★ ROLLINS BAND(ロリンズ・バンド)ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|USハードコアシーン最強のカリスマ?!ヘンリー・ロリンズによる実験的ヘヴィロックプロジェクト!!…必聴アルバムは?

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  1. ロック,ブルーズ,ジャズ,ファンク, プログレ!…伝説のハードコアバンドBLACK FLAGのカリスマフロントマンが全てを飲み込み生み出した他に類を見ない混沌のウルトラヘヴィロック!
    1. ROLLINS BAND|DISCOGRAPHY
      1. Life Time|ライフ・タイム
      2. Hard Volume|ハード・ヴォリューム
      3. The End of Silence|ジ・エンド・オブ・サイレンス
      4. Weight|ウェイト
      5. Come In and Burn|カム・イン・アンド・バーン
      6. Get Some Go Again|ゲット・サム・ゴー・アゲイン
      7. Nice|ナイス
    2. ROLLINS BAND|オムニバス/ライヴ etc
      1. The End of Silence Demos|ジ・エンド・オブ・サイレンス・デモズ
      2. Weighting|ウェイティング
      3. Live Split Album with Dutch band Gore – Recorded @ El Mocambo, Toronto, Ontario 5.17.87|ライヴ・スピリット・アルバム・ウィズ・ダッチ・バンド・ゴア – レコーデッド@モカンボ, トロント, オンタリオ5.17.87
      4. Do It – Studio Outtakes and Live|ドゥ・イット – スタジオ・アウトテイクス・アンド・ライヴ
      5. Turned On|ターンド・オン
      6. Electro Convulsive Therapy|エレクトロ・コンヴァーシヴ
      7. Insert Band Here: Live In Australia, 1990|インサート・バンド・ヒア:イン・オーストラリア, 1990
      8. A Clockwork Orange Stage|ア・クロックワーク・オレンジ・ステイト
      9. The Only Way to Know for Sure: Live in Chicago|ジ・オンリー・ウェイ・トゥ・ノウ・フォー・シュアー:ライヴ・イン・シカゴ
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ロック,ブルーズ,ジャズ,ファンク, プログレ!…伝説のハードコアバンドBLACK FLAGのカリスマフロントマンが全てを飲み込み生み出した他に類を見ない混沌のウルトラヘヴィロック!

ROLLINS BANDはアメリカのハードコアバンドBLACK FLAG(ブラック・フラッグ)のフロントマンだったヘンリー・ロリンズ(Henry Rollins)のによるプロジェクト的な性格のヘヴィロックバンド。

BLACK FLAGは、80年代のUSハードコアシーンではMISFITS(ミスフィッツ)と並ぶ大物で、ヘヴィメタルファンにも知られる知名度と影響力を持っていた存在。
ヘンリー・ロリンズはそのBLACK FLAG全盛期にフロントマンを務めており、その鬼気迫るパフォーマンスで中心人物のグレッグ・ギン(Gt.)とともにUSハードコアシーンのカリスマとして知られています。

BLACK FLAGは、BLACK SABBATHのサウンドをハードコアに取り入れるメソッドを作り上げたことでグランジのルーツとしても知られており、当時ブレイクして飛ぶ鳥を落とす勢いだったグランジシーンのトップアーティストが、ロリンズの前ではいちファンに戻ってはしゃぐくらいの存在でした。

その影響力は絶大で、ハードコアシーンやグランジシーンはもちろんのこと、オルタナティヴロック,ドゥーム/ストーナー/スラッジなどのダウナー系ヘヴィロックから、ヘヴィグルーヴ,ニューメタル,スラッシュ/デスメタルなど広範囲に及んでいます。

ロリンズがBLACK FLAG解散後に自身のソロプロジェクトとして結成したのがROLLINS BANDで、BLACK FLAG後期に取り組んでいた“ハードコアmeetsハードロック/ヘヴィロック”の試みをさらに拡大して推し進め、ブルーズ,ハードロック,ヘヴィメタル,プログレッシヴロック,ジャズ…など、ロリンズが持つ幅広い音楽的バックボーンを反映させた、独自のヘヴィロックサウンドを追求するようになります。

また、ロリンズは音楽活動の他にも俳優業などを含め幅広い分野で活動を続けている才人でもあり、出版者の経営を行っている他、スポークンワードの記録もCDとして多数リリースされています。

ROLLINS BAND|DISCOGRAPHY

Life Time|ライフ・タイム

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オリジナルアルバム – 1作目 (1987年)

ブルージー&ロッキンでジャジーなテイストを持つヘヴィハードコア。…という点ではその後の作風とも大きな違いはないのですが、楽曲は全盛期ほど緻密に練りこまれた作風ではなく、もっとジャムっぽい荒さのあるライヴ感の強いものです。

ヘヴィネス:★★★★☆|テンション:★★★★☆|プログレ度:★☆☆☆☆
ロッキン度:★★★☆☆|ブラック度:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆

代表作 通好み 実験作

Hard Volume|ハード・ヴォリューム

ROLLINS_BAND_Hard Volume

オリジナルアルバム – 2作目 (1989年)

基本的には前作と同路線でジャムテイストの強い作風ですが、プログレ的とも表現できる実験的な要素が強まっており、より多彩になった楽曲の構成要素が複雑に絡み合っています。さらにヘヴィネスも格段に強化され熱量を増したサウンドは、前後の2作品をつなぐものとも言えます。

ヘヴィネス:★★★★☆|テンション:★★★★★|プログレ度:★★★☆☆
ロッキン度:★★★★★|ブラック度:★★★☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 入門盤 通好み 実験作

The End of Silence|ジ・エンド・オブ・サイレンス

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オリジナルアルバム – 3作目 (1992年)

基本的には前作までのスタイルの発展系といった作風なのですが、さらに多くのエッセンスが詰め込まれた濃密なサウンドは、ありがちな“これまでの総決算”という表現には当てはまらないもので、過去作とは別物に生まれ変わったと言っていいほど。次作からまた作風が変わってこれ1作のみので終了することもあり、まさにオンリーワンの異色作ともいえるアルバムです。

これまでのルーズなジャムテイストやハードコア的なロウ&ラフな音作りはは影を潜め、緻密に構築された整合感を持った作風となっており、プログレッシヴロックとして聴くことも可能なテクニカルにな作風は、時にKING CRIMSON(キング・クリムゾン)やエレクトリック期のマイルス・ディヴィスを引き合いに出して語られることもありました。
メジャーデビュー作ということもあり、音作りもこれまでと異なるクリアで端正につくり込まれたメジャー感のあるもので、楽曲もよく練られフックにあふれたものですが、メリハリが効いているもののヴォーカルとバンドの熱量と過剰さはこれまでをはるかに上回るもので、決して小綺麗にまとまったメインストリームロックではありません。

そのダークでヘヴィな作風にはある面でのちのTOOLにも通じる部分も見られますが、実際にブレイク前のTOOLはROLLINS BANDのサポートを務めており、ロリンズ本人もTOOLの1stにゲスト参加したり注目の新人として各方面でプッシュするなどバックアップしていました。これらのつながりからも、ここでのサウンドがTOOLサウンドのルーツのひとつである可能性はかなり高いでしょう。

ヘヴィネス:★★★★★|テンション:★★★★★|プログレ度:★★★★☆
ロッキン度:★★★☆☆|ブラック度:★★☆☆☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 通好み 実験作

Weight|ウェイト

ROLLINS_BAND_Weight

オリジナルアルバム – 4作目 (1994年)

ジャズ/ファンク系を中心に活動しており、数々の超大物と共演してきたベーシストメルヴィン・ギブス(Melvin Gibbs)が加入というサプライズもあり、一般的には最も評価が高くセールス的にも成功したアルバム。
ギブス加入の影響もあり、ベーシックな部分では前作までを踏襲しつつもよりジャズ/ファンクのエッセンスが濃厚で、ブラックミュージック由来のグルーヴが強化されてミクスチャーロック的な側面も強くなりました。
一聴するとやっていることは前作と変わらないのものの、ベクトルが違ってきたことでサウンドから受ける印象はかなり異なります。しかし、これ以前の作品を俯瞰して振り返るって見ると前作の方が異質にも思えます。
いずれにせよ、聴き手に緊張感を強いる作風と熱量に満ちたサウンドに変わりはなく、前作と並んで彼らのキャリアの頂点にある作品でもあり、充実ぶりは甲乙つけがたいものです。

ヘヴィネス:★★★★☆|テンション:★★★★☆|プログレ度:★★★☆☆
ロッキン度:★★☆☆☆|ブラック度:★★★★☆|総合評価:★★★★★

殿堂入り 代表作 入門盤 賛否両論 通好み 実験作

Come In and Burn|カム・イン・アンド・バーン

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オリジナルアルバム – 5作目 (1997年)

メンバーは前作と同じ編成で作風にも大きな違いはありませんが、張り詰めたようなテンションはほとばしるような熱量はやや薄れ、しなやかさと柔らかさを感じるリラックスした雰囲気が増しています。
ハードコア由来のストレートな初期衝動や、ハードロック的なカタルシスを感じさせる展開はあまり見られなくなり、好意的に考えれば抑制の効いた大人のヘヴィロックを作り上げたとも言えますが、ややメリハリを欠いた淡白な印象も拭えません。

ヘヴィ度:★★★★☆|ハード度:★★★★☆|メロディ:★★★★☆
大作度:★★★★☆|マニア度:★★★★☆|総合評価:★★★★☆
入門盤 賛否両論 通好み スルメ盤

Get Some Go Again|ゲット・サム・ゴー・アゲイン

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オリジナルアルバム – 6作目 (2000年)

バンド体制が一新され、無名の若手ハードロックバンドMOTHER SUPERIOR(マザースペリアー)を、バックバンドとして携えたユニットとなりました。サウンドにもMOTHER SUPERIORの音楽性が反映され、ヴィンテージ色を漂わせたロックンロール色の強いハードロックサウンドとなっており、70年ファンクロックのエッセンスも感じられます。
これまでの複雑で独創的なサウンドからオーソドックスでストレートなハードロックへの変化については賛否が分かれますが、十分に魅力的なものではありますし前2作での作風はすでにやや行き詰まりが感じられていましたので、ひとまず比較的好意的に受け止められるものです。
ここでの変化は当時のヴィンテージ系ハード/ヘヴィロックやハードロックンロール/ガレージロックリバイバルなど、ストレートな温故知新系サウンドの人気の高まりも追い風になっており、ROLLINS BANDも『フジロックフェスティバル’20』に参加するなど改めて注目を集めました。

ヘヴィネス:★★★☆☆|テンション:★★★★☆|プログレ度:★☆☆☆☆
ロッキン度:★★★★★|ブラック度:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆

殿堂入り 入門盤 賛否両論 実験作

Nice|ナイス

ROLLINS_BAND_Nice

オリジナルアルバム – 7作目 (2001年)

ROLLINS BANDとしては現時点でのラストアルバムで、前作に引き続きMOTHER SUPERIORとのコラボレーションで作られた作品。
音楽的にもほぼ完全に前作を踏襲したもので、高いレベルでの安定感を持ったヴィンテージでファンキーでロッキンなハードロックサウンド。単なるハードロックアルバムとしてはとらえるなら、特に文句をつけるところのない完成度で間違いなく一級品の仕上がりです。
しかし、こういった意味での安定感がROLLINS BANDに求められるものかはやや疑問ですし、ロリンズもリラックスして楽しんでいる様子は感じられますが、以前のような張り詰めたテンションを期待するリスナーにとっては、贅沢とはいえやや物足りなさが残るのは否めません、

ヘヴィネス:★★★☆☆|テンション:★★★★☆|プログレ度:★☆☆☆☆
ロッキン度:★★★★★|ブラック度:★★☆☆☆|総合評価:★★★★☆

入門盤 賛否両論

ROLLINS BAND|オムニバス/ライヴ etc

The End of Silence Demos|ジ・エンド・オブ・サイレンス・デモズ

ROLLINS_BAND_The_End_of_Silence_demo

ライヴアルバム (2002年)

Weighting|ウェイティング

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ライヴアルバム (2004年)

Live Split Album with Dutch band Gore – Recorded @ El Mocambo, Toronto, Ontario 5.17.87|ライヴ・スピリット・アルバム・ウィズ・ダッチ・バンド・ゴア – レコーデッド@モカンボ, トロント, オンタリオ5.17.87

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ライヴアルバム (1987年)

Do It – Studio Outtakes and Live|ドゥ・イット – スタジオ・アウトテイクス・アンド・ライヴ

ROLLINS_BAND_Do_It_Studio_Outtakes_and_Live

ライヴアルバム (1988年)

Turned On|ターンド・オン

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ライヴアルバム (1990年)

Electro Convulsive Therapy|エレクトロ・コンヴァーシヴ

ROLLINS_BAND_Electro_Convulsive_Therapy

ライヴアルバム (1993年)

Insert Band Here: Live In Australia, 1990|インサート・バンド・ヒア:イン・オーストラリア, 1990

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ライヴアルバム (1999年)

A Clockwork Orange Stage|ア・クロックワーク・オレンジ・ステイト

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ライヴアルバム (2001年)

The Only Way to Know for Sure: Live in Chicago|ジ・オンリー・ウェイ・トゥ・ノウ・フォー・シュアー:ライヴ・イン・シカゴ

ROLLINS_BAND_The_Only_Way_to_Know_for_Sure_Live_in_Chicago

ライヴアルバム (2002年)

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