liebe ist für alle da(6th)”が馴じみやすいかもしれませんし、楽曲の多様性とクオリティを重視するならポップネス&キャッチネスをあわせ持ってフック満載の“Reise, Reise(4th)”がイチオシです。

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