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★ ATROCITY(アトロシティ) ディスコグラフィー ★ デス,プログレ,ゴシック,インダストリアル,グルーヴeta…その全方向で一級品の実力派ジャーマン・デスメタルバンド!!…必聴アルバムは?

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最新モードを吸収し続け、ドイツ最強のテクニカル・デスメタルからゴシックメタル,インダストリアルメタル,グルーヴメタルなんでもありのオルタナ・メタルへと変貌を遂げた八方美人の実力派ジャーマン・デスメタル・バンド!!

ATROCITYのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

ATROCITY(アトロシティ)は、ドイツを代表するデスメタル・バンド。

デスメタル不毛の地ドイツが誇る名バンド!!

80年代のスラッシュメタル・ムーヴメントにおいては、本場アメリカに次ぐほどの存在感を見せたジャーマン・メタルシーン。
しかし、その段階でスラッシュメタルとして、デスメタルに匹敵するエクストリミティとブルタリティに到達してしまったためか、ドイツではデスメタル・ムーヴメントの全盛期においても、アメリカや北欧ほどにシーンが拡大することはありませんでした。

ATROCITYは、そんなデスメタル・ムーヴメント最盛期のドイツ・メタルシーンの中で、MORGOTH(モーゴス)やFLESHCRAWL(フレッシュクロウル)と共に気を吐いていた、数少ないジャーマン・デスメタル・グループでした。

テクニカル・デスメタルとして頭角を表す!?

ATROCITYの音楽スタイルは、最初期とそれ以降では大きな変化が見られます。

80年代の中期からは、INSTIGATORの名でハードコア/グラインドコアを展開していたATROCITYですが、テクニカル・デスメタルとしてデビューを果たしました。

最初期の2作のフルアルバムまでは、時にジャズなどの素養も感じさせる、プログレ的とも表現されるような目まぐるしく複雑な展開を持ち味とした、ブルータルでハイテンションなテクニカル・デスメタルを展開しており、その変態的な技巧性と完成度の高さでマニアの注目を集めました。

オルタナティヴなデスメタルを追求!?

ATROCITYは、同時期に活躍したジャーマン・デスメタル・バンドのMORGOTH(モーゴス)同様に、実験精神の旺盛なグループでもあり、両バンド共に、初期のデスメタル・ムーヴメントの収束とともに、オーソドックスなデスメタルサウンドにはいち早く見切りをつけて、ポスト・デスメタルを探る展開へと移行しています。

そのため3作目で、グルーヴメタル,ゴシックメタル,ニューウェイヴ・リバイバルなど、当時メタルシーンの最新モードを積極的に取り入れた作風へとシフトしたのを皮切りに、それらを主軸として多彩なアプローチを展開してゆくことになります。

サイドプロジェクトにも意欲的!?

ATROCITYは、本来のスタイルでの活動と並行して、同じATROCITY名義ながらサイドプロジェクトに近いかたちで、通常とは異なる実験的なアプローチによる企画盤として、いくつものタイトルをリリースしています。

ここでは、アルバムごとにゲストヴォーカリスト/ミュージシャンを迎えて、本来の音楽性とは全く異なるサウンドを展開しており、ゴシックメタル,ゴシックフォーク,トラッドメタル,インダストリアルメタル,80年代ニューウェイヴ・ポップのヘヴィメタル・スタイルでのカバーなど、多岐にわたるコンセプト試みています。

多彩なバックグラウンドに確かな技術と優れたセンスが加わった実力派だけあって、これらは一朝一夕なにわかチャレンジとは全くレベルを異にしており、どのアプローチでも高い水準に達しています。

フロントマンを中核として精力的に活動中!?

現在のATROCITYは、創設メンバーは中心人物であるアレクサンダー・クルル(Vo.etc)のみとなっていますが、現在に至るまで作品リリースを含めた精力的な活動を続けています。

企画盤で大胆なアプローチを行っているぶん、オリジナルアルバムでは基本的にデスメタルベースの作風を踏襲しており、根本的な音楽性の変化は見られませんが、それでもデスラッシュ,プログレッシヴ・メタルなど新しいエッセンスも取り入れるています。

次ページはATROCITYのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

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