音楽用語|れ|『レイド・バック:Laid-back』【表現/技法】
“くつろいだ”, “リラックスした”といった意味で、イメージ的には“ゆるい”という表現が近いかもしれません。
「レイドバックしたサウンド」などというように、主に音楽性の表現として使用されますが、リズムのとり方などの音楽技法/表現などにも用いられます。
特にブルースやカントリーなどのアメリカンルーツミュージックやレゲエなどをベースにした、テンポが遅めでゆったりしたサウンドにを指す表現として用いられることが多く、大陸的でおおらかな作風が多いアメリカンロック系のサウンドなどが、これに該当する傾向にあります。
たとえテンポが遅くても、極端にテンポを落としたエクストリームなダウナーサウンドなどに対しては、基本的にはあまり用いられません。