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- 1ニューヨークと並ぶメタリックハードコアの一大産地として知られるボストンから登場し、ジャンクでオルタナティヴでハードコアな引きずり系ダウナーサウンドでアンダーグラウンドシーンに衝撃を与えた、DIY感覚あふれるスラッジコア/スラッジメタルのパイオニア!!
- 1.1GRIEF|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Depression|デプレッション
- 1.1.2Dismal|ディズマル
- 1.1.3Come to Grief|カム・トゥ・グリーフ
- 1.1.4Miserably Ever After|ミザーブリィ・エヴァー・アフター
- 1.1.5Torso|トルソー
- 1.1.6...and Man Will Become the Hunted|...アンド・マン・ウィル・ビカム・ザ・ハンテッド
- 1.1.7Turbulent Times|タービュラント・タイム
- 1.1.8Alive|アライヴ
- 1.2COME TO GRIEF [カム・トゥ・グリーフ]|DISCOGRAPHY
- 1.2.1No Savior|ノー・セイヴィア
- 1.2.2The Worst of Times|ザ・ワースト・オブ・タイムス
- 1.2.3Take Me in My Sleep / Contusion|テイク・ミー・イン・マイ・スリープ
- 1.2.4Raping the Willing|レイピング・ザ・ウィリング
- 1.2.5Pray for the End|プレイ・フォー・ザ・エンド
ニューヨークと並ぶメタリックハードコアの一大産地として知られるボストンから登場し、ジャンクでオルタナティヴでハードコアな引きずり系ダウナーサウンドでアンダーグラウンドシーンに衝撃を与えた、DIY感覚あふれるスラッジコア/スラッジメタルのパイオニア!!
GRIEF(グリーフ)はアメリカ有数のハードコアシーンとして知られ、独自のメタリックハードコアカルチャーを生んだマサチューセッツ州ボストンを拠点とするスラッジコア/スラッジメタルバンド。
ボストンはニューヨークと並ぶメタリックハードコアの一大産地として知られており、現在のメタルコアの原型であるNSHC(ニュースクール・ハードコア)ムーヴメントでも多数のバンドを生み出していた街です。
GRIEFはやはりボストンを拠点としていたグラインド系クラストコアバンド、DISRUPT(ディスラプト)を母体としたといえるバンドで、その初期は創始者のTerry Savastanoや最後のオリジナルメンバーJeff HaywardをはじめとしたDISRUPTに在籍していたメンバーで構成されていました。
スラッジコア発祥の地でありながらPANTERAらのサザンメタルサークルにも属し、サザンロックやグルーヴメタルのエッセンスが濃いニューオーリンズスラッジシーンの、EYEHATEGOD(アイヘイトゴッド)やCROWBAR(クロウバー)らと比較すると、GRIEFはハードコア, オルタナティヴロックのエッセンスを色濃く受け継いだサウンドが特徴としています。
そのスタイルのルーツにあるのは、同郷のハードコアはもちろん、スラッジサウンドの原点とされるBLACK FLAG(ブラック・フラッグ)やMELVINS(メルヴィンズ)、 やはりスラッジサウンドの形成に大きな影響を及ぼした、初期HELMET(ヘルメット)やUNSANE(アンセイン)らのニューヨーク系のノイズロック/ジャンクロック系ヘヴィオルタナティヴなど。
GRIEFは、サザンスラッジシーンに属しながらもヘヴィオルタナティヴサウンドを志していたBUZZOV•EN(バズオヴン)同様、ハードコア/オルタナティヴ系スラッジの代表格と目されており、そこにやや後発の英国スラッジバンドIRON MONKEYを加え、これのスラッジのパブリックイメージとも言えるスタイルを牽引してきました。
GRIEFは2000年代を迎えて初期のスラッジコアムーヴメント収束した後は活動停止となり、2005年〜と2008年〜の二度の単発的なリユニオンを行っていますが、その後は解散状態にありながらも伝説のカルトバンドとしてカリスマ視されています。
一方、先に脱退していたバンド創設者のTerry Savastanoは、2014年からCOME TO GRIEF(カム・トゥ・グリーフ)名義で同路線のサウンドを展開しています。
GRIEF|DISCOGRAPHY
Depression|デプレッション
ミニアルバム:EP (1992年)
Dismal|ディズマル
コンピレーションアルバム (1993年)
Come to Grief|カム・トゥ・グリーフ
オリジナルアルバム – 1作目 (1994年)
Miserably Ever After|ミザーブリィ・エヴァー・アフター
オリジナルアルバム – 2作目 (1996年)
Torso|トルソー
オリジナルアルバム – 3作目 (1998年)
…and Man Will Become the Hunted|…アンド・マン・ウィル・ビカム・ザ・ハンテッド
オリジナルアルバム – 4作目 (2000年)
Turbulent Times|タービュラント・タイム
コンピレーションアルバム (2002年)
Alive|アライヴ
ライヴアルバム (2006年)
COME TO GRIEF [カム・トゥ・グリーフ]|DISCOGRAPHY
GRIEFの解散を前にひと足先に脱退していたバンド創設者のTerry Savastanoと、やはりGRIEFを脱退したメンバーによって2014年に結成されたグループ。スタイルはGRIEFをほぼそのまま引き継いでおり、GRIEFの最終メンバーは全く参加していませんが実質的は再結成GRIEFと考えて問題ありません。
作風はほぼ変化はないものの、いくぶん現代的な端正な音作りになっており、かつてのアングラ感はやや薄れています。
No Savior|ノー・セイヴィア
シングル (2017年)
The Worst of Times|ザ・ワースト・オブ・タイムス
ミニアルバム:EP (2017年)
Take Me in My Sleep / Contusion|テイク・ミー・イン・マイ・スリープ
スプリット (2017年)
Raping the Willing|レイピング・ザ・ウィリング
シングル (2019年)
Pray for the End|プレイ・フォー・ザ・エンド
ミニアルバム:EP (2020年)