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★ GRIEF(グリーフ) ディスコグラフィー ★ “ハードコアシティ”ボストンが生んだジャンクでメタリックでオルタナティヴなスラッジコア!!…必聴アルバムは?

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ニューヨークと並ぶメタリックハードコアの一大産地として知られるボストンから登場し、ジャンクでオルタナティヴでハードコアな引きずり系ダウナーサウンドでアンダーグラウンドシーンに衝撃を与えた、DIY感覚あふれるスラッジコア/スラッジメタルのパイオニア!!

GRIEF(グリーフ)はアメリカ有数のハードコアシーンとして知られ、独自のメタリックハードコアカルチャーを生んだマサチューセッツ州ボストンを拠点とするスラッジコア/スラッジメタルバンド。

ボストンはニューヨークと並ぶメタリックハードコアの一大産地として知られており、現在のメタルコアの原型であるNSHC(ニュースクール・ハードコア)ムーヴメントでも多数のバンドを生み出していた街です。

GRIEFはやはりボストンを拠点としていたグラインド系クラストコアバンド、DISRUPT(ディスラプト)を母体としたといえるバンドで、その初期は創始者のTerry Savastanoや最後のオリジナルメンバーJeff HaywardをはじめとしたDISRUPTに在籍していたメンバーで構成されていました。

スラッジコア発祥の地でありながらPANTERAらのサザンメタルサークルにも属し、サザンロックやグルーヴメタルのエッセンスが濃いニューオーリンズスラッジシーンの、EYEHATEGOD(アイヘイトゴッド)やCROWBAR(クロウバー)らと比較すると、GRIEFはハードコア, オルタナティヴロックのエッセンスを色濃く受け継いだサウンドが特徴としています。

そのスタイルのルーツにあるのは、同郷のハードコアはもちろん、スラッジサウンドの原点とされるBLACK FLAG(ブラック・フラッグ)やMELVINS(メルヴィンズ)、 やはりスラッジサウンドの形成に大きな影響を及ぼした、初期HELMET(ヘルメット)やUNSANE(アンセイン)らのニューヨーク系のノイズロック/ジャンクロック系ヘヴィオルタナティヴなど。
GRIEFは、サザンスラッジシーンに属しながらもヘヴィオルタナティヴサウンドを志していたBUZZOV•EN(バズオヴン)同様、ハードコア/オルタナティヴ系スラッジの代表格と目されており、そこにやや後発の英国スラッジバンドIRON MONKEYを加え、これのスラッジのパブリックイメージとも言えるスタイルを牽引してきました。

GRIEFは2000年代を迎えて初期のスラッジコアムーヴメント収束した後は活動停止となり、2005年〜と2008年〜の二度の単発的なリユニオンを行っていますが、その後は解散状態にありながらも伝説のカルトバンドとしてカリスマ視されています。

一方、先に脱退していたバンド創設者のTerry Savastanoは、2014年からCOME TO GRIEF(カム・トゥ・グリーフ)名義で同路線のサウンドを展開しています。

GRIEF|DISCOGRAPHY

Depression|デプレッション

GRIEF_Depression

ミニアルバム:EP (1992年)

Dismal|ディズマル

GRIEF_Dismal

コンピレーションアルバム (1993年)

Dismal
メタル¥1,528Grief

Come to Grief|カム・トゥ・グリーフ

GRIEF_Come_to_Grief

オリジナルアルバム – 1作目 (1994年)

Miserably Ever After|ミザーブリィ・エヴァー・アフター

GRIEF_Miserably_Ever_After

オリジナルアルバム – 2作目 (1996年)

Torso|トルソー

GRIEF_Torso

オリジナルアルバム – 3作目 (1998年)

…and Man Will Become the Hunted|…アンド・マン・ウィル・ビカム・ザ・ハンテッド

GRIEF_and_Man_Will_Become_the_Hunted

オリジナルアルバム – 4作目 (2000年)

Turbulent Times|タービュラント・タイム

GRIEF_Turbulent_Times

コンピレーションアルバム (2002年)

Alive|アライヴ

GRIEF_Alive

ライヴアルバム (2006年)

Alive
ロック¥1,071Grief

COME TO GRIEF [カム・トゥ・グリーフ]|DISCOGRAPHY

COME_TO_GRIEF_Logo

GRIEFの解散を前にひと足先に脱退していたバンド創設者のTerry Savastanoと、やはりGRIEFを脱退したメンバーによって2014年に結成されたグループ。スタイルはGRIEFをほぼそのまま引き継いでおり、GRIEFの最終メンバーは全く参加していませんが実質的は再結成GRIEFと考えて問題ありません。
作風はほぼ変化はないものの、いくぶん現代的な端正な音作りになっており、かつてのアングラ感はやや薄れています。

No Savior|ノー・セイヴィア

COME_TO_GRIEF_No_Savior

シングル (2017年)

The Worst of Times|ザ・ワースト・オブ・タイムス

COME_TO_GRIEF_The_Worst_of_Times

ミニアルバム:EP (2017年)

Take Me in My Sleep / Contusion|テイク・ミー・イン・マイ・スリープ

COME_TO_GRIEF_Take_Me_in_My_Sleep

スプリット (2017年)

Raping the Willing|レイピング・ザ・ウィリング

COME_TO_GRIEF_Raping_the_Willing

シングル (2019年)

Pray for the End|プレイ・フォー・ザ・エンド

COME_TO_GRIEF_Pray_for_the_End

ミニアルバム:EP (2020年)

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