Contents
- 1エクストリーム・ミュージック先進国イギリスではやや影の薄いUKデスメタル・シーンを代表するオールドスクール・バンドから、同時代的なセンスを持ったデスラッシャーへと変貌を遂げたベテラン・バンド!!
- 1...1NAPALM DEATHのフロントマンを輩出!!
- 1...2グラインドコアにも負けずに活動!?
- 1...3UKデスメタルのトップグループ!?
- 1...4BENEDICTIONの音楽性は!?
- 1...5マイペースな活動を細々と継続中!?
- 1.1BENEDICTION|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Subconscious Terror|サブコンシャス・テラー
- 1.1.2The Grand Leveller|ザ・グランド・レヴェラー
- 1.1.3Dark Is the Season|ダーク・イズ・ザ・シーズン
- 1.1.4Transcend the Rubicon|トランセンド・ザ・ルビコン
- 1.1.5The Grotesque / Ashen Epitaph|ザ・グロテスク/エイシェン・エピタフ
- 1.1.6The Dreams You Dread|ザ・ドリームス・ユー・ドレッド
- 1.1.7Grind Bastard|グラインド・バスタード
- 1.1.8Organised Chaos|オーガナイズド・ケイオス
- 1.1.9Killing Music|キリング・ミュージック
- 1.1.10Scriptures|スクリプチャーズ
- 1.1BENEDICTIONはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
エクストリーム・ミュージック先進国イギリスではやや影の薄いUKデスメタル・シーンを代表するオールドスクール・バンドから、同時代的なセンスを持ったデスラッシャーへと変貌を遂げたベテラン・バンド!!
BENEDICTION(ベネディクション)は、イギリスを代表するデスメタル・バンドのひとつ。
NAPALM DEATHのフロントマンを輩出!!
BENEDICTIONは、同じ英国出身でグラインドコアの創始者としても知られるNAPALM DEATHで、その黄金期から現在までヴォーカリストを務めている、マーク・バーニー・グリーンウェイが在籍していたバンドとして知られています。
グラインドコアにも負けずに活動!?
イギリスは、エクストリーム・ミュージックにおいて重要な先進国のひとつでありながら、グラインドコア/ハードコアがその中核をなしており、デスメタルはそれと密接な関係にありながらも、比較すると存在感や影響力で大きく劣ります。
そのため、他のデスメタル先進国であるアメリカやスウェーデンと比較すると、ブリティッシュ・デスメタル・シーンは層が薄い傾向がありました。
UKデスメタルのトップグループ!?
その中でBENEDICTIONはその黎明期から活動を続けており、、BOLT THROWERやCANSER、そしてデスメタルへ移行したCARCASSらとともに、その中核的な存在となっていました。
これらは、BOLT THROWERとCANSERと共にUKデスメタルBIG3とも、また、そこにCARCASSを加えてUKデスメタルBIG4とも称されることがあります。
BENEDICTIONの音楽性は!?
BENEDICTIONの音楽性は、クラストコアなどのブリティッシュ・ハードコアや、スラッシュメタルをベースに持ったオールドスクールなデスメタル・サウンドで、疾走感のあるファストパートとドゥーミィなスローパートを織り交ぜたスタイルが持ち味です。
デスメタル・シーンの大きな転換期にあたる90年代中盤頃からは、彼らも次の音楽的なフェーズに進むための試行錯誤の段階へと突入し、ヘヴィグルーヴのムーヴメントやスラッシュメタル・リバイバルといった時代背景を、自らの音楽性へと反映させてゆきます。
マイペースな活動を細々と継続中!?
00年代以降は、10年に1作というペースでのアルバムをリリースという、かなりの寡作グループとなってしまいましたが、解散するわけでもでもなく現在に至るまで活動を続け、2020年にはスタジオアルバムの新作もリリースしています。