Contents
- 1エクストリームなスタイルのジャーマンスラッシュBIG3の中で唯一、常に時代と共に進化を続けてきた実験精神あふれるスラッシュメタルバンド!
- 1...1ジャーマン・スラッシュBIG3の一角!!
- 1...2絶えず進化を続けて現役感を維持!?
- 1...3KREATORの音楽性は!?:80年代
- 1...4KREATORの音楽性は!?:90年代
- 1...5KREATORの音楽性は!?:00年代〜
- 1.1KREATOR|DISCOGRAPHY
- 1.1.1Endless Pain|エンドレス・ペイン
- 1.1.2Pleasure to Kill|プレジャー・トゥ・キル
- 1.1.3Terrible Certainty|テリブル・サータニティ
- 1.1.4Extreme Aggression|エクストリーム・アグレッション
- 1.1.5Coma of Souls|コーマ・オブ・ソウル
- 1.1.6Renewal|リニューアル
- 1.1.7Cause for Conflict|コース・フォー・コンフリクト
- 1.1.8Outcast|アウトキャスト
- 1.1.9Endorama|エンドラマ
- 1.1.10Violent Revolution|バイオレント・レヴォリューション
- 1.1.11Enemy of God|エネミィ・オブ・ゴッド
- 1.1.12Hordes of Chaos|ホーズ・オブ・ケイオス
- 1.1.13Phantom Antichrist|ファントム・アンティクライスト
- 1.1.14Gods of Violence|ゴッズ・オブ・ヴァイオレンス
- 1.1.15Hate über alles|ヘイト・ユーバー・アレス
- 1.1.15.1◎ KREATORはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
- 1.1.15.2オールドスクールなスラッシュメタルのオススメは!?
- 1.1.15.3中期の実験路線おオススメは?
- 1.1.15.4スラッシュ・リヴァイヴァル路線のおオススメは?
- 1.1.15.5末期モダンスラッシュ路線のおオススメは?
◎ KREATORはコレを聴け!! ライターおすすめアルバム!
KREATORは常に進化を続けて作風が変化しているいるバンドなので、最初はこれを聴いておけば間違いないという決定盤を決めるのは難しい面があります。
アルバムごとの作風と聴き手の好みによって、“ファーストKREATOR”を選ぶとよいでしょう。
オールドスクールなスラッシュメタルのオススメは!?
やはりKREATORにはオールドスクールな王道スラッシュメタルを期待するリスナーが多いでしょう。
その点においては、やはり初期作品がから選ぶことになりますし、人気昨夜オススメも初期に集中します。
プリミティヴ・スラッシュの頂点にあたるという意味では、『Terrible Certainty(3rd)』。
丹精な音づくりで整合感を重視するならば、多様性が増してバランスもよい『Extreme Aggression(4th)』あたりが入り口には最適です。
ただし、より初期衝動重視の作風が好みなら『Endless Pain(1st)』も選択肢に入ります。
中期の実験路線おオススメは?
ゴシックやインダストリアルの要素を取りいれて試行錯誤を繰り返していた90年代は、カタログ中でも特に実験性が強いものが多い時期です。
そのため、スラッシャーにとっては好き嫌いが大きく別れ、リスナー/メディア共にその評価は千差万別ですが、いずれもクオリティ自体は非常に高いレベルにあり、非常に個性的でユニークな仕上がりを見せており、興味があれば一聴の価値ありです。
ヘヴィメタル的なメロディやドラマ性重視なら、ゴシカルでダークなテイストとメタル様式美が共存した『Coma of Souls(5th)』がイチ押し。
個々の楽曲の多様性と独創性、総合的な完成度においては、『Renewal(6th)』が際立っていますが、少食ミニマル気味な作風とややインダストリアル的な音づくりで、好みが分かれる面があります、
ゴシックメタラーならば、完全にゴシックメタルのに転じた異色作『Endorama(12th)』もオススメです。
この時期では例外的なスラッシュアルバム『Cause for Conflict(7th)』は、ハードコアな音づくりとヘヴィネス重視の作風ながら、スラッシャーならば必聴の隠れた名盤です。
スラッシュ・リヴァイヴァル路線のおオススメは?
スラッシュリヴァイヴァルのブームを背景とした、00年代のスラッシュ回帰時代と呼ばれるアルバムの中では、完成度については『Hordes of Chaos(12th)』がベストでしょう。
それには一歩及びませんが、『Enemy of God(11th)』もそれに次ぐレベルで、なかなかの出来栄えと言えます。
末期モダンスラッシュ路線のおオススメは?
メロデスやパワーメタルを取り入れた、10年代以降のモダンスラッシュ路線3作は、いずれも水準以上で好評を得ており、近年は新たな黄金期ともいえる状況となっています。
その中でも純粋な完成度問う意味では、『Phantom Antichrist(13th)』が頭ひとつ以上抜きんでています。
ただし、スラッシュよりも正統派のヘヴィメタル/パワーメタルを好むリスナーならば、『Hate über alles(15th)』の方が入りやすいでしょう
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