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【Wikiに無い!】ハードR&R(ロックンロール)紹介:元祖編 – MOTORHEADファミリー&レジェンド 編:重要バンド15選【ビギナー必見・必聴|ヘヴィメタルジャンル徹底解説】

ヘヴィメタルライヴ中にメロイックサインを掲げるオーディエンスのイメージ ジャンル解説
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英国以外のエリアにMOTORHEADに匹敵するハードR&Rのカリスマはいるの?

オールドスクールな米国発R&Rのをハード&ヘヴィにアップデートしたのはMOTORHEADを中心としたイギリスなどシーンでしたが、R&R発祥の地で様々に進化したスタイルが生き続ける本場アメリカや、独自のアンダーグラウンドなR&Rやガレージロックのシーンが息づく北欧などには、MOTORHEAD系のハードR&Rサウンドとは一味も二味も異なるもののそれに匹敵するレベルのカリスマが存在しています。

そんな中でもヘヴィメタルリスナーにも比較的知名度が高く、ハードR&Rファンなら知っておくべき大物を紹介しましょう。

R&Rレジェンド – アメリカ編:ロックンロールの本場でカリスマと呼ばれるバンドは?!

アメリカはさすがに本場だけありハードなR&Rを演るバンドは数限りなく存在しますが、その中でもMOTORHEADに匹敵しうる存在といえば、カリスマイギー・ポップ(IGGY POP)率いるTHE STOOGES(ザ・ストゥージス)と、まさにカルトバンドのBLUE ÖYSTER CULT(ブルー・オイスター・カルト)でしょう。

THE STOOGES(IGGY & THE STOOGES)|ザ・ストゥージス(イギー & THE STOOGES)

“パンクのゴッドファーザー”などという異名で呼ばれることもある、イギー・ポップ(IGGY POP)率いるバンド。

イギー・ポップは英国にレミー(MOTORHEAD)がいるならば米国にはイギーありというくらいの、ハードR&Rシーンのみならず全ロックシーンに大きな影響力を持つレジェンドです。
THE STOOGESは活動期間が短かったこともあり、世間的にはイギー・ポップというとソロ時代の印象が強ですが、ハードR&Rのバンドやファンには「THE STOOGESこそ至高」という声が根強く渦巻いています。

イギー・ポップは、音楽性が一貫してほぼ大きな変化が無いMOTORHEADとは異なり、時代によってスタイルを変えたオルタナティヴなアティチュードのアーティスト。
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)と組んでのグラムロック,ニューウェイヴ時代を経て,グラムメタル,グランジ,90’sオルタナティヴロックという風に幅広い音楽性を持ち、アルバムによってスタイルの異なるサウンドにチャレンジしています。

とはいえハードロック寄りのヘヴィ&ハードなやさぐれガレージR&Rが最大の持ち味なのは間違いなく、ソロでも定期的にアグレッシグなスタイルをリバイバルしていますし、その到達点だったTHE STOOGESはハードガレージR&Rの金字塔として後続バンドにリスペクトされています。

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BLUE ÖYSTER CULT|ブルー・オイスター・カルト

BLUE ÖYSTER CULTはアメリカの元祖ヘヴィメタルバンドとして語られることが多い存在ですが、実際はニューヨークパンク/ニューウェイヴやアート/文学などとの関係も深いインテリバンドです。

サウンド面では日本語ナレーションで有名なGodzilla(ゴジラ)』やホラームービーの挿入歌に欠かせない『The Reaper(死神/リーパー)』などでヒットを飛ばした、中期以降のソフィスティケートされたハードロック/ヘヴィメタル時代のイメージが強いですが、その初期はガレージロック色の強いヘヴィロックンロールバンドでした。

70年代前半の時点で彼らが完成させていた、ニューヨークアンダーグラウンドのアート感覚や知性を感じさせながら、MOTORHEADに匹敵する疾走感と破壊力を持つ爆走ロックンロールは、今もオンリーワンの存在感を放ちます。

その強烈な個性ゆえにフォロアー不在という孤高の地位を守り続け、違いのわかるリスナーに支持されているやや通好みなバンドの位置にあります。

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MC5|エム・シー・ファイヴ

MC5は、異例のライヴアルバムデビューした1969年当時としては、破格のドライヴィンな疾走感とジャンクな荒々しさを持った、初期衝動炸裂型のアグレッシヴなロックンロールサウンドを展開していたバンド。

ハードロック, パンク, ガレージロックなどのプロトライプのひとつで、各シーンではそれぞれのジャンルの始祖として崇められるレジェンドの座にあり。ハードロックンロール系のビッグネームからも、大きな影響を受けた存在として何度となく名を挙げられています。

代表曲である”Kick Out the Jams”は、MICHAEL MONROE, ENTOMBED, RAGE AGAINST THE MACHINE, MONSTER MAGNET, BAD BRAINSといった、そうそうたる顔ぶれによって何度となくカバーされています。なお、中心メンバーのウェイン・クレイマーはMOTORHEADレミーとも旧知の仲。

R&Rレジェンド – 北欧編:ヨーロッパ最強のロックンロールシーンのカリスマは?!

“北欧爆走R&R”ムーヴメントでハードR&Rシーンを活性化し世界的に影響を栄光を与えた北欧は、独自の60年代から独自のガレージロック/R&Rシーンが息づくエリアで、どの時代にも英国や米国とも一線を画したアンダーグラウンドなバンドが活動を続けていました。

中でも、ヘヴィメタル/パンクなど多くのジャンルでカリスマ的存在として支持されているのが、HANOI ROCKS(ハノイ・ロックス)です。

HANOI ROCKS|ハノイ・ロックス

フィンランドのHANOI ROCKSは、80年代前半に活動していた北欧R&Rシーンの重鎮。サウンド,ビジュアルともにグラムロックをベースにしたスタイルで、USグラムメタル(LAメタル)と共通する部分が多いバンドです。
実際にグラムメタル勢とも交流があり、Guns N’ Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)のように彼らからの影響を表明するバンドも数多く存在します。

音楽性はUSグラムメタル勢とは異なり、ハードロック/ヘヴィメタルよりもパンク/ニューウェイヴからの影響が濃くオルタナティヴ要素が強いもので、そのイギー・ポップとも重なるポップながら通好みでもあるサウンドは、メタルファンも含め幅広い層のリスナーやアーティストからの支持を集めています。

ハードさやヘヴィさに限れば後の北欧ハードR&Rには及びませんが、北欧シーンではルーツ的存在としてリスペクトされていて、00年代にはハードR&Rブームのアオリもあって一時的な再結成も実現しました。

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