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★ CANCER(キャンサー) ディスコグラフィー ★ ブリティッシュ・オールドスクール・デスメタルBIG4の一画はテクニカルで個性的な実力派バンド!…必聴アルバムは?

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グラインドコア発祥の地イギリスではやや影の薄い、オールドスクール・デスメタルを代表するBIG4の一角から、同時代的なセンスと独創性を持ったサウンドへと進化を続けたベテランバンド!!

CANCERのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

CANCER(キャンサー)は、イギリス代表するデスメタル・グループのひとつ。

UKデスメタル・シーンを代表するグループ!!

CANCERは、イギリスのデスメタル・シーンを代表格として、BENEDICTIONやBOLT THROWERと共に、ブリティッシュ・デスメタル・シーンのBIG3の座に位置していたグループ。

また、後年グラインドコアからデスメタルへと移行したCARCASSをそこに加え、UKデスメタルBIG4と称されることもあります。

フロリダン・テック・テイストのUKデス!?

CANCERの音楽性は、多くのブリティッシュ・エクストリーム・メタルと同様にハードコア/クラストからの影響を強く受けていますが、それと同等以上にスラッシュメタル色の強い、オールドスクールなデスメタル・スタイルが基本的な作風です。

また、多くの英国勢と同様に、一筋縄ではいかないクセの強い個性を持っており、彼らの場合は、やや変則的なセンスとテクニカルなエッセンスを持った、スラッシーなスタイルでその存在感が際立っていました。

また、英国勢の中でも特にアメリカン・デスメタルに通じる音楽性を志向しており、USデスメタルの聖地フロリダシーンとも交流があることから、USシーンのミュージシャンのゲスト加参加やスポット加入も見せています。

積極的なポスト・デスメタルの模索!?

デスメタルの一般化/メジャー化が進む一方で、ムーヴメントとしては飽和から収束に向かっていた90年代中期には、先進的なデスメタル・グループの多くが、様式化/類型化/硬直化した音楽性からの逸脱を試みます。

それらは、ヘヴィグルーヴ, インダストリアル,ドゥームメタルなどの周辺ジャンルから、それ以前の70年代,80年代のヘヴィ・ミュージックまでを取り入れつつ、新たなサウンド構築に向けてのアクションを起こしていました。

CANCERもその動きの同調して音楽性の模索に取り掛かり、従来のデスラッシュ・サウンドにヘヴィグルーヴやデスンロール、70年代ヘヴィロック/ハードロックを取り入れたの独自スタイルを創り出します。

しかし、結果はかんばしいものではなく、多くのオールドスクール・デスメタル・バンドと同様に、活動を終えてしまいます。

2度の解散を経てなお活動を再開!!

CANCERは、2003年に再結成を果たし、さらに実験的な作品をリリースしますが、やはりそれも振るわず、再度活動停止となってしまいます。

しかし、2013年にはオールドスクール・デスメタル・リバイバルの機運に乗って再始動。初期に近い作風に回帰した新作もリリースして、現在も鋭意活動継続中となっています。

次ページはCANCERのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

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